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映画音楽史(288) 『卒業』 1968年公開

2014-11-19 10:35:51 | 映画音楽



『卒業』 The Graduate (米) 1967年制作
監督 マイク・ニコルズ
音楽 ポール・サイモン
主演 ベンジャミン … ダスティン・ホフマン
    エレン … キャサリン・ロス
    ロビンソン夫人 … アン・バンクロフト
    カール … ブライアン・エイヴリー
主題歌 『サウンド・オブ・サイレンス』 ( Sound Of Silence ) 唄・サイモンとガーファンクル

将来を有望視された青年が実社会の不安に立ち向かいその壁を突き破ろうとする姿を描いた青春ラヴロマンス作品。
ベンジャミンは大学を優秀な成績で卒業したが野望も目的もなく故郷に帰る。彼は両親が開いたお祝いのパーティーで
知人のロビンソン夫人に誘惑されて深い関係になる。そのうち夫人の娘エレンと出会い交際が始まるがそれを知った
夫人はエレンにすべてを話す。ショックを受けたエレンは夫人の押し付けた彼氏と結婚することになった。何をすべきかを
悟ったベンジャミンは教会に乗り込んで叫びながら十字架を振り回し挙式中のエレンを略奪する。

主題歌の『サウンド・オブ・サイレンス』はポール・サイモンの作詞・作曲によるもので、映画以前の1964年に作られた楽曲
です。これをディヴ・グルーシンが映画のためにスコアを書き加え、全米No.1のヒット曲になりました。
映画では、冒頭の旅客機の機内、ホテルのプールでのシーンやエンディングのバスの中で流れていました。

Hello darkness, my old friend I've come to talk with you again
Because a vision softly creeping Left its seeds while I was sleeping
And the vision that was planted in my brain Still remains
Within the sound of silence

↓はサイモンとガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』 YOUTUBEより


また、挿入歌の『スカボロー・フェア』 ( Scarborough Fair ) は元々イングランドの伝統的な民謡です。
これをポール・サイモンがアレンジを加え、この映画に使われたことで有名になりました。
映画ではエレンに夫人との関係を知られた後~バスにのった彼女を追う一連のシーンで使われていました。

Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme
Remember me to one who lives there
She once was a true love of mine

↓はサイモンとガーファンクルの『スカボロー・フェア』 YOUTUBEより



ニコルズ監督はポール・サイモンにこの映画の音楽を依頼したのですが、既存の作品でまかなわれ、結果的には
『ミセス・ロビンソン』 ( Mrs. Robinson ) だけがこの映画のために書かれた作品となりました。
映画ではベンがエレンの結婚式場に急ぐシーンで使われていました。

And here's to you, Mrs. Robinson,
Jesus loves you more than you will know. Wo wo wo
God bless you, please Mrs. Robinson.
Heaven holds a place for those who pray, Hey, hey, hey, hey

↓はサイモンとガーファンクルの『ミセス・ロビンソン』 YOUTUBEより


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