5巻の感想
帯コメントには、
「好きなのに、好きだから、好きだけど。
フツーじゃない青春恋愛物語!!」
とのこと。
前巻の終わりが非常にショッキング・・・というか、
念願の初体験!!!
・・・と思いきや、実はたたなくて出来なかったという、
ある意味ショッキングな終わりでしたw
今回も、冒頭からリベンジに挑んでますが・・・
これを見てる限り、とても上手く行ってそうなのにw
上手くいかないんですねー。まぁ、誰しも初めてってそういうもんかな?ww
ただし、上手くいかないというのも実は理由があって。
コロの親友である手越さんに、海で、尚とコロが、ちょっと変わったことwをしようとしていた所を見られてしまい、
尚には「気持ち悪い」と言い、コロには「別れるべき」なんて告げられたことが後を引いていたりするのです。
そして、二人はついに・・・
「コロと離れればきっと普通に戻れるよ」
これは、コロが
「自分の大好きな尚が、自分がきっかけで普通じゃなくなってしまった。
じゃあせめて尚を元に戻すために、別れなきゃ」
という、ツラく切ない決断な訳ですね・・・
いやいや、二人はもともと、「コロを飼う」という、
ちょっとフツーじゃない関係が始まりだったというのに、
手越さんという女の子から言われたことがきっかけで、
二人の関係が変わってしまった。そしてついに別れを・・・
そして、別れてしまった二人。
思わず手越さんに当たってしまう尚。
気持ちは分かるなぁ・・・
やっちゃいけないけど、でもよくわかる。
青春ですねぇ、まさに!
でも、このままじゃダメだと思った尚は、
やっぱり自分はコロを虐めるのが好きだ。
自分に嘘はつけないと気づいた尚は、ある賭けにでる。
それは祭りにコロを誘うこと。そして、来てくれるかどうか。
そして二人は・・・
と言うところで6巻は終了します。
好きだから、好きだから、好きだけど。
うーん、非常によくわかります。
増して、そこに親友が関わっているとなると尚更ですね。
好きだからこそ別れる、好きだけど一緒にいられない。
これぞ、青春時代のお約束と言う感じですが、それを真っ向から取り上げてくれるのが
非常に読んでて清々しいですねー。
7巻ではいよいよ完結してしまうのかもしれません。
今から7巻が楽しみです!!