地域主導型科学者コミュニティの創生

 『地域主導型科学者コミュニティの創生』(代表:長野大学 教授 佐藤哲)Web Forum

西別川再訪&エゾシカの有効利用

2010-08-30 20:19:23 | Weblog
北海道にも春が訪れた5月、再び西別川へ赴きました。
今回は植樹祭にお邪魔して、微力ながら「汗をかく」一味に加えていただき、神様ことシマフクロウにもお目にかかることができました。

シマフクロウは、すべてを知っているかのよう。



見えるかな〜… 見えないだろうな〜〜(涙

北海道に行くのなら、と札幌のエゾシカ協会の事務所にもおじゃまし、事務局長の井田さんと、9月のシンポジウムの打ち合わせをしました。
北海道ではエゾシカによる農業被害や植生被害などが深刻で、エゾシカ協会はエゾシカの生態調査とともに有効利用のための社会システムづくりを研究・実践しています。近藤会長、井田事務局長、伊吾田講師も地域環境学ネットワークの設立発起人に加わっていただきました。

もちろん、打ち合わせの後は微力ながらエゾシカの有効利用のために「汗をかく」のだ!というわけで…
エゾシカしゃぶしゃぶ他、エゾシカ料理フルコースを実演(&試食?)いただきながら、各方面からエゾシカ関係者(?)が集まってくださり、あれやこれやと議論タイム。



かつては、人間と野生動物が境を接して、日々緊張関係の中で暮らしてきたわけで。そこには様々な人間の(そしてエゾシカの)知恵があり、技術があり、文化があったわけですよね。
現代には現代なりの、知恵の絞り方があるのですね、とエゾシカ関係者のみなさんの熱い議論を聞きながら、感じ入った次第です。

個人的には、井田さん宅(兼事務所)の書架を楽しく拝見しながら、う〜ん深いなぁとやや合点しました。
これは単にエゾシカという邪魔者を何とかしようという話ではないんだなと、自然の中に生きる人間の文化の問題なんだろうと思いました。個体数管理や流通や消費の仕組みが乗っかるという。もちろん、どちらが先というものではないのですが。

(清水万由子)
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