山岳ガイド赤沼千史のブログ

山岳ガイドのかたわら、自家栽培の完全手打ち蕎麦の通販もやっています。
薫り高い「安曇野かね春の蕎麦」を是非ご賞味下さい

冬の燕岳と仙丈ヶ岳を公募します

2018年12月09日 | ツアー予定

 先日、怪我をしてから一年半の検診を終え、主治医先生から「なかなか良い感じですよ、若干負荷をかけてもいいかも知れませんね」という言葉をもらい、気をよくしたところで調子に乗って年末年始のツアーを公募します。
つまり赤沼ツアー復活!と言うことです。
いずれも山小屋の年末年始営業を利用しての、食事付きの山小屋泊ツアーです。
ご参加にあたってはそれなりの体力と、アイゼン、ピッケルの使い方にある程度の経験が必要です。

◎燕岳 ・・・12月22日(土)〜24日(月)
      一泊目は中房温泉泊、二泊目は燕山荘泊となります 

◎仙丈ヶ岳・・1月3日(木)〜5日(土)
      北沢峠こもれび山荘に二連泊 

参加希望の方には詳細をお送りします。

ご連絡は下記まで。

沢山の皆様のご参加お待ち申し上げております。

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山岳ガイド 赤沼千史

赤沼千史

cwstudio@sea.plala.or.jp

TEL 0263-83-2100

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2013年ツアー予定 4月~7月

2012年12月22日 | ツアー予定
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4月13日~14日 技体5/5 テント泊
北アルプスの秘境初雪山・・・・・・・・・初雪山は栂海新道の犬ヶ岳西方に位置し、北アルプスの主脈からはずれ登山道も無いため登頂は積雪期に限られます。北アルプスでは珍しい秘境の山と言えるでしょう。栂海新道から眺めるその山態は堂々たる風格を持ちます。長大な尾根の先には富山平野、そして日本海が美しく広がります。遙かなる山へ是非どうぞ。前泊が必要です。

① 4月13日(土) 午前6時00分JR北陸線糸魚川駅集合~大平~林道~北尾根~テント泊(5時間)
② 4月14日(日) ~初雪山往復~北尾根~大平~糸魚川駅解散(8時間)
・ 装備:10本以上アイゼン、ワカン、シュラフ、マット、食器等
・ 会費:38,000円(朝夕2食付き)
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4月20日~22日 技体4/5 民宿泊予定
大佐飛山 男鹿岳・・・・・・・・・残雪期を中心に登られる正規ルートの無い山を二つまとめて登ります。男鹿岳は日本三百名山。ガイド自身まだ登ったことが無いので宿泊場所等詳細は未定となります。どちらか一つの参加も可能です。詳細はお問い合わせください。

① 4月20日(土) 午後2時頃東北新幹線那須塩原駅集合~民宿泊
② 4月21日(日) ~栗生沢~大川峠~男鹿岳往復~那須塩原泊(8時間)
③ 4月22日(月) ~百村~大佐飛山往復~那須塩原解散(11時間)
・ 装備:8本以上アイゼン、ワカン或いはスノーシュー、ストック、ピッケル等
・ 会費:未定(65,000円程度)
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4月26日~4月27日 技体5/5テント泊
笈ヶ岳テント泊ピストン登頂・・・・・・・・200名山笈ヶ岳登頂最短プランです。今年の入山は石川県側一里野口ジライ谷とし、さらに時間を短縮します。テント装備を背負っての登りは4時間程です。日帰りプランも同時募集していますが、実はテント泊プランの方が余裕をもって歩け安全なのです。スーパー林道開通時期が毎年変わるので、状況によって往復二時間の林道歩きが加わる事がありますが、時間的余裕は充分です。

① 4月26日(金) 午前7時北陸本線金沢駅集合~白山一里野~ジライ谷~冬瓜平付近テント泊(4時間)
② 4月27日(土) ~笈ヶ岳往復~冬瓜平~白山一里野~金沢駅解散(9時間)
・  装備:3シーズンシュラフ、エアーマット、食器、アイゼン、ピッケルなど
・ 会費:42,000円(朝夕2食付)


