ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

馴染みの風景と馴染みの顔

2017年01月20日 | こころ
カウンセリングルームのある博多駅周辺は、
お店がリニューアルすることが多い。

たとえ、お店が変わらなくても、
お店のスタッフが変わる。

例えば、コンビニ。店員さんがコロコロ変わる。

コンビニに限らず、レストランもそう。

アルバイト、パートの人が多いからかもしれない。

私の小さい頃は、あの店に行くとあの人がいる、

この通りの角の家にはあのおばちゃんがいるというように

馴染みの顔や馴染み家、馴染みの店が沢山あった。

風景、町全体に愛着があり安心感があった。

博多駅を歩いていてふと気がついた。

人の顔見て歩いていない私。

誰か知っている人がいるかもしれないから、

昔は、通りすがる人の顔を見て歩くのが常だったのに。

そして、知っている人がいたら挨拶をする。

知ってる人があまりいないから、わずらわしくない。

でも、周りに気を払わないのには、違和感もある。

人間関係の煩わしさから解放されている開放感は感じる。

でも、馴染みの顔や馴染みの人、馴染みの街の風景に見守られる安心感は減る。

「解放感」と「安心感」は、同時には得られない。



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