台湾製のメカニカルバンク、と言っても、かなり以前のものと思いますが収蔵しました。現在は、中国製のものが多いようです。
上の写真、メカニカルバンク、鉄製、高さ19センチ、横幅21センチで、かなり重量が有ります。これは、バネを使ったカラクリ貯金箱で、手前のサルの口に硬貨をくわえさせ、台座正面の留め金を下げると、向こうの箱に硬貨を入れるというカラクリです。
今から見ると、非常にシンプルなカラクリ貯金箱ですが、基本的にはバネで、いろいろな仕様のものが作られ、1900年前後、アメリカで大ブームが起こり、数百種類のメカニカルバンクが発売されました。現在流通しているメカニカルバンクは、台湾、最近では中国のレプリカが大半の様です。私も、台湾・中国製を含め、8種類の収蔵となりました。
シンプルで、素朴、重量のある鉄製、個性的なカラクリ貯金箱として、なかなか魅力があります。