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4月28日~29日 技体4/4 山小屋泊
尾瀬景鶴山登頂・・・・・・・・・・・・日本三百名山、しかも尾瀬景鶴山は自然保護の為入山禁止です・・・・・・が、残雪により植生が守られますので、この時期のみ入山が許されます。尾瀬ヶ原は一面の雪原となっていますので、これがまた素晴らしいのです。ひと味違った尾瀬をどうぞ。

① 4月28日(日) 午前10時15分JR沼田駅集合~鳩待峠~竜宮小屋泊(3時間)
② 4月29日(月) ~ヨッピ橋~景鶴山往復~鳩待峠~沼田駅解散(9時間)
・ 装備:6本以上アイゼン、ストック(ピッケル推奨)
・ 会費:42,000円

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5月2日~5月4日 技体5/6 民宿泊
笈ヶ岳民宿泊ピストン登頂・・・・・・・・200名山、白山北方稜線上に在る道無き山笈ヶ岳日帰り登頂プランです。入山は石川県側一里野口ジライ谷とし、日帰り往復を目指します。二日目の登頂が出来ない場合三日目が登頂日となります。

① 5月2日(木) 午後3時JR金沢駅集合~白山一里野民宿泊
② 5月3日(金) ~ジライ谷~冬瓜平~笈ヶ岳往復~冬瓜平~白山一里野泊~(12時間)
③ 5月4日(土) ~(登頂予備日)~金沢駅或は松本駅解散
・ 装備:10以上アイゼン、ストック(ピッケル推奨)
・ 会費:55,000円

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5月7日~8日 技体4/4 民宿泊 
虫倉山、堂津岳ピストン登頂・・・・・・・・・・堂津岳は登山道がないため残雪期のみ登頂が可能な信州百名山です。なんでこんないい山に道がないのだろう?高妻山の西に位置し、火打山、妙高山、戸隠山が目前に迫る絶好の展望台。訪れる人もまれな隠れた名山です。一日目は同じく信州百の虫倉山へ。

① 5月7日(火) 午後11時00分JR長野駅集合~虫倉山往復~鬼無里民宿泊(3時間)
② 5月8日(水) ~堂津岳往復~自然園~長野駅解散(8時間) 
・ 装備:アイゼン、ストック、簡易ハーネスなど
・ 会費:38,000円
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5月13日~14日 技体3/3 ガイド宅泊
コシアブラの天ぷらと鍬の峰・・・・・・・・・・コシアブラは最近人気の山菜ですが、実際に採って天プラにしてみましょう。揚げたては美味いスよ。もちろん、タラの芽やウドや、ミヤマイラクサなんかも食卓に登る予定。締めは赤沼ガイド手打ち蕎麦で。いずれも食べ放題につき、カロリーを気にされている方には向かない山行かも。鍬の峰は北アルプスの前衛峰で、残雪の餓鬼岳や針ノ木、蓮華岳を間近に望み足下には安曇野が広がります。この時期はシャクナゲも綺麗。お泊まり築120年のガイド宅へどうぞ。

① 5月13日(月) 午前11時05分信濃大町駅集合~山菜採り~ガイド宅泊
② 5月14日(火) ~白沢林道~鍬の峰~仏岬~穂高駅解散(5時間)
・ 装備:通常装備
・ 会費:27,000円(朝夕2食付き)
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5月15日~17日 技体5/5 山小屋、テント泊
火打~焼山~金山~天狗原山縦走・・・・・・・・・日差しの暖かくなるこの時期の豊富な残雪を利用して、雪解けにより笹が立ち上がる前の稜線を踏破します。一日目は高谷池ヒュッテ。二泊目はテント泊となります。一般的な登山道はまだ未整備ですので、残雪を利用して周遊コースを歩きます。スケールの大きな縦走プランです。

