阿寒湖

今回の旅の終着地の阿寒湖に着いたのは３時近くで、
羽田に向かう釧路発ANA744便まで残り２時間半でした。

今までいいお天気でしたが、急に曇り寒くなりました。
そのせいか、ここだけ独特の環境を感じました。
正面の雌阿寒岳は噴煙をあげて活動中と言う火山地域で、
温泉街が湖畔に並んでありました。遊覧船が行き来して
いました。

特別記念物のマリモやヒメマスが生息し、冬は前面結氷で、
ワカサギ釣り、スケート・スノーモービルが盛んなことで
有名と聞いていました。マリモや、アイヌの木彫製品を
販売する土産物店が並んでいました。

前田記念館の庭と石川啄木の碑がある素敵な木道を散策して
写真の一番右の鶴雅という大旅館の温泉に浸かりました。
いろんな種類の温泉があり、最後の葡萄ジュースでもう
大満足な旅になり、時間ぎりぎりまで堪能できました。

釧路の「堤真一」様に感謝感謝でーす。

クッシー

謎の生物クッシーが棲む湖として一時期話題に
なった屈斜路湖に着きました。
日本最大のカルデラ湖だそうです。

コンクリート製のクッシーに迎えられました。
ボート乗り場もありました。
アイヌ製の木彫りの置物売り場もありました。
実際アイヌらしい方達が販売してました。

一番驚いたのは砂場です。
掘ると温泉湯が出るのです。熱い位です。
屈斜路湖面の浅いところでは沸いている状態です。
ふつふつと白く泡立っています。
気が付くと、すぐそばで男性が裸で浸かってました。

遠くに目をやると湖面が光って素敵な光景でした。
油絵のような、カナダのような風景でした。
娘ちゃん達は、ここでカヌーに乗ったこともある
そうです。

ノロッコ号

摩周駅傍で豚丼を食べてから、主人と娘ちゃんは
駅で足湯に浸かって遊びました。私はパンストを
履いていたため、足湯をしようにもできなかった
のです・・・。「足湯」場は結構いたるところに
ありました。
そんなで、そこでゆっくりしていたために偶然、
ノロッコ号がやってきました。1日に数本しか走ら
ないので、乗るのはあきらめていましたのに会うことが
できました。くじに当たったようにうれしかったです。
ノロッコ号は釧路湿原を走っていきました。

豚丼

お昼は摩周駅付近のポッポ屋さんで、婿殿の
お勧めの豚丼を食べました。
北海道では有名なランチだそうです。

ごはんを少なめにと注文したのですが、結構な
ボリュウムでした。独特なスパイスがきいて、
おいしかったですよ。
主人も小さく切ってもらったためか完食できて
満足そうでした。
味噌汁の中身の大きなしじみにも驚きました。

硫黄山

屈斜路湖に向かう途中で、すごい硫黄のにおい！

においのする方向に進んでいくと、裾野は紅葉、
上は黄色や白い岩肌で、あちこちに、もうもうと
噴煙がたちこめる硫黄山が、姿を出しました。

「ここは危険」の看板はありましたが、どこまでも
体験できるのには驚かされました。主人などは、
煙の中で熱がりながらも忍者のまねなぞを・・・。

不法にも老夫婦が温泉卵をその場で作って売っており
ました。で、買って食べました。1っこ100円。高！
でも、とてもおいしかったでーす。

キタキツネ

屈斜路湖に向かう途中のことでした。
動物園でなく実際に同じ空間でキタキツネにも
会えました。道路に出てきてくれたのです。！

停めた車の中に、入り込みそうでした。
きっと、えさをもらいたかったのでしょう！

最初は感激でしたが、何だかかわいそうな気も
しました。私達人間が、彼らの環境を変えたの
でしょうね。自然の中でのびのびと言うのでは
なかった・・・。

赤い↓

北海道に来て車に乗せてもらい、道を移動中に
気になることがありました。

上からの赤い↓です。
夜になると、チカチカ点滅します。

聞いてみると雪の中を移動中に「ここまでが
道路だよ。」と知らせてくれる標識とか。

また、牛に注意とか、鹿に注意とか、興味深い
看板にも出会いました。

摩周湖

ちょうど１週間前の日曜日でした。
釧路プリンスホテルで目覚めた私達は釧路市に
ある、三つの湖を訪れたのでした。

プリンスホテルの朝食もバイキングで、地場野菜や
産地直送のお魚もあり、大変おいしかったですよ。
主人は、おかゆを楽しんでいました。

娘ちゃんはもう何度もこの摩周湖に来てるのに、
いつも、霧につつまれていたそうですが、どう！
見えました！全景が！感激！

どこにも流れない水溜りのカルデラ湖だそうですが。
何枚もデジカメしました。神秘的でした。
カットした夕張メロンを売店で買い、皆でつつきました。

炉ばた

夕食は「ろばた」発祥の地、「炉ばた」に
つれて行ってもらいました。
以前テレビで釧路の紹介で出ていた、お店です。

この道50年と言う小母様が中央で焼き物をし、
その周りをカウンターで取り囲んだだけの、
天井・壁が長年の煙ですすけて黒光りのする
和風の小さな居酒屋さんです。
デジカメしても煙でかすみました。

メンメ・さんま・ホッケなど焼いてもらって、
アツアツをいただきました。もちろん、お酒に
ぴったりだったでしょう。
私は下戸で飲めなくて残念！
でも早い時間に行って、すわれて大満足でした。

釧路湿原の夕日

釧路湿原を東側から展望できるスポットの
細岡展望台につきました。ちょうど夕焼けの時刻。
急に寒さを感じて上着を一枚かけて車外にでました。

ウワー！今まさに夕日が落ちます。
思わず、「自然の神秘」に祈りました。感動

約2万6ヘクタールの原始の面影をとどめている
釧路湿原が眼下に広がって、遠くに雄阿寒岳と
雌阿寒岳の連なりがみえます。
左下に、さっき寄った道遺産の水門も見えます。

周りは結構な人だかり。皆さんシャッターを切ってます。
私も伸び上がって何枚もデジカメしました。