鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

50代後半の中年オヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1388~海賊と呼ばれた男

2017-07-14 12:13:17 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、海賊と呼ばれた男です。

先日、映画DVD「海賊と呼ばれた男」を、何とか観ることができました。

その日は仕事が休みでしたが、朝一で病院に行くことと、午後から業界団体のお手伝いに行くことが決まっていました。
2つの予定の間には、3時間ほどの空き時間がありました。
このチャンスを逃してはいけません。
昼食を作り、食べ、着替える。
それ以外の時間はすべて映画鑑賞。
エンドロールを途中で省略して、急ぎ家を後にしました。

こうしてギリギリ観ることはできましたが、時計を気にしながらの映画鑑賞は二度と御免!と思いました。
映画が終わった瞬間に時計を見てホッとした、その気持ちが我ながら情けないです。
映画を観終わり、しばらく余韻を楽しみ、あのシーン、このシーンを振り返る。
それまでを含め、すべてが映画鑑賞です。
それなのに時計を気にしながら観るなんて・・・反省!

さて愚痴はこれくらいにして、映画の感想を少々。
社員を家族と思い、どんな窮地も共に乗り越える主人公の姿は感動的でした。
また映画の冒頭での、主演の岡田准一の第一声が素晴らしかったです。
実に迫力ある、腹の底から出る太く大きな声。
まさに海賊らしい声。
ああいう声が出せるのですね。
正直、堤真一の方が向いているのでは?と思っていたので、あの第一声で納得させられました。
岡田准一はいい役者ですね。

ただ「永遠の0」の最強チームが再び!というコピーの通りかというと・・・。
残念ながら前作を超えるほどの出来ではありませんでした。
原作の感動をうまく映像化できていなかったことはとても残念でした。

経済的困窮を強いられていたイランに、田岡徹造が日昇丸を差し向けたシーンが特に物足りなかったです。
当時、石油メジャーの搾取を拒否したため欧米諸国から睨まれていたイランに、救いの手を差しのべる国はありませんでした。
欧米諸国の報復を恐れたからです。
そんな中でイランを救った日本は中東諸国の信頼を得ることとなり、この後、産業のコメというべき石油を有利な条件で輸入することで、高度成長へ歩を進めることになります。
この辺りの説明は、映画の流れの中では難しかったかもしれませんが、イランが国を挙げて喜び感謝する様子をもっともっと派手に描くことで表現できたのではと思います。

これこそ、たった一人の男の無謀ともいえる英断が起こした奇跡だったのですから・・・。

他にも、私心を挟まず、強い信念から発せられた英断に感動させられるシーンがありました。

敗戦国・日本に余分な石油を持たせないために、GHQは石油の禁輸を命じていましたが、国内各所にある旧日本軍施設のタンク底に残った残滓を手作業で汲み上げることで、見事輸入開始を勝ち取ったシーン。

国内石油市場の独立性を守るために、メジャーの資本提携を拒み続け、その挙句に販売ルートをすべてつぶされたシーン。

これらのシーンは感動的に描かれていたと思います。
自らを窮地に追い込む決断というは下し難いものですし、その後の状況はまるで天が彼を救ったように見えました。

星4つとしておすすめできる映画でした。

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