すずめ「チー」のブログへようこそ! アン、クロは11歳になりました。ミミとチビはまだ3歳になったばかりです。クロは一昨年1月4日に白い布に包まれた箱に姿を変わってしまいましたが、これまで残してくれた写真と記事を少しずつ紹介しています。これからも我が家の家族をよろしくお願いします。
*「すずめのひな」への緊急対処法 ~ このページを参考にして下さい。
*文章は「チーの過去日記」を紹介しています。「ホームページ1」の日記を少しずつ紹介しています。
*「チー」についてのメモも、少しずつ紹介しています。
すずめ「チー」のアルバム1 2
ならわまさおスライド写真集
すずめ関連サイトの紹介
今日の投稿写真(紹介していない写真も含め)をスライドで紹介しています。
1999年5月22日(土)
チーのビデオを撮る。
1999年5月23日(日)
チー、体全快する。チーのビデオを撮る。
1999年5月24日(月)
チー、餌(粟玉)を少し自分で食べる。チーが我が家の一員になってから、今日で5日、右目、右足、右の翼もすっかり治り、活発に動き回るようになった。昨日は、日中、ベッドの上で、私から離れ少し遠出をしたが、またすぐに戻って来て、ピーピー鳴いていた。
チュン(前の学校で、チーと同じように、生徒ではないが、教務に「朝、外の水たまりに落ちていた。助けてやってくれ。」と頼まれ、その後2年間、我が家の一員だったすずめ)の時の後悔(写真を数枚しか撮ってなかった)から、ビデオと日記を付けることにした。
チュンと同じく、私から決して離れようとはしない。チュンが生まれ変わって来てくれた。何か当然のように、お互い振る舞っている。今日夕方、6時頃、寝る前に、卵の粟玉を小さな容器に入れ、「もしかして」と思い、チーの目の前に置いたら、しばらくして、つつき始めた。
つつくのは今日からの行為である。「つつくだけかな。」と思ったら、少し食べ始めた。嬉しかった。神に感謝した。あと10日程で修学旅行である。修学旅行には連れて行けない。その前にひとり立ちし、餌と水を自分でとってくれなければ・・・。明日は小田原へ出張の予定だが、電話をし、欠席することにする。とにかくチーの命を守らなければ・・・。
今日、昼食時にいやなことがあった。教頭から「すずめを職員室で飼うのはまずい。すずめの嫌いな職員もいるのだから。」そういえば、この学校の職員は冷たい。すずめの様子を見に来たのは数人、あとは迷惑顔である。みな言葉では「命の大切さ」を言うが、心の中は違う。それが今日の教頭の言葉に表れている。
でも、もともと分かっていたことでもあるので、気にせず行こう。昼休み、音楽室(この学校では英語の他に1年の音楽も担当している)へ移動した。結果、誰も「すずめはどうしたの。」の一言もない。皆がいやな感じで見ていたのだろう。
今日はチーのことですばらしいことが多かったが、職員の心の中を見たようで、愕然とし疲れて帰宅したが、これから数日のチーの保温のことが気になり、頑張って歩いて東急ハンズまで出かけ、この前と同じ品を3パック購入し、ついでに餌入れに良いと思い、小さい桐箱を買って相模大野駅まで戻った。
今日は夕食を自分で作る予定でカツオのたたき、野菜を少々買ってあったが、あまりにも疲れていたので、定食屋に寄り、さば定食、おひたし、しらすおろし、納豆、豆腐とビールを注文し帰宅した。9時過ぎ、チーを起こし、うんちをさせ(夜は一回は巣の中でやってしまっているが)餌を二口与え、再度寝かせた。明日は6時少し前に起こしてやる予定。
1999年5月29日(土)
このところ、左腕に留まり、その後、手の中でよく寝ている。つついて餌の催促までする。左手の小さなほくろをつつき赤くされた。午後、水浴びをする。
--------------------------------------------------------------
チーについてのメモ チーを僕の記憶から消え去らせないために
6. 2004.5.28 麻の実の食べ方 - 麻の実を見つけると、得意げに「アー」(口に麻の実をくわえているので)と叫びながら、僕の所へやって来て、麻の実を口の中で転がし、皮を取り去り、舌を上手に使い、中身を食べる。ちなみに、麻の実を食べられるようになったのは、チーが僕の所へ来て間もなくである。初めは、麻の実を見つけても、固い皮を破ることができず、あきらめていたが、数日後、食べられるようになり嬉しそうにしていた。
7. 2004.5.28 チーがリラックスしている時は、時々、じゅうたんの上のこぼれ落ちた餌を探しながら、小さな声で、人間が鼻歌を歌うように、歌を歌っていた。
8. 2004.5.28 アンが豆苗(とうみょう)の茎をちぎると、時々、その葉をちぎって食べていた。チーはサラダ菜が一番好きである。
9. 2004.5.28 チーが病気になってから、寝させるためにかごに入れる直前、ベッドの枕の上に乗り、背伸びをして窓の外を見ていたことがある。この姿はめずらしいことで、「何見てるの」と声をかけると、こちらを振り向いていた。
10. 2004.5.28 チーはクロにも別れをしていた。チーは体調を悪くし、あまり飛べなくなってから、うさぎのクロに寄り添うようにして、一緒に居たがっていた。私は「チーちゃん、どうしたの。」と言って見ていたが、本当に親しそうに体をすり寄せるようにしていた。クロもいやがることなく、ジッとしていた。実を言えば、クロはチーの数十倍、いや、数百倍の大きさ、体の弱っているチー、クロが「動いたら」と心配だった。でも、今思うと、チーはクロに「最後のあいさつ」をしていたように思える。
--------------------------------------------------------------
福島県のすずめ達、生き物達の命を救って下さい!
