上田力 「クロス・トーク」

作・編曲家、ピアニスト:上田力とスタッフが徒然なるまま語ります。

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和みあうハーヴィー・メイソン

2004-06-11 | diary
“う~ん、ざっと30年になるんじゃないか”と、なにやら想い出を楽しむような口調でハービー・メイソンが答えたのは、“考えてみるとオレたちの付き合いも長いよネ、どのくらいになるだろう?”いう私の問いかけに対してだった。

正確には1977年10月「リー・リトナー&ジェントル・ソウツ」が初来日した時の、リーとの合同インタビュー以来・・・ということになるので今回5月21日のランチタイム・ミーティングの時点で約27年8ヶ月にわたる交友が続いているわけだ。

しかしその間、今回のようにタップリ時間をとって食事したり、しゃべったりした事は一度もなく、長時間付き合ったのは80年8月の「フライング・イージー」(パワーステーション3作目)と84年12月の「ブラスカーダ」そして「ヘッド・ウィンド」(パワーステーション5作目)の録音時だ・・・当然この時はスタジオの中だけでの交友ということ。

あとは、その折々のいろいろなグループでの来日時、スタジオや楽屋で顔を合わせては、“やァ元気かい!”と肩をたたき合う程度の顔合わせだったのだが、ある時(渡辺貞夫とボブ・ジェームスの共演ステージ)などは、楽屋の途中で顔を会わせると“ちょっと待ってて!”と言ってわざわざ楽屋からベースのネーザン・イーストを引っ張ってきて、“これがオレの長年の親友ミスター・ウエダだ”と紹介してくれたこともあった。

そんな“関係”が、なぜこんなに長続きするのか・・・私もハービーも直接その事についての具体的な事は全く口に出さなかったけれど、かなり長い期間会わなくても顔を合わせればストレートに気持ちが和み合う・・・という、この微妙に暖かくて不思議な関係についての何気ないヒントになるようなハービーの“含み”のあるこんな言葉が聞けたのは、今回のランチタイムのなによりの収穫だったと私はヨロコンでいる。

“はじめ(77年当時)は、新聞なんかにモノを書くだけのヒトだと思ってた・・・けど、実はピアノも弾きアレンジもするヒトなんだとわかってからはネ、、もう・・・”




5月21日  青山の中華レストランにて 撮影
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