千恵子@詠む...................

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ドキュメント「別れの何が悲しいか」 三國連太郎...直子に語る

2014年02月19日 | 詠む

別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った」 宇都宮直子 中央公論新社

三國は敬体で喋っているが、短歌に嵌めるために常体にした。

初出は『婦人公論』連載の「拝啓、三國連太郎様」と「大きな声で、さようならと言う」を収録したもの。

母親ほどの年齢の女の強姦シーンを演るために、全ての歯を抜く役者魂。

ほとんど邦画を見ないので、釣り好きな爺さんシリーズ映画の印象が強かったが...。

襤褸の旗」田中正造の役をやれるのは三國しかいないな、やはり。

------------ 備忘メモ ------------------

77 旧制中学に登校しない子どもを殴る父。母が庇うと母を殴る。

152 墨で「×」と大書された台本。

173 映画「異母兄弟」のために歯を全部抜く34歳。田中絹代の強姦シーンのため。

目次 : 破天荒な日々(ラーメンとメロンソーダ/ 美味しいごはん ほか)/ 「気遣い」をいくつか(むかしむかしの話/ 焼きいもをどうぞ ほか)/ 奥の深い話(下北沢、夜/ 健脚について ほか)/ 愛ではなかった(「欲しい」ので仕方がない/ 浮気のススメ ほか) 

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