Lee's Diary

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特集ドラマ ナイフの行方  後編  *感想*

2015-01-13 | 冬ドラマ(2015)感想
後編のほうが山田太一節が強いように感じるわねぇ。
それにしても、、引っ張りに引っ張った、拓自(松本幸四郎)の闇、、衝撃的だったわぁ。

丹波(津川雅彦)と拓自の二人での体験だったこと、、
それは思い出したくもない酷い出来事だったこと、、
その場から逃げて、逃げて、戻ることができなかったこと、、
未だに、それが何だったのか、よく分からないこと、、
その体験に、いまだ恥ずかしさを抱いていること、、
人間って分からないと思いたくなったこと、、、、、
などという、よく分からんコトを、事前に丹波に語らせて、、
一体全体、この二人は何を体験したというのだ??と惹きつけておいての、あの告白なんだもんねぇ。
二人は、決して立ち入ってはいけないところに足を踏み入れてしまったのね。
とてつもなくデリケートで、複雑で、難しい問題に、安易に手をつけてしまったのね。

拓自が次男(今井翼)に投げかける痛烈な言葉の数々も心に残る。
あんな体験をした拓自が投げかける疑問や
苦しい想いを抱えながら生きてきた拓自が訴える考えには、説得力が感じられるわねぇ。
万事が軽い。泣くな。軽いんだ。軽くてムカムカする。
そんな言葉で次男を叱咤してしまう気持ちも分からなくはないわねぇ。

それにしても、、オリエ(松坂慶子)と丹波が、自分から言い出すように仕向けた、、だとか、、
次男とカオリ(相武紗季)を結びつけるために、あえて「会うな」と言った、、だとか、、
まるで、自分には人の気持ちを動かす力があるかようなコトを得意気に言っちゃってたよねぇ、、拓自さんったら。
そんなこんなも含めての「人間って痛い。」なのだと捉えていいのかしら。

人間って痛い。
人間って分からない。
人間はいいね。
人間はどんどん変わるもんでしょ。
・・・人間って、、、なあんてコトを、ふと考えたくなるわねぇ。

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特集ドラマ ナイフの行方  前編  *感想*

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