小さな音楽家のブログ

考えたことをぼんやり書いていくだけのブログ。音楽のことが多いかも。

ロボットとアート、未来のこと

2016年11月12日 03時03分49秒 | 芸術
わざわざ人が演奏しなくたって、コンピュータにやらせればイイじゃん。これから人工知能が発達したらそんなアナログな音楽なんて必要なくなるよ。
その方がコストもかからないし、てか人がやったら間違いもあるわけで。人工知能の方がハイクオリティのものができるんじゃない?表現力、歌心…そういうものも、これから人工知能は身につけていくよ。無数のパターンの模倣から学び取ってね。
これからはロボットの時代さ。

と、そういう論調は確かにあるのだが。
こないだもテレビで芸大生集めてそんな議論をさせるとかいうおバカ番組をチラ見したが。

あまりもアホすぎる。

なんか勘違いしてるやつらがいっぱいいるな。

ていうかね、その意見を採用するなら、今だってオーケストラなんて日本に1個もいらなくて、みんなウィーンフィルとコンセルトヘボウの録音聞いときゃ良いのだ。素晴らしいだろ?

まず、芸術は、観客や聴衆のためだけのものじゃない。それを為すものの為にも存在する。
そうじゃなきゃ、プロの何十倍も多くいるアマチュア演奏家なんて存在しない。(プロアマの線引き自体、僕はあまり好きでないけれど)

また、芸術の需要とは、人がやっているからこその需要でもある。たぶん、ロボットがやってる音楽は、それがどんなにハイクオリティであっても聴衆は少ないだろうし、ロボットが描いた絵が高値で売買されるとすれば、それは最初の100枚程度だろう。展覧会も、2回目以降は客が入らなくなるに違いない。

なーんかこんなこと当たり前すぎてしょうがないな。

これから、ロボット社会が訪れるとしよう。そのときあらゆる産業がロボットに取って代わられると言われている。
そんな世界で、むしろ最も人々が携わるのが芸術だ。
生活必需品と食料が無料で手に入り、多くの人が働かないでも暮らして行ける時代がくるとして。そのとき人々は何をするだろう?歌を歌い、楽器を奏で、詩をよみ、物語を書き、絵画を描き、そういう風にして過ごすようになるだろう。
中世ヨーロッパの貴族たちのようにね。もちろん当時と比べて趣味はあらゆる分野に多様化しているけれど。

※※※
だから、僕は自分のやっていることにある種の誇りを感じられる。どんなに稼ぎが少なくても、未来の世界に繋がる仕事をしているのだと。
まあ、それ以上に苦しいこと辛いことばっかりらだけどさ。

※※※
ところで機械によるディジタルな音楽といえば、シンセサイザー、エレキギター、PA、などポピュラー音楽ではもはやその中核をなしている。マイクだってそうだ。
現代音楽でもとっくに当たり前のものだし、純粋なクラシックのコンサートで使われることも稀にある。(1812の大砲の音とか。)
このことについては、また次回触れてみたいと思う。

一応言っておくと、僕は高校生の頃DTMにハマっていたし、perfumeのファンでもある。あれいいんだよな〜
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