パレオとチルブラウ

主に講談社から刊行されていた児童誌、「コミックボンボン」について、
つらつらと語っているブログです。

あの頃のコミックボンボン 92年版 その1

2007-09-22 23:37:31 | あの頃のコミックボンボン
92年12月号に掲載されていた作品。

ロックマン5  池原しげと
騎士ガンダム物語 聖騎兵物語  ほしの竜一 
 (企画原案 伴内弁太  キャラクターデザイン原案 横井孝二&檜山智幸)
疾風ウルトラ忍法帖  御堂カズヒコ
スーパーマリオカート  本山一城
どすこーい!勝五郎  柴山みのる (原作 豚松トン平)
仮面ライダーSD  あおきけい
超戦士ガンダム野郎  やまと虹一 (原案・監修 大河原邦男 原作 クラフト団)
ゴジラVSモスラ  川石てつや (構成 安井尚志)
餓狼伝説  細井雄二
ウッチャンナンチャンのナン魔クエスト  水谷謙之介 (&レッド・カンパニー)
タマロイド超Cガンダム  神矢みのる
 (企画・監修 (株)サンライズ 原案 二階堂いづみ
  メカニカル・アレンジ 神矢みのる 協力 大河原邦男)
元祖!SDガンダム  横井孝二
ノストラじーさんの大予言  水越かりん
がんばれゴエモン  帯ひろ志
OH!MYコンブ  かみやたかひろ (企画・監修 秋元康)
SD三国志  おおたごさく (原作 富田祐弘)
爆風ドッジ2 竜太激闘編  村上とし也 (原作 森浩美)

巻末のもくじより抜粋。
380円。

他に、

丸出だめ夫  たけばやしテツ (原作 森田拳次 ストーリー協力 ぴえろ)
恐竜アーミーおたすけ隊  石川賢 (原作 永井豪 まんが 石川賢とダイナミックプロ)
ウルトラマンキッズ  安土じょう

がこの年に連載されていました。


池原しげと先生の「ロックマン」は、
当時のボンボンのロックマンブームにおいて、
中心的な役割を担う作品でした。
同名ゲームの攻略方法を紹介しながら、
ストーリーを追っていく、
「ロックンゲームボーイ」の流れを汲んだ内容となっていました。


御堂カズヒコ先生の「疾風ウルトラ忍法帖」は、ご存知の方も多いと思います。
こんなに昔から連載されていたんですね。
ウルトラマンの忍者、通称「ウル忍」の活躍を描く、
豪快忍者ギャグマンガ。

なにが豪快かって、たいていはウルトラマン(作品内では「マン」と呼ばれています)が、
スペシウム光線を放てば大体、事件が解決してしまうところでしょうか(笑)。
「ドンバ」よりもHネタは少なくなりましたが、
作品から感じる御堂先生のエネルギーは前作以上です。
コミックボンボンを代表する作品のひとつ。

2004年度講談社漫画賞 児童部門受賞作。


「どすこーい!勝五郎」は、あの「アホーガン」で有名な柴山みのる先生の作品。
でも今作は、「アホーガン」の様なギャグではなく、
スポーツマンガの王道の様な、熱血相撲マンガとなっています。

勝五郎(四股名は「花畑」)は「気は優しくて力持ち」を絵に描いたような相撲取り。
同じ相撲取りなのに、人気力士「貴羽田」のサインをもらおうとする様なちょっと気弱な性格。
しかし、持ち前の明るさと、根性で、
そして仲間達の支えにより、徐々に強くなって行き、
「貴羽田」のライバルへと成長します。

「若貴」による、相撲ブーム真っ只中に連載され、
力士の成長ストーリーという、ボンボンでもかなり珍しい作品です。
力士がヒーローとして見られていたからこそ、成しえた連載ですね。
コミックス化がされていないのがもったいない位の傑作です。
今の力士さんの中にも、この作品を読んでいた人がいるかも知れませんね。
猪反り兵助スペシャルは迫力。


川石てつや先生の「ゴジラVSモスラ」は、
同名映画のコミカライズ作品。
コスモスの歌う、モスラの歌が印象的でした。
巨大怪獣のバトルは迫力あります。
この頃はゴジラも人気があったんですよね(汗)。


細井雄二先生の「餓狼伝説」は、
同名ゲームのコミカライズ作品。
公式設定と異なった所がチラホラと見受けられますが(笑)、
かなり熱いバトルマンガになっています。

私は対ビリー・カーン戦の話がお気に入りです。
時々思い出しては、その号のボンボンを手にとって読んだりしています。
サニーパンチ。


続きは次回。


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