① 5月15日(水) 午前8時10分JR長野駅集合~笹ヶ峰~高谷ヒュッテ泊(4時間)
② 5月16日(木) ~火打岳~焼山~富士見峠~金山付近テント泊(9時間)
③ 5月17日(金) ~天狗原山~東尾根~笹ヶ峰~長野駅解散(5時間)
・ 装備: ピッケル、アイゼン、シュラフ、マットなど
・ 参加費: 65,000円(宿泊、朝夕2食含む)
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5月18日~20日 技体4/6 小屋泊自炊、テント泊
白根南嶺笹山(黒河内岳・・・・・・・笹山(黒河内岳)は農鳥岳の南に延びる白根南嶺にある山梨百名山です。山小屋なし、登山道は不明瞭で、水も無いのでやっかいですよね。そこで水を確保するために残雪期の踏破を目指します。雪を頂く荒川、赤石の眺めも圧巻です。7月には楽ちん笹山ピストン登頂も同時募集中ですが、充実感の高さはやはり縦走コースです。

① 5月18日(土) 午前8時30分JR中央線甲府駅集合~奈良田~大門沢冬季小屋泊(4時間)
② 5月19日(日) ~大門沢下降点~広河内岳~黒河内岳付近テント泊(9時間)
③ 5月20日(月) ~奈良田越~転付峠~田代~甲府駅解散(9時間)
・ 装備:シュラフ、マット、アイゼン、ピッケルなど
・ 会費:65,000円
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5月22日~5月23日 技体5/5 テント泊
毛勝三山縦走・・・・・・・・・毛勝岳は標高2414メートル、日本200名山です。最近北西尾根に新たな道が伐開されました。この時期は黒部の豊富な残雪と時を待てずに芽吹く新緑とのコントラストが見事です。もちろん山頂からの景観は剣、後立山を初めとして日本海や能登半島が一望の下。翌日はどうしても気になる釜谷、猫又への縦走を行い、フィナーレは美しく開けた猫又谷を下山します。

① 5月22日(水) 午前6時JR魚津駅集合~片貝登山口~毛勝山周辺テント泊(7時間)
② 5月23日(木) ~釜谷山~猫又山~猫又谷~南沢~魚津駅解散(8時間)
・ 装備:10本爪以上のアイゼン、ピッケル、ハーネス、3シーズンシュラフ、エアーマット、食器など
・ 会費:38,000円(夕食、朝食2食付き)
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5月26日~5月27日 技体4/4 テント、山小屋泊
鶏冠山から甲武信岳・・・・・・・・・山梨百名山鶏冠山です。登山道はだいぶ整備が進み、岩場には鎖も付きだいぶ安全に上ることが出来るようになりましたが、岩場ではしっかりザイルでサポートします。新緑と石楠花、岩峰のコントラストは見事です。そして鶏冠尾根を登り甲武信岳までを登つめます。

① 5月26日(日) 午前5時JR甲府駅集合~西沢渓谷~鶏冠山~木賊山~甲武信小屋泊(9時間)
② 5月27日(月) ~甲武信岳往復~戸渡尾根~西沢渓谷~塩山駅解散(4時間)
・ 装備:シュラフ、マット、簡易ハーネス、軽アイゼンなど
・ 会費:42,000円
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5月28日~29日 技体3/3 ガイド宅泊
クライミング講習会・・・・・・・・・・・・長野県大町市にある人工壁においてのクライミング講習会です。安全な人工壁でクライミング体験をしましょう。怖いところでも、ロープを着ければあら不思議!少しロープが使えれば、バリエーション登攀、沢登りなど登山の世界はグッと広がります。ロープワークは繰り返すことで身につきますので二度目三度目の方も是非どうぞ。夏シーズン前に岩場トレーニングをどうぞ。宿泊は築120年の我が家で私の手打ち蕎麦をご賞味ください。

