木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

日本伝統工芸近畿展京都展

2017-05-19 21:36:35 | 伝統工芸展
明日20日~21日の日本煎茶工芸展に続き、24日からは日本伝統工芸展が始まります。






伝統工芸展の開催に合わせて、「わざの美・現在(いま)展」が同じ京都髙島屋の6階の美術画廊で開催されます。
こちらは30日(火)まで。

公募展とはひと味違い、日常生活の中でも使いやすい自由な発想の作品が並びます。
こちらも是非ご高覧下さい。
なお、28日(日)午後4:00から、ギャラリートークをさせていただきます。


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共蓋

2017-05-18 22:09:13 | 木工
栃の水指、共蓋も作ることにしました。

乾燥させた栃の杢板に描いた同心円に沿ってトリマーで1mmずつ粗彫りをします。
この粗彫りは能率を上げるだけでなく、段の入隅が鉋で削る時の見当になるのです。


最後は一方からの明かりを頼りに削ります。


ペーパーをかけて鉋の痕を取ります。


続いてつまみ。やはり十角形の形状にしました。


こんな感じ。


捨摺り。
しまった呂色漆を使うんだった(>_<)・・・まっいいか!
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栃水指の蓋

2017-05-16 21:36:34 | 木工
制作中の栃水指の蓋を作りました。

材は尾州桧の柾目板。まずは裏の刳りから。


その後十角形に切り、表の甲盛りを削ります。


十角形の各面を均等に削り、


次第になめらかに仕上げていきます。


ペーパーをかけて木地が完成。十角の稜線を僅かに残しました。


生漆を塗って木地固め。
仕上げは呂色にするか真塗りか、それとも・・・思案中。


取っ手用の藤蔓もあるのですが、これを使うかどうしようか・・・これも思案中。
ゆっくり考えている時間はないのですが・・・(^_^;

3年前に煎茶工芸展に出品した水指では楓の縮み杢を細い丸棒に削ってそれを曲げたような・・・
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栃十角水指

2017-05-13 21:42:12 | 木工

グラナディラの高台を付け、仕上げ削りが完了。
接着剤は耐水性のあるPIボンドに墨と顔料を入れ黒くしています。


捨て摺。生漆を十分吸わせ、余分な漆はヘラで掻き取ります。
風呂へ入れ一週間ほどかけしっかり乾かします。
続けて蓋を作ります。

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日本煎茶工芸展のおしらせ

2017-05-11 21:13:06 | 木工
展覧会のお知らせです。

第31回日本煎茶工芸展が開催されます。
日時:5月20日(土)~21日(日) 9時30分~16時
場所:黄檗山萬福寺 黄龍閣(別館)2階 真空の間 
全国から応募された108点の作品の内、厳正な審査を通った約90点の作品が展示されます。

今回私は、「シャム柿菓子箪笥」を出品しました。


入場は有料となっておりますが、萬福寺への入山券のついた会場の入場券あります。
ご連絡いただければお送り致します。
お近くにお出かけのついでがありましたら是非ご高覧下さい。

なお、両日萬福寺境内にて全国煎茶道大会が開かれ、全国から参加する22の流派のお茶席が設けられます。
また、今年は「京都×東京ティーパーティー」も開かれるようです。


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十角水指の制作

2017-05-10 21:08:37 | 煎茶
伝統工芸近畿展が始まっていますが、陳列、撤収の合間を縫って次の制作に取りかかっています。
6月に野村美術館茶室および、9月に東京ルーサイトギャラリーで開催の煎茶道具のグループ展にむけて栃の十角水指の制作。

まずは側板の内側の曲面を削って仕上げ、外側の曲面も削り出します。


底板の入る溝を突き、蓋の段欠きをした後、10片に切り離し正確な角度に切ります。
接合は雇核。
底板を10角形に切り抜き、身の部材ができました。


組み立ては10片を一度にせず、2枚ずつ貼り合わせていきます。
今日はここまで。
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日本伝統工芸近畿展が始まります。