今日(8月29日)、野田新代表が選ばれた。この時期(8月27日)に管総理は福島県へやって来て、佐藤知事に、「浪江町は20年間住めない。さらに放射能物質で汚染された土壌は福島県で管理してほしい。」と突然言いだし、知事、県民を怒らせた。何の予告もなくである。国民のことなど、全く考えていない。考えているのは自分のことだけである。3月11日の震災後、宮城県、岩手県、福島県、茨城県で多くの人が亡くなり、福島県は原発事故もあり、多くの人が苦しんでいる。放射能を恐れ、県外へ越す家族が増えている。管総理の下での国の対応は皆無。原発事故も管総理の対応が悪かったため起きたのだ。
このブログ記事の下の方にも東日本大震災・原発事故後の情報記録を掲載しています。郡山もかなりセシウム137で汚染されています。半減期が30年、我々人間・家畜もそうですが、自然の中で生活している生物たちはこれからどうなるのか、心配で、心配で・・・。
猛暑も去り、いつもの夏が戻って来ました。昨日はミンミンゼミ、今日はヒグラシの声が聞こえて来ました。これまであまり見られなかった月見草の花も昔のようにあちらこちらで見られるようになりました。子供のすずめ達の姿も今年は例年になくたくさん見られるようになりました。放射能汚染の中で・・・。毎日大小の余震が続いています。私も含め、皆精一杯生きています。命のある限り!
「レビン」のブログへジャンプします。
Tさんからの「夢二君」の写真・近況報告(2011年7月10日)はこちらです。
*MIDIにつきましては、ホームページの「クラシック音楽」「チロルの音楽」「音楽素材MIDI曲集」の各ページをご利用下さい。このブログでも「MIDIダウンロード専用ページ」を用意しています。
*私自身のバイオリン演奏71曲を紹介しています
シュトラウスの「春の声」
東日本大震災・原発事故後の情報記録
ペット専門リンク集 ~ 即時登録されます。
Film03Baby Sparrow Chie
激しい風と雨が続いた次の朝、私の学校の生徒が「助けて!」と言って私の所へ一羽のすずめのひなをハンカチに包んで持って来ました。登校途中、道に横たわっていたそうです。右目は開かず、右の翼に怪我をしていました。しかし、怪我もすっかり治り、私の手の中でスヤスヤ眠っています。
Film01 Young Sparrow Chie
相模大野の伊勢丹前の公団住宅14階が、チーの育った家である。ベランダには、ウィーンから持ち帰った種を蒔き育てたカスタニアの木が大きな葉を茂らせている。一昨年、この木から2羽のヒヨドリのひなが育って行った。今年もそのヒヨドリがやって来て、木の状態を点検しているようである。後日、日記にも写真を載せてあるが、2羽のひなが育って行った。チーにとってはヒヨドリは初めて、びっくりして、大きな生き物がカスタニアの木の枝に居るのを、私に知らせようとしている。私にとって、貴重な映像のひとつである。
Film02 Sparrow Chie on My Arm
チーと私の初めてのツーショット。5年間一緒にいて、これが一緒に映した唯一の映像なのである。赤ん坊の時は、好奇心旺盛で、カメラも全然気にしなかったが、成長するに連れて、カメラを向けると逃げ回っている。このホームページの写真はそのような状態で写したものである。チーは写真が嫌いなのである。また、チーは食事をする時、水を飲む時以外は、朝起きて、寝る時までいつも私と一緒なのである。いつも私の腕や肩の上、時にはお腹や首のくぼみに居て、スヤスヤ寝ている。カメラをかまえることなどなかなかできない。まして、一緒に写真を撮るなど夢また夢。でも、ある日、大決心をし、この映像を映した。三脚を使い、ビデオカメラをチーに分からないようにハンカチでカモフラージュし、リモコンを使い、左手で操作しながら撮影したのである。そのため、どうしても、距離を置いての映像になってしまった。チーは私と一緒に居る時は、ほとんど声を出さない。声を出す必要がないのである。何も言わなくても、お互い、分かっているからである。
すずめ「チー」のことば
すずめ「チー」は日本語の「はーい!」を大きな声で言うことができます。私との会話の中で覚えたようです。この「はーい」には、色々な感情が込められ、彼女は色々な場面、色々な意味を含めて使っています。「すずめ「チー」のことば」をクリックして下さい。
Chie taught me many things. There is no size, large and small, about life. We have to live as hard as possible, as long as there is a life. Even if we run the risk of our lives, we have to love each other. We have to trust each other from the bottom of our heart. Death is a part of life. There is love which exists forever. The language which can understand each other exist. We were very happy when we were together, even if we did not mutually say anything. It is the same now.
チーは私に色々なことを教えてくれました。命には大きい、小さいの違いはないこと、命のある限り、精一杯生きること、命がけで愛すること、心から信頼すること、命は死を越え存在すること、死も命の一部であること、永遠に存在する愛があること、お互いの言葉を越え、理解し合える言葉が存在すること。私たちは、お互い何も言わなくても、一緒に居るだけで幸せでした。今もそれは変わりません。