① 5月28日(火) 午前11時10大町駅集合~人工壁にてトレーニング~ガイド宅泊
② 5月29日(水) 午前中クライミング講習の後大町駅解散 
・装備:ハーネス、ヘルメットなど
・参加料:10,000円

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6月8日~9日 技体4/4 テント泊
有明山北方稜線・・・・・・・日本二百名山の有明山。今回のご案内は登山道のない東沢乗越からの周回登頂プランです。今時珍しい人跡希な北アルプスの藪こぎルート、這松を漕ぎシャクナゲを払いながらも意外と歩きやすいこのルート。強い意志があれば道は必ず開けます。頑張ったご褒美に山菜と有明温泉が待っています。藪漕ぎ好きの方、登山道の空白部を埋めたい方いかがですか。松本か安曇野周辺での前泊が必要です。

① 6月8日(土) 午前5時00分JR松本駅集合~中房登山口~東沢乗越~清水岳付近キャンプ泊(8時間)
② 6月9日(日) ~清水岳~有明山~有明温泉~穂高駅解散(8時間)
・ 装備:6本爪アイゼン、シュラフ、マット、食器など。なお、ストック等引っかかるものは不可
・ 会費:32,000円(朝、夕2食含む)

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6月13日~14日 技体 4/4 ガイド宅泊
白沢天狗岳と岩殿山・・・・・・・・・白沢天狗岳は2,036m、最近登られる様になった爺ヶ岳南東の前衛峰。里山の範疇ながらしっかり登りごたえのある山です。爺ヶ岳スキー場からの登降はきっと皆さんを満足させてくれるでしょう。初日の岩殿山は筑北地域の里山ですが、岩場の織りなす楽しいルート。隠れたパワースポットです。

① 6月13日(木) 午前10時40分JR松本駅集合~筑北村岩殿寺登山口~岩殿山往復~ガイド宅泊(3時間)
② 6月14日(金) ~爺ヶ岳スキー場~白沢天狗岳往復~大町駅或いは穂高駅解散(9時間)

・ 装備:通常日帰り装備
・ 会費:27,000円(朝、夕2食含む)
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6月15日~16日 技体3/4 テント泊
ツクモグサ赤岳から硫黄岳縦走・・・・・・・・・・・・・ツクモグサの頃、赤岳から横岳、硫黄岳を縦走します。ツクモグサを見ずして高山植物は語れません。梅雨時?そうです。しかし降る時は降るけど降らない時は降らないのです。雨に驚いてなんかいられません。テント泊ですがテント装備を背負うのは行者小屋までなので意外と楽ちんです。行者小屋泊も可能(各自別途)です。

① 6月15日(土) 午前11時茅野駅集合~赤沼の車にて美濃戸口~美濃戸~行者小屋テント泊(3時間)
② 6月16日(日) ~文三郎道~赤岳~硫黄岳~赤岳鉱泉~行者小屋~美濃戸~茅野駅解散(8時間)
・ 装備:シュラフ、エアーマット、食器など
・ 会費:30,000円(夕食、朝食付き)
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6月22日~23日 技体5/5 テント泊沢登り
笛吹川東沢渓谷釜ノ沢溯行・・・・・・・・笛吹川より甲武信岳に突き上げる東沢釜ノ沢は美しいナメ滝の連続する、古典的名渓です。特に千畳のナメは圧巻です。水も温むこの季節、今年の沢初めには是非ともお勧め。さほど難しい箇所もありませんので、沢初心者にも持ってこいのコースです。前泊が必要です。

① 6月22日(土) 午前6時JR甲府駅集合~西沢渓谷駐車場~東沢~広河原テント泊(8時間)
② 6月23日(日) ~甲武信岳登山道~甲武信岳~徳ちゃん新道~駐車場~塩山駅解散(6時間)
・ 装備:沢装備一式、シュラフ、マット、食器など
・ 参加費:36,000円(2食含む)

