徒然なるままに~地球クン

私の永遠のグルであるラマナ・マハルシの対話本について自分なりの解釈で語っています。

第1巻 対話177

2017-04-05 10:20:20 | 日記
マハトとは?

マハルシ「それは絶対意識から放射された光です。種子が発芽する前に膨張し、それから芽を出して生長するように、絶対意識は光を放射し、自我として顕現し、それから身体と宇宙として拡張していきます。」

マハトとは宇宙意識と同じものなのか?

マハルシ「そうです。それは自我と宇宙が誕生する以前のものです。それはそれらすべてを含んでいます。スクリーンに投影されたあらゆる画像が目に見えるのは、光源から放射された光によってです。同様に身体やその他のあらゆる物体が目に見えるようになるのは、(絶対意識から)放射された意識の光によってです。それゆえ、マハトも宇宙意識と同じものなのです。
(小宇宙においては)身体やその他のあらゆる事物は、すべて脳の中に含まれています。脳に(意識の)光が投射されると、脳の中の印象は身体や世界として現れるようになります。自我は自身を限定されたものと同一視するため、身体も世界も分離したものと見なしてしまうのです。

スクリーンのサイズには限界がありますが、それでもあらゆる画像がその上を通り過ぎ、それを目で見ることが可能になります。そのような小さなスクリーンの上に長い出来事の連鎖が現れるということに、あなたは驚きもしません。物事の現れと脳の関係もそれと同じものなのです。」

宇宙意識と自我は全く別物だ、と思っていた時期もありました。
今は、宇宙意識があっての自我だと十分理解できます。