2017-05-06 21:24:29 | 伝統工芸展
日本伝統工芸近畿展・大阪展が9日(火)より始まります。





会場は、大阪市住之江区にある大坂府咲洲庁舎2階 咲洲ホール
小生は「桑八稜箱」を出品しております。入選者名簿はこちら

お近くにお出かけのついでがありましたら是非お立ち寄り下さい。
なお、京都展は5月24日(火)から開催されますので改めてご案内致します。

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松花堂美術館~松殿山荘

2017-05-05 21:46:25 | その他
世の中は大型連休3日目。
だからというわけではないですが、今日は午前中から八幡市へ。

男山ケーブルに乗り、男山展望台へ。家のある宇治方面の展望。
山城南部から京都盆地が一望。良い眺めです。


そこから石清水八幡宮へ。
今年国宝に指定され、参拝者も増えたようです。
実は私はここを訪れたのはこれがはじめて。八幡市へは何十回となく来ていたのですが・・・


本殿の後ろには、若宮社と若宮殿社。こちらは重要文化財に指定されています。

石清水八幡宮を後に次に向かったのは

松花堂美術館。


松花堂弁当発祥の地で開催されている「お弁当箱-目であじわう器-」展
陳列されていた弁当箱は、花見や舟遊び・芝居見物などに使われた物が多いだけに、蒔絵や螺鈿などの装飾で豪華に彩られていました。


美術館の隣の松花堂庭園も散策。時間がなく少し急ぎ足になってしまいましたが・・・。

家にいったん戻り、次に行ったのは松殿山荘

結婚し済んだ家の目の前が松殿山荘。一度中を見たいと思いながら40年近くが過ぎてしまいました。

FaceBookのお友達の記事で

ここで春季公開講座ば開かれることを知り申し込みました。


この大書院で古典文化サロン 花と能「忠度」が上演されました。
生け花と能の合作の「花舞劇」、忠度の霊を弔う定家が能の中で実際に花を生けるという初めての試み。
目の前手が届きそうなところでシテ方が舞われ大変迫力があり感動的でした。
こんな経験は他ではできないと思います。


能の中で生けられたいけばな。これも実に見事でした。

家の近くでいろいろな文化に触れることのできる喜びを感じた一日でした。
 



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「煌」展~日野祭へ 

2017-05-04 22:28:15 | その他
昨日(3日)工芸会でお世話になっている截金作家の中村佳睦さんの「煌」展に行ってきました。

展覧会は、制作に携われた「金剛輪寺の金剛界八十一尊曼荼羅」の公開に合わせて開催されています。


会場は湖滋賀県愛荘町の歴史文化博物館。
伝統工芸展などに出品された截金の工藝作品のほか、仏画も多く出品され、大変見応えのある展覧会でした。
展覧会は6月4日(日)まで開かれています。
博物館を出た後、金剛界八十一尊曼荼羅を拝見するため隣の金剛輪寺本堂まで登りました。


参道は紅葉の新緑が何とも言えない美しさでした。


本堂は、下から300メートルほどの石畳の参道を登ったところ。
なかなかハードな登りでしたが、新緑の中を歩くのは実に爽快でした。
拝見した曼荼羅の大きさと緻密さ、制作の事を考えると気が遠くなりそうでした。
お参りを済ませ、午後は日野町に向かいました。

5月3日は日野町の妻の実家の近くの綿向神社の春の例大祭。いわゆる日野祭の日です。

神社境内には各町内の曳山が集まっていました。


町に出てみると調度御旅所から神輿が神社に帰ってくるところ。


この神輿の練り歩きや、曳山を家々の桟敷窓から見物するのが日野祭りの特徴。

桟敷窓から見ると、

こんな感じ。目の前を神輿が通り過ぎていきます。


綿向神社に到着した神輿


曳山の間を通ってお宮入します。
夕方からは妻の実家でお呼ばれ。
鮒寿司、モロコなど湖国特産の美味しい料理をいただきながら楽しい語らいのひとときを過ごしました。

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日吉大社茶摘祭

2017-05-02 18:48:43 | 煎茶
日吉大社の茶摘祭に行ってきました。

昨年に続き2回目の参加です。


神事に続き参加者でお茶摘み。
今年は近くの幼稚園の園児が参加。そしてたくさんの報道陣。
とても賑やかなお茶摘みでした。


この茶園、比叡山延暦寺の開祖最澄が中国より茶の種子を持ち帰り、西暦805年この地に植えたのが始まりで、日本最古の茶園とされています。
この茶摘みを一目見たいと北海道から参加された方もおられ、とてもびっくりしました。


摘んだお茶は日吉大社に運ばれ、神前に献じられました。


今日は五月晴れに恵まれ、紅葉の新緑が実に美しい境内でした。


午後は黄檗売茶流の唐木先生席主のお茶席が設えられ、新緑に囲まれながら清々しいお茶をいただきました。
久しぶりにゆったりと時間が流れた一日でした。

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