よったろーのせーさく日記3

よったろーのせーさく日記からの引き継ぎです。
ちょちょいのよったろーと申します。
改めましてよろしくお願いします。

ファーブラ・フィクタ タティー編第004話19

2017-06-14 15:40:38 | 日記
 クアンスティータの千角尾という力は、知れば知るほど、恐ろしい力である。
 千角尾の持ち主であるタティー自身がそのことを知らなかったというのは宝の持ち腐れだったと言わざるを得なかったのだ。
 だが、その力があるのであれば、探るのは簡単だ。
 早速、タティーは運営委員の歩んできた歴史を探り、【ヴェール】の知識を得た時を見つけようと試みた。
 タティーは、
「う、うーん、これも違う。これも、これも、あれも違う……どれなの……」
 と戸惑っていた。
 千角尾の力が使える事はわかったが、使い勝手がよくわからず四苦八苦していた。
 本物の偽クアンスティータだったならば、もう少しうまく使えるのにと思うタティーだが、実は背花変と千角尾を持っている偽クアンスティータはタティー一人だった。
 他の偽クアンスティータは別の生物の要素を作り半獣神の様な姿になっているが、背花変と千角尾は基本的についていない。
 実はそれでも出す事は出せるのだが、他の偽クアンスティータは、ずっと維持することは出来ず、かなり集中していないと背花変も千角尾も出せないのだ。
 そのため偽者のクアンスティータと呼ばれるのだ。
 通常状態で、ついているのは本物のクアンスティータ達とタティーのみなのだ。
 つまり、タティーだけは本物のクアンスティータに近い性質を持った偽クアンスティータという事になるのだ。

 いろいろ、迷ったが、これだと思う運営委員の過去にたどり着いた。
 それによると、【ヴェール】という超兵器は別名、【クアンスティータ】のコバンザメ兵器とも呼ばれているらしい。
 クアンスティータという大きな魚のおこぼれをもらう様な兵器。
 それはクアンスティータに属する部分と属しない部分を両方持ち、それを都合良く使い分けている立場の兵器という事だ。
 クアンスティータに属しないと最強とはとても呼べないが、クアンスティータに属する事で、最強という立場を得る事が出来る存在という事から【コバンザメ兵器】と呼ばれている。
 決してクアンスティータの力ではないのだが、ある意味、関連づけて居る立場を貫いている兵器。
 クアンスティータに属するという事は他者に対してのこれ以上無い威嚇になり、クアンスティータに属していないという事はクアンスティータに対しては関係無いですという立場を貫く兵器。
 なんだか美味しい所どりのずるい兵器だなぁと思うタティーだった。
 虎の威を借る狐みたいな兵器のようだ。
 虎の威を借ると言えば、自分もそうかと思うタティーだった。
 なんだかんだ言って、タティーがそれなりの立場を保証されているのはクアンスティータの正式な偽者(のもどき)だからでもある。

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