そんな四枚の【封禁物】を前にしてカノンが出来る事は鎮魂歌を歌う事くらいだった。
【ロスター】氏が持っている【通信玉】の音声をオンにしてもらって、カノンは【ゆのあ】と共に歌った。
それを聴いたからか、それまで、【禁存館】に漂っていた禍々しい雰囲気がいくらか緩んだ気がした。
だからといって、封印が解かれるという事にはならないのだが、それでも少しは気が晴れたのかも知れない。
【ロスター】氏は、他にも【禁存館】の成り立ちや、他の【禁存館】などの軽い情報なども話してくれた。
やはり、本家本元のソリイントゥス・ワールドよりも遙かに規模は小さいが、それでもこのソリイントゥスのエリアには数え切れないくらいの【禁存館】が点在する事もわかった。
他にも【解放者】達の主張や対立の事なども聞かせてくれた。
それに対する【ロスター】氏の考えなども詳しく聞かせてもらった。
最初は頼りない雰囲気だったが、やはり隊長をしているだけあって、【ロスター】氏の考えはそれなりにしっかりしていた。
やはり、【禁存館】を知っておいて正解だったとカノン達は思った。
【禁存館】の事を知らずにソリイントゥスとの【コンタクト・ポイント】に行っても何しに来たと思われるのが関の山だっただろう。
危険だからと言って避けてばかりは居られないという事だ。
危険でも何かしらのコンタクトの仕方を模索していけば、それなりになんとかなるものだと言うことでもある。
【ロスター】氏の説明は的確だったので、思いの外、早く【禁存館】見学を終えたカノン達は【まめぽん】達が帰って来た時のために、ごちそうを用意して待つことにした。
少しして戻って来た【まめぽん】は、
「凄かったタヌ。みんなにも見せたかったタヌ」
と興奮気味だった。
カノン達もレマのエリアに行ったら是非【光車】に乗ってみようと思うのだった。
【まめぽん】達も合流した事で、カノン達も次へ進む事にした。
【ロスター】氏にはお礼に作ったクッキーをプレゼントした。
【ロスター】氏は頬を赤らめ、
「また、何かあったら協力しますんで」
と言って喜んだ。
【ロスター】氏が持っている【通信玉】の音声をオンにしてもらって、カノンは【ゆのあ】と共に歌った。
それを聴いたからか、それまで、【禁存館】に漂っていた禍々しい雰囲気がいくらか緩んだ気がした。
だからといって、封印が解かれるという事にはならないのだが、それでも少しは気が晴れたのかも知れない。
【ロスター】氏は、他にも【禁存館】の成り立ちや、他の【禁存館】などの軽い情報なども話してくれた。
やはり、本家本元のソリイントゥス・ワールドよりも遙かに規模は小さいが、それでもこのソリイントゥスのエリアには数え切れないくらいの【禁存館】が点在する事もわかった。
他にも【解放者】達の主張や対立の事なども聞かせてくれた。
それに対する【ロスター】氏の考えなども詳しく聞かせてもらった。
最初は頼りない雰囲気だったが、やはり隊長をしているだけあって、【ロスター】氏の考えはそれなりにしっかりしていた。
やはり、【禁存館】を知っておいて正解だったとカノン達は思った。
【禁存館】の事を知らずにソリイントゥスとの【コンタクト・ポイント】に行っても何しに来たと思われるのが関の山だっただろう。
危険だからと言って避けてばかりは居られないという事だ。
危険でも何かしらのコンタクトの仕方を模索していけば、それなりになんとかなるものだと言うことでもある。
【ロスター】氏の説明は的確だったので、思いの外、早く【禁存館】見学を終えたカノン達は【まめぽん】達が帰って来た時のために、ごちそうを用意して待つことにした。
少しして戻って来た【まめぽん】は、
「凄かったタヌ。みんなにも見せたかったタヌ」
と興奮気味だった。
カノン達もレマのエリアに行ったら是非【光車】に乗ってみようと思うのだった。
【まめぽん】達も合流した事で、カノン達も次へ進む事にした。
【ロスター】氏にはお礼に作ったクッキーをプレゼントした。
【ロスター】氏は頬を赤らめ、
「また、何かあったら協力しますんで」
と言って喜んだ。