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6月26日~28日 技体4/4 小屋泊 
キタダケソウと北岳・・・・・・・・・・キタダケソウは花好きには堪らない魅力があります。だってこの地球上で北岳のほんの狭い場所にしか咲かないわけですから。しかもとってもキュート。なぜ此処だけなんだろう?ほんと不思議ですよね。地球温暖化が心配です。山梨県側がこの時期通行止めのため長野県側からの入山、しかも最短コース大樺沢を登ります。

① 6月26日(水) 午前11時15分岡谷駅集合~戸台口~北沢峠~広河原山荘泊
② 6月27日(木) ~大樺沢~八本場のコル~キタダケソウ群生地~北岳肩の小屋泊(8時間)
③ 6月28日(金) ~草スベリ~広河原~北沢峠~戸台口~岡谷駅解散(4時間)
・ 装備:8本以上アイゼン、ピッケルなど
・ 会費:65,000円

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6月29日~6月30日 技体4/4 小屋泊
白馬岳とツクモグサ・・・・・・・・・・・ツクモグサは八ヶ岳の横岳と白馬岳周辺のみに見られる特別な花です。風が強く過酷な稜線西側斜面を好む為、昨今の地球温暖化が心配です。他に彼らが行くところは無いんですよね。何とかならない物かと思いつつその貴重な姿を愛でに参ります。横岳のそれより花は大きめの様です。

① 6月29日(土) 午前9時40分JR大糸線白馬駅集合~猿倉~白馬尻~白馬山荘泊(5時間)
② 6月30日(日) ~三国境~小蓮華岳~白馬大池~栂池~白馬駅解散(6時間)
・ 装備:6本歯以上アイゼン等
・ 会費:38,000円
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7月1日~2日 技体 3/4 山小屋泊
徳本峠~大滝山~鍋冠山縦走・・・・・・・・・・・・・・かつて槍ヶ岳開山にあたり播隆上人が辿った鍋冠山と大滝山。それと歴史ある徳本峠を繋ぐ縦走プランです。北アルプスの主稜線を少し離れて、静かな歴史あるコースを歩いてみませんか。安曇野の地元ならではのコースです。

① 7月1日(月)午前6時JR松本駅集合~島々谷~徳本峠小屋泊(7時間)
② 7月2日(火) ~大滝山~鍋冠山~鍋冠林道下山~松本駅解散(9時間)
・装備:軽アイゼン、通常装備
・参加費:37,000円(宿泊費含む)
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7月3日~4日 技体3/4 民宿泊
山梨百名山笹山ピストン登頂・・・・・・・・最近白鳳山岳会によって整備された新ルート。今まで笹山へ登るにはテント泊で最低でも二泊三日の行程が必要でした。民宿泊で日帰り登山はまさしく夢のようなルート。笹山登頂を諦めていた方は是非どうぞ。

① 7月3日(水) 午後1時JR甲府駅集合~奈良田民宿泊
② 7月4日(木) ~笹山東尾根~笹山往復~奈良田~甲府駅解散(9時間30分)
・ 装備:通常装備
・ 会費;36,000円(宿泊含む)
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7月6日~8日 技体5/5 小屋泊
点の記ルート剣岳長治郎谷~平蔵谷・・・・・・・芝崎芳太郎、宇治長治郎らが剣岳に初登頂した長治郎谷から剣岳へ登頂し、カニのタテバイから一気に剱沢へ延びる平蔵谷を下降します。あまりにも有名な剣岳バリエーションルート、剣岳が一番剣岳らしい特別なコースをまとめてこなします。長治郎谷は右に八峰の岩壁が、平蔵谷は源治郎尾根の側壁が圧倒的な迫力で迫ります。雪の状態もこの時期がベストです。

① 7月6日(土) 午前9時35分大糸線信濃大町駅集合~扇沢~室堂~剱沢小屋泊(4時間)
② 7月7日(日) ~長治郎谷~剱岳~平蔵谷~剱沢小屋泊(8時間)
③ 7月8日(月) ~室堂~扇沢~信濃大町駅解散(3時間)
・ 装備:10本以上のアイゼン、ピッケル、簡易ハーネスなど
・ 参加料:67,000円(宿泊費、アルペンルート代含む)

