悪夢ちゃん 第５話 ＊感想＊

＊　「ホー夢」　＊

３話で急に学園ものっぽい雰囲気を前面に押し出してきたコトに戸惑いつつも
今後はこの路線でいくつもりなのね～　などと思いながら　続く４話も視聴したというのに
今度は　またしても序盤の回で見せられたストーリーに戻ってしまった感じがして　
観ていて少々落ち着かない気持ちにさせられる。
３話・４話と彩未（北川景子）が受け持つクラスのストーリーをじっくりと見せられたことによって　
クラスの子供達やクラスの雰囲気　彩未の授業風景といったものに慣れてきたところだったし　
何より　彼女の風変わりな授業が非常に面白かっただけに　今回は少々物足りなさを感じてしまうわぁ。
まあ　それでも　志岐（GACKT）と琴葉（優香）が大きく動き出してきて　
彩未と結衣子（木村真那月）を脅かしそうな気配が漂い始めたり
彩未が自ら積極的に夢を見て　その夢を使って問題を解決しようと試みたり
彩未の心の影の存在について気を持たせる演出がされていたりと　楽しめる内容だったのだけど。
「先生、人の無意識に付き合っている場合じゃないみたい。」　などと　
教師としてはあるまじき暴言を吐いて　助けを求めてきた結衣子を拒みつつも
予知夢で得た警告を　結衣子自身が自分の言葉で翔（千葉裕太）に伝えることができるようにもっていく・・
そんな彩未の様子が今回の一番印象的なトコロかなぁ。　チョッと待ったポーズも可愛かったし。

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大奥 ～誕生～［有功・家光篇］ 第５話 ＊感想＊

＊　「愛する女が他の男に抱かれる夜」　＊

有功（堺雅人）・家光（多部未華子）・玉栄（田中聖）・正勝（平山浩行）らの哀しい想いが伝わってくる第５話。
心と体は別物だなどと悟りきったようなことを言っていても　やはり恋するひとりの男・・
耐え難い想いに激しく苦しむ有功に　
有功への献身的な想いを見せ続け　大好きな有功にはいつまでも清くあってほしいと願う玉栄
そして　そんな想いを受け止める有功と玉栄の間に見える師弟愛など　二人の想いは特に心に残る。
荒れ果てた部屋でもって　有功の凄まじいまでの苦悩を見せるというのが　特に素晴らしいわねぇ。
廊下側の障子には傷つけることができなかった自分を見栄っ張りだと蔑む様子も　
有功の言いようの苦しみや葛藤が　ひしひしと伝わってきていい。
捨蔵（窪田正孝）を足蹴にする家光の様子も　たまらなく好き。
気位の高さや　気の強さ　意思の強さを見せてくれる家光にゃあ　大満足。
「お前がわしを抱くのではない。わしがお前を抱くのだ。」という言葉が切なくって辛い。
粗忽で　思っていることを口から全て垂れ流しちゃう捨蔵も
上様が若くてか弱そうな女であることが分かった途端　態度を急変させちゃう軽さだとか
女の扱いに手馴れた感じだとか　女の扱いに関しちゃ並々ならぬ自信を持っている感じだとか・・
いたるところで　いい雰囲気を醸し出していて　愛すべきお馬鹿キャラとして魅力的に描かれるし　
満足できるストーリーだったわぁ。

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