千恵子@詠む...................

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「検察崩壊」を 鋭く追及ね

2012年08月30日 | 

「 検 察 崩 壊 」 を  鋭 く 追 及 ね

健全な法治国家のために声をあげる市民の会」、二年間の動き。おさらい。

■ 厚生労働省の高級官僚を、無実と知りながら起訴し半年以上拘束し、あまつさえフロッピー証拠の改鼠

■ 総理となる可能性もある大物議員を起訴させるために、検察審査会だましの偽造捜査報告書

こんなことが罷り通るなら、どんなひとでも簡単に獄に入れられ、社会的に抹殺されてしまう。まさに法治国家の危機だ。

「会」は、この典型的な二つの攻撃に関して、声を挙げ具体的に告発などの行動を逐次、果敢に続ける。

ツイッター(八木啓代フォロワー1万2千人)、ブログ、ユーチューブなど新メディアの活用。

特色として、簡便な参加形式がある。なにしろ、ウルトラ権力もってる暴走検察に告発行動。住所を明記して出した告発状が、逆に非国民リスト化したら嫌じゃん。情報が漏れて仕事に差しさわりが出たら困るなど、不安を覚えるひともいるだろう。そこで会員を三種別に分けた。

記者会見など顔出ししてもよい正会員・種別一、実名を出して申立人になる正会員・種別二、活動資金やネット上の広報協力をする応援サポーター会員だ。例えばサポーター会員なら、連絡先をメールアドレスのみで可とするなど個人情報への配慮をしている。連絡は電子メールなどインターネット経由にしたために、年会費千円という低廉な会費。

明治大学大学院情報コミュニケーション研究科との協力による講座を基に出版された、「リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平」のなかに発端となる経緯が紹介される。

また明治大学とのコラボレーションで、「検察・世論・冤罪」シンポジウムを連続開催。検察の在り方検討会議委員、元最高検察庁アドバイザー、郵便不正事件主任弁護人、実際に暴言を吐いてしまった元特捜検事など、多彩なパネリスト。

    *           *

この八月末には、八木啓代会長が郷原信郎弁護士との対談に応じた書籍「検察崩壊~失われた正義」が毎日新聞社から出版。

対談相手。法曹三者の経験者でもある小川敏夫前法務大臣は、「もう今後五十年は、検察は信頼回復できないと思います」。

偽造報告書を作られたが実はテープ録音をしていた石川知裕衆院議員は、「検察は、政治は自分たちが決めていると思っている」。

郵便不正事件の証拠改鼠検事の上司の大坪弘道元特捜部長は、「田代報告書と録音反訳書の二つだけを法廷に出せば、否認のままで有罪をとれると思います」。

そして八木啓代の、「これはどう考えても、日本という国で、検察が起こしたクーデターなんです」。必読だな。

Comments (2)
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