鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

50代後半の中年オヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1261~生物の消えた島

2016-10-11 12:08:51 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、「生物の消えた島」です。

絵本「生物の消えた島」は、田川日出夫・著、松岡達英・画。
絵本紹介サイトで知り、読むことにしました。

AMAZONの内容紹介を引用します。 
=====
インドネシアのスンダ海峡にある火山島、クラカタウ島。
100年前、大噴火によって生物が死に絶えてしまいました。
しかし、それが終わりではありませんでした。
やがて、島に生物が移住してきたのです!
どこから?
どうやって?
……噴火のあと、島に再び生物がくらすようになるまでを、ていねいに描きます。
世界中の生物学者を驚かせた、現代の「天地創造」の物語。
=====

以前、松岡達英の細密でかつ親しみやすいイラストは、「野外探検大図鑑 (FIELD‐PAL)」という分厚い本でたっぷり堪能しました。
当ブログでも、たんぽぽや桜にはたくさんの種類があることを描き分けていることや、とんぼの見分け方を詳しく描いていることを紹介しました。

本書では、100年前に大噴火で生物が死滅した島のその後が描かれています。
植物、昆虫、小動物、動物の順に再生していきます。
それも10年単位でどんどんと。
驚きのスピードで。

植物は種子で移動します。
波に運ばれるもの、空を飛ぶもの、鳥のフンにまぎれるもの。
昆虫は成虫の状態で移動します。
流木とともに運ばれるもの、空を飛ぶもの。
アリは朽木に巣を作り、巣ごと流れ着く場合もあるようです。
子グモが糸を流して空を飛ぶことは知っていましたが、まさか離れ小島まで飛ぶとは!
(クモは昆虫ではありませんが)

本書は「生物の消えた島」にどのように生物が再生していくかを描いた絵本。
「現代の天地創造」というには少々大げさですが、ドキュメンタリー仕立ての構成は、子どもだけでなく大人にとっても面白い読み物でしょう。
またそれには、松岡達英の細密でかつ親しみやすいイラストが、一役も二役も買っていることを付け加えます。

理科系の子どもと大人におすすめです。

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