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7月13日~14日 技体4/4 テント泊
天狗原山~金山~雨飾山縦走・・・・・・・小谷温泉から信州百名山の天狗原山、金山へそして雨飾山までしげくら尾根を縦走します。雨だって降るかも知れないけど・・・・・そりゃ梅雨ですからね。頑張って行きましょう。前泊が必要です。

① 7月13日(土)午前7時05分JR信濃大町駅集合~小谷温泉~天狗原山付近テント泊(6時間)
② 7月14日(日)~金山~雨飾山~小谷温泉~白馬駅解散(8時間)
・ 装備:3シーズンシュラフ、アイゼンなど
・ 会費:31,000円
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7月17日~19日 技体4/5 山小屋、避難小屋泊
栂海新道から日本海・・・・・・・・・・・イブリ尾根より入山し朝日岳から親不知を目指します。北アルプスは朝日岳から次第に高度を下げつつ親不知で日本海に降り立ちます。この時期はハクサンコザクラ、ヒオウギアヤメ、ひっそりと咲くトキソウなど湿原性の花達の花盛り。それはまるで天国の様な光景です。森林限界から日本海までのドラマチックコースです。

① 7月17日(水)午前6時15分北陸本線泊駅集合~タクシーにて北ノ俣~イブリ尾根から朝日小屋泊(7時間)
② 7月18日(木) 朝日小屋~朝日岳~黒岩山~栂海山荘無人小屋泊(8時間)
③ 7月19日(金) 栂海山荘~白鳥山~坂田峠~親不知駅解散(9時間)
・ 装備:夏シュラフ、エアーマット、食器など
・ 会費:57,000円(小屋宿泊費含、二日目以降2食付き)
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7月22日~24日(25日予備日)技体5/5 小屋泊
西穂~ジャンダルム~奧穂・・・・・・・・・・・・・・槍穂高連峰の最難関コースです。西穂高岳を越えるとそこは岩また岩の岩稜帯となります。間ノ岳、天狗岳、ジャンダルム、ロバの耳、馬の背と次々に現れる岩峰は退屈とは無縁の世界です。特にあのジャンダルムは誰もがあの頂きに立てたらと願っているのではないでしょうか。最近の整備でより安全になったルートを、時にはザイル確保を行いながら通過します。今回は予備日を取り登頂率を高めます。予備日を使った場合15,000円アップとなります。

① 7月22日(月) 午後12時20分上高地集合~西穂山荘泊
② 7月23日(火) ~西穂~天狗岳~ジャンダルム~奧穂高岳~奧穂高岳山荘泊(10時間)
③ 7月24日(水)~涸沢~上高地解散(7時間)
④ 7月25日(木)予備日(予備日消化の場合15,000円アップ)
・装備:ハーネス、環付きカラビナ(無い方はご相談ください)
・参加費:70,000円(2宿泊費含む)

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7月25日~26日 技体5/5 旅館、テント泊
甲斐駒~鋸岳縦走・・・・・・・・南アルプス鋸岳です。日本二百名山を始めたらこれやらないとどうにもなりませんよね。甲斐駒ヶ岳からは地図上点線ルートですが、以前よりは大夫整備が進みました。とは言え落石、滑落などは充分注意しなくてはいけません。というわけでヘルメット、ハーネスをお持ち下さい。あの鹿窓、小ギャップもロープを使って通過します。石室は屋根と床が新築されました。近くには水場があります。

① 7月25日(木)午前5時JR飯田線伊那市駅集合~北沢峠~甲斐駒ヶ岳~六合石室テント泊(6時間)
② 7月26日(金)~第二高点~第一高点(鋸岳)~角兵衛沢~戸台~伊那市駅解散(10時間)
・ 装備:ハーネス、ヘルメット、シュラフ、マット等
・ 参加費:52,000円(朝夕2食、宿泊費含む)