小さな音楽家のブログ

考えたことをぼんやり書いていくだけのブログ。音楽のことが多いかも。

「エヴァ」は2つの親子の話です

2016年10月29日 11時05分24秒 | 映画・テレビ・アニメ
新世紀エヴァンゲリオンは、僕が超・大好きなアニメのひとつ。
このアニメ、かなり込み入ったSF設定で考察オタクが大量発生したというやつ。僕もそういうサイトとか見るのは好き。
まあでも、ああいうSF設定て、いわばファンサービスみたいなもので、たいして重要ではないんですね。
細かい専門用語が飛び交う場面を見て、オタクが「うおおおお!!」「庵野ーーー!!」てやる為のものであって(笑)まあ僕もそのうちの1人なわけですが。

さて本題に入ると、このアニメのテーマは、1話を見れば明白なんだけど、シンジとゲンドウ(&ユイ)の父子譚なんですね。
でもそれだけならホームドラマでやればいいじゃん。
なんであんなロボット的なナニカとか変な生き物が出てくるトンデモ話になったかを考えると、そこにもう1組の親子が見えてきます。
それは、ヒト⇔神 の親子。
そう。これをやる為のSF設定。

わかりやすい、マクロ⇔ミクロの構造がある。
ミクロでは、シンジ少年が、お父さんとどうやって関わっていくのか、そしてどう生きていくのかというのをやりながら、マクロでは神と人類の関係をキリスト教的SFで語り、人類はこの先どうなるのか、という空想を描いているのです。

そしてまたこの両者が影響しあったりシンクロしたりしながら話が進んで行きます。
また主人公であるシンジ少年は、視聴者である僕らの分身でもあるわけで、僕らはシンジに思いを託して、どう生きていけば良いのかを考えます。それが人類全体としての思考や問題提起につながって行く…その広がりの快感が、たぶんこのアニメがヒットした理由ではないかな?

それにしてもこのアニメ、難しいようで、実は設定などそこまで深くないんですね。そこらへんのアニメより一回り凝ってるくらいで。まあその一回りのせいで、他のアニメが全部つまらなく感じるくらいの力はあるんだけど。

しかもどうも辻褄の合わないとこもあるしね(零号機関係の設定など)。
なんで辻褄合わないかっていうと、まあ製作者のミス的なものもあるにせよ、登場人物のセリフが割とリアルで、あいつら、当たり前みたいに嘘ついたり知ったかぶったりするから(笑)
普通、そういうのを作品中でやると意味わかんなくなるからNGなんだけど、そういうあたり、アニメにしてはリアル志向。

なので、その辺にあんまり意味なくて、ある程度雰囲気的なものとして受け取っておけば良いと思います。
ま、それを考えるのが楽しいってことでもあるんだけどね。

エヴァのことは話し出すと止まらないので今日はこの辺で。
これから観てみる!て方がいたら、とにかくまずはゲンドウとシンジ、2人にスポットわあてて観てみてください。


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