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八釣山地蔵尊(興福寺) on 2016-12-22

2017年02月13日 04時47分09秒 | 奈良情報
2016年12月22日、奈良文化財研究所・飛鳥藤原宮跡発掘調査部北東の
昨日紹介の畝尾坐健土安神社の東側にある八釣山地蔵尊(興福寺)を訪問
しましたので写真紹介します。

八釣山地蔵尊(興福寺)の基本情報

住所:奈良県橿原市下八釣町135  TEL:0744-22-3115
宗派:浄土宗  山号:八釣山 開基:聖徳太子
御本尊:本造地蔵菩薩



上の写真は興福寺の本堂

橿原市のHPによると
「585年に物部守屋が仏法を嫌い、飛鳥の「橘寺」に火を放って焼いたとき、
橘寺の金堂に安置されていた地蔵菩薩が火から香具山の頂上へ逃れ、それを知った
聖徳太子(574-622)が香具山の山麓に寺を建立し地蔵を祀ったといわれている。
聖徳太子が夢のお告げで体顕したという夢想の名灸があり、ユウマチや神経痛に
よく効くとされている。」


興福寺では八釣のお地蔵さん市というイベントをFBで紹介されています。
FBの情報によると平成29年度お地蔵さん市開催日は、
2月26日(日)・4月23日(日)・7月23日(日)・9月24日(日)
 ※午前10時から午後3時 ※第4日曜日


同じく上記のFBの情報によれば
「土器ドキ お火焚き・野焼き大会」が11月に開催されているようです。

毎年、4月24日に 八釣山地蔵尊春季大祭が催されているようです。


上の写真は本堂の近景で山号の八釣山と書かれた扁額がかかっています。


上の写真は多くのお地蔵さんが祀られた建物


立派な手水舎が目立ちます(上の写真)




上の2枚の写真は八釣山地蔵尊への誘導看板

興福寺がある下八釣町の集落の地名は古く、南北朝時代には字が違うものの矢取荘(やとりそう)
があったとされ「八釣」の地名は、中世までは「やとり」と呼ばれていました。
江戸時代の国学者 本居宣長の旅日記にやとり村という村があったことが記載。また
この「やとり」は古代の職業名である漢織(あやはとり)を簡略したものだという
説があります。この漢織とは朝廷の衣裳を縫っていた人々の事で、その集落は
天香具山をはさんで南北にあり、現在の明日香村八釣に対して北側のこの地は
「下八釣」とされたと言われています。


出典: 「かしはら町名考」


上の写真は橿原市下八釣町の集落の路地 昔の風情が残っています。











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