米倉けいこ ひまわり先生のちいさな玉手箱

ひまわり先生 米倉けいこ

「ちいさな玉手箱」

成熟した社会は不安な社会

2017年08月13日 | 関心事
スマイルさん、コメントありがとうございます。

米倉先生、こんばんは。いつも拝見しております。
私の勤める中学校でも平和集会が行われ、蒸し暑い体育館で、平和を願い黙祷を捧げました。

意味のない罪悪感を感じることがないように…。
とても共感します。

私も以前、カウンセリングを受けてから、感情を大きく揺さぶられる前に、目の前の事象と自分を切り離して考えられる瞬間が増えてきました。

冷静に、客観的に、でもいつも好奇心を持ち続けていたいものです。

スマイルさん、今年の夏から、定期的に学校の先生向けにNPOの勉強会をしますので、ご連絡ください。



【「みんな一緒」から「一人一人」の社会へ】

昔は…

一度、就職したら、定年退職までずっとその仕事を務め上げた。

結婚して専業主婦になったら、一生専業主婦だった。

結婚したらずっとその人と結婚していた。

「みんな一緒」の世の中から「一人一人」の世の中へと変わってきている。

「成長社会」から「成熟社会」へと変化したのは、
GDPが上がらなくなっていった1997年、1998年ぐらいからだと言われている。

「とらばーゆ」という言葉が流行り、一旦就職して、それから転職することが流行った。

家の固定電話から、それぞれが携帯電話を持つようになった

結婚しても、離婚する人が増えてきた。

ランドセルも赤か黒かの時代ではなくなってきた。

みんな一緒の世の中は、窮屈だったが、実はとても安心だった。

一人一人、多様化し、自由になり、返って不安が増えた。

を着ていれば何も考えなくていいものを、
私服だとコーディネートなどいろいろ考えなくてはいけない、そんな感じだ。

職業選択の自由。

貧富の格差。

学力の格差。

生活力の格差。

みんな一緒の時代は、仕事のできる人もできない人も仲良く同じ会社で仲間として仲良くやっていた。

今の時代は、仕事ができる人は出世して、できない人はリストラにあったりする。

成長する社会では、読み書きができ、正解はなるべくたくさん覚えて良い成績をとればいい会社に入って一生安定していた。

しかし成熟する社会では、丸暗記しただけでは社会では通用しない。

考える力が必要だ。

だから大学では卒業して苦労する。

一度、就職したからといって、ずっとその仕事で安定しているわけではないかもしれない。

学校でも丸暗記して良い点数を取ることに偏重せずに、考える力、応用力を育て、多様性を身に付ける教育が必要になっている。

みんな一緒だから、正解があった頃は、勉強は丸暗記で良かった。

丸暗記したり、頭の回転の速さが求められた。

でも、みんな一緒の正解がなくなった今は、物事を多角的に捉える柔軟性が重要になっている。

私の時代は、ランドセルが女の子には赤、男の子には黒しかなかった。

今は、男の子が赤でも、ピンクでも、女の子が黒でも、紫でも、茶色でもいい。

社会が成熟していくと言う事は、何をやってもいい、自由になることであると同時に、
何をやってもいいからこそ、不安も大きくなるということだ。


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