この質問多いですけど…。
毎回書いていますが、今日も書きます。
これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
他人の発想は分かりませんから…。
またこれから書く事を読んで、
「それは違う！」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いでしょう。
100人Artistがいれば100通りの発想があります。
それがArtist（アーティスト）ですから。
・・・・・・・・
写真の学び方教えて下さい！
受講生の皆さんや宿泊される方からもこの質問多いですけど…。
今は昔と違って簡単だと思いますよ。
ネットで素晴らしい写真が毎日見れますから。
センスがあれば、センスを磨けば、必ずチャンスがあります。
センスUpのためには最高レベルのイメージをいつも心の中にたくさんストックする事。
そうすれば撮影チャンスは必ず来る。
僕はそう思っています。
そのためのイメージ創りに必要な学習は、世界レベルの写真を見て学ぶのが一番の早道。
例えば次、
『Browse our editors' favorite submissions to the photo contest.』
上記は『NationalGeographic Photo Contest』応募作品の中から 編集者に選ばれた約300点の作品。
これなどは全て観賞に値する作品、素晴らしいです。
こういう世界中から集まった優れた作品から学び、自分のイメージを創作する事がとても大切だと僕は思います。
そして皆さんもぜひ世界のコンテストに自ら参加して下さい。
僕は最近つくづく思います。
日本の殆どのコンテストは何が問題なのか？
・・・・・
今行なわれているコンテストの多くが日本人しか参加出来ない様なシステムになっていて、結果日本人しか入賞出来ないコンテストであると言う事。
つまり「鎖国コンテスト」なんですね～
まあそれが好きな方はそれに参加して挑戦されれば良い訳ですが…。
しかし、
このブログを読まれている様な方、世界に出ていきたい方、人種国籍に関係なく平等な評価を得たい方は、
「ナショジオ」の写真投稿サイト『Your Shot』にアカウントを作り参加して下さい。
ここはお友達票など一切ありません。
では何のためにここで頑張るのか？
もし皆さんが努力してどんどん腕を上げますとどうなるか？
まず世界中から毎日数千枚集まる写真の中から、一日12枚だけ編集者に選出されます。
それが『Daily Dozen デイリーダーズン』と呼ばれる賞です。あなたもそれに選ばれる、つまり入賞する可能性が出てきます。
「Daily Dozen デイリーダーズン」に選ばれる日本人はだんだん増えて来まして毎月数名ほどいます。
そしてさらにその中から１枚だけ、つまり毎日投稿される数千枚の中から、一日１枚だけが「Top Shot」と呼ばれる賞を頂きます。
世界でアーティストを目指すなら、まずは「Top Shot」に選ばれる様頑張りましょう。
これに入賞しますと『Editor's Spotlight』という別なページで特集されます。
これは大きな賞です。世界の写真商、つまり画商も見ています。
ある国の写真商はこのページを見て僕に直接連絡してきました。
彼女が見たのは次の２枚のページです。
『Top Shot: Trees of Blue, Snow Falling Too』
そして次のインタビュー記事
『Spotlight: Kent Shiraishi, Japan』
過去1年間で"Spotlight"を浴びた日本人が何人いるか見てください。いかに少ないか分かりますでしょう。だからこそSpotlightなんです。
Editor's Spotlightが始まったのが2013年ですから3年経ちますが、Spotlightに選出された日本人は10人にも満たないのです。
しかもインタビュー記事を書かれた日本人は2名。（2016年3月現在）
ナショジオに参加するのはアマチュアだけではありません。世界中からプロフェッショナルも多数参加しています。
それはハッキリ言いまして名前を売るためでしょう。当然だと思います。世界中に自己紹介する様なものです。
つまり一気に世界中の自然写真を撮る人達の間で知られるようになり、世界の画商の眼にも触れます。その様な最大のチャンスがそこにあるからです。またそれは当然世界的な企業に対してもPRする事にもなります。
合成や加工が許される他の多くの写真サイトと違い、未だに最低限の「現像」しか認められず、入賞時にはRAWデータの提出が求められます。
つまり撮影時の技量の比重が高く、そのスタイルは今後も暫く変わらないでしょう。
またその事が大きな信頼を生む事にもなっています。つまり世の中あまりにも合成加工に溢れた写真が多いからです。
こんな魅力のある「ナショジオ」です。
世界でアーティスト活動したいなら、参加するのは当然です。
僕は以前にも書きました。
日本では写真の世界は大きく分けて３つあると。
アマチュア写真家。
商業写真家。
そして
世界に出ていくArtist。
わざわざ僕のブログを読んでいる皆さんは何を目指しているのでしょうか？
今現在、世界に出ていける写真家は少数です。
でもこれからは増える事を期待しています。
もちろん自分が海外に行く必要などないのです。
自分の作品が世界に出て行くだけですから…。
そして海外から仕事をもらう喜びをぜひ感じて頂きたいです。
皆さんの挑戦を楽しみにしています！
(#^.^#)
・・・・・
追伸：
今、書いているこの瞬間にダイレクトメッセージが「ナショジオ」から来ました。
え～～～ちょっと待って下さいね～～英語ですから、直ぐに読めないのですが・・・
ここに貼りますね。
I'm a picture clearance specialist for National Geographic Books, and I'm writing you because we've selected one of your photos submitted to Your Shot for an upcoming book entitled National Geographic's Greatest Landscapes - a book which, as the title suggests, features what we consider some of the world's best landscape photography.
続きが長く書かれているんですが…それはPayment、つまり支払いについて書いてありました。
分かりましたか？
ようするに、ナショジオから『National Geographic's Greatest Landscapes』という写真集が発売される。
そこには世界中の素晴らしい風景写真が掲載される。
そしてその写真集に僕の作品も掲載したい。
そういう話ですね！
Wao～～～素晴らしいじゃないですか！
もちろん結構高い金額でPaymentもされますよ！
本来なら、こちらが金払ってでも掲載して頂きたいですよね。それがちゃんと支払って下さるんですよ、ナショジオは。素晴らしい!!
ナショジオの写真集に掲載されますと、世界での評価がぐ～～～んと上がるんですよ。ホントですよ！写真の価格が変わりますから。
今回は僕の他に何人の日本人が掲載されるかな～～～楽しみです。
よーし今夜は乾杯だ！
(#^.^#)
皆さんも僕の後に続いて下さいね！
ちなみに前回掲載された写真集について貼っておきます。
『ナショジオの世界的な写真集 「Stunning Photographs」発売開始！』
・・・・・
最後になりましたが写真を貼ります。
この一年間同じ場所で撮り続けています。
同じ場所の写真を買い求める方がいるからです。
また最近分かったのですが、
同じ場所で撮影する事は現像スキルをUpするのにも役立ちますね！
素敵な発見でした。
(#^.^#)
「融雪剤が撒かれてモヤモヤした早朝の丘」
北海道美瑛町
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
★ケント白石 写真家のCafe「てふてふ」
Open Time : 13時～22時 不定休 写真術講座開講中
Tel:0166-92-5137
撮影で不在の時が多いです。来館前にお電話下さい！
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」
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