年末から気になっていたひろしま美術館の「ルドゥーテの美花選展」にいってきました。
あまりに落ち着いた空間で居心地がよく2巡しました。
ルドゥーテとはナポレオンの時代に生きた花の画家。
ナポレオンと皇妃ジョゼフィーヌの間には子供がいなくて 離婚することになるのですが
その悲しみの中にあったジョゼフィーヌの心をルドゥーテがお花を描いて癒すというストーリーもあります。
貴婦人に愛され「花のラファエロ」「薔薇のレンブラント」と称された画家です。
今咲いている椿、来月頃咲く水仙、春に開くスミレ、薔薇、牡丹のお花といった身近なお花の絵が私の記憶に残っています。お花の後ろ姿を描いているのもルドゥーテならではです。
ジョゼフィーヌのストーリーを思い出しながら 世羅農園のダリア園の映像も頭に浮かびました。
ジョゼフィーヌは大の薔薇好きであると同時にダリア好きでもありました。
ダリアの花言葉の「移り気」は恋多き女ジョゼフィーヌからきたそうです。
ストーリーを知るとお花を愛でる楽しみも増えます。
「宮廷画家 ルドゥーテの美花展」 外にお花が少ない季節だからこそ 今 お勧め!
癒されるし ひとりでいくと自分と向き合える贅沢な時間がもてますよ。
早く華やかなお花が咲く春にならないかな~と思います。
そのころ ひろしま美術館では ピーターラビット展が開かれますよ。
今年はビアトリクス・ポターの生誕150周年。
年末 私 ビアトリクス・ポターの生涯を描いた映画も観たんで今から楽しみです。