スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘たちと私の生活

クリスマスはコイの季節

2016-12-28 | スロバキア2016
クリスマスは恋の季節、いえいえ、こちらでは鯉の季節です。

クリスマスが近くなるとスーパーの屋外に大きないけすが設置されたり、私たちの町のクリスマスマーケットでは広場の噴水をいけす代わりにし、鯉を泳がせ売られる光景が見られます。子供たちが喜ぶのでこの生きた鯉を毎年義父母が買って自宅のバスタブで泳がせてくれていたのですが、「今年はここの家(我が家)に鯉が来るってどう?」とクリスマス前に義父母が言いました。

もちろん子供たちはうん!!私とマルツェルも嫌ともダメとも言えません。
あぁ、お風呂が面倒なんだよなぁと思うけれど、これまで毎年義父母がしてくれていたのだもの、今年は私たちが我慢しないと。まぁ一日くらい入らなくてもいいやと思ったり。入浴方法の様子は数年前の記事、コチラでどうぞ。

そういうわけでついに今年は我が家に鯉がやってきました。


ネルカは今年はちょっと大人になり、さすがに鯉は触らなくても見るだけでいいと言っていますが、サクルカはできるものなら一日中鯉と遊んでいたいくらい、水に手を入れたり、鯉を触ったり、何度も何度も浴室へ行っていました。知らない間に水に落ちては危ないので鯉のいる間の2日間浴室のドアに鍵をかけておきました。

鯉料理はスロバキアのクリスマスに欠かせない料理です。キリスト教徒の家庭が中心だと思うのですが、クリスマスイブの一日は肉を口にしない習慣があり、クリスマスイブのディナーには魚が重宝されます。鯉を自宅でさばく勇気はない、骨が苦手(魚の骨が苦手という人、とても多いです)、鯉は好きではないという家庭は他の川魚やタラやサーモンのフィレで代用します。魚を食べる風習のある国はスロバキアだけでなく、お隣ポーランドやチェコでもあるそうです。肉を食べない理由は宗教的なもと思っていたのですが、宗教的なものと、縁起をかついでのことと両方あるようでチラッと調べただけではわかりませんでした。これは時間のあるときにじっくり調べたら面白そうです。

ここ数年、義母が教会に行っている間に教会へは通わない私が鯉のフライを用意するのが恒例となっています。脂ののった鯉のフライは、どちらかと言えばさっぱりした魚が好きで一切れ食べればもういいという私を別として、鯉独特の臭みも調理する前に牛乳で抜いているので日本人の口にも合うのではないかと思います。ただ、ぶつ切りで骨も取っていないので、食べる時には注意が必要です。

そうそう、鯉のことをスロバキア語でKaporというのですが、毎日鯉、鯉と連呼してサクルカはRの発音ができるようになりました。2歳11カ月、上出来です。Rの発音はスロバキアの子供たちにとっては難関、そしてこれがきちんとできるのはとても大切なことです。(スロバキア語のRは日本語のラ行とほとんど同じです)小学校就学前にできるようにならないと専門のカウンセラーのところへ通って練習したり、それが何か口内の問題によるためだったりすると手術まですることもあります。サクルカも発音できるようになって一安心です。

クリスマスイブに私の誕生日もお祝いしてもらったのですが、その話はまた次回に。
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