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今特別支援学校では……

2017-10-09 20:52:09 | 特別支援

発達障害等抱える生徒4割 特別支援学校の実態把握 

全国特別支援学校知的障害教育校長会(全知長)は10月3日、特別支援学校の状況を把握するため、同会加盟校(本校648校、分校74校、分教室71校)を対象に行った調査結果をホームページ上で公表した。

加盟校に在籍する小学部から高等部までの生徒10万5627人の状況を調べたところ、発達障害等をもつ割合は4万5132人(42.7%)だった。このうち、「知的障害のある自閉症(自閉的傾向を含む)」が4万359人(38.2%)で最も多く、「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」3038人(2.9%)、「高機能自閉症またはアスペルガー障害」1734人(1.6%)と続いた。

「ADHD」「高機能自閉症またはアスペルガー障害」の生徒が特別支援学校に入学する事情としては、「IQに比して現実的な学習能力が著しく低い」との回答が41.5%と最も多かった。一方で、不登校やいじめ、対人関係のトラブルなど、学習面以外を理由に入学する生徒の割合は全体の36.6%に上った。その他と回答した割合は21.9%だった。