チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

父の外泊、そして競馬場

2016年12月24日 | チエの玉手箱
今月中旬、主治医から父の病状についての説明があった。
末期癌ではあるものの、あと2~3か月の猶予があるだろうとのことで、私たち家族もホッとする。
痛みのコントロールができていれば外泊可能とのことで、本日2泊の外泊ができた。
外泊可能と知った父が真っ先に行きたい所として訴えたのが、競馬場だった。
競馬のこととなると目がキラキラと輝く。
弟と私は、ヤレヤレと苦笑いするしかなかった。
母に至っては「こっつぁがなし(とんでもなくくだらない)だごど」である。
しかし、私たちは常々言っていた。
「お父さんが競馬へ行かなくなったら、おしまいだ」と。
それぐらい父は競馬好きだった。
人はもうすぐ死ぬと判っていても、最期まで生きようとするのだなと思った。

それで、病院には内緒だけれど、自宅に帰る前に競馬場に立ち寄った。



私は福島に住んでいながら、福島競馬場に入るのは初めてだ。
場内はきれいに整備されていた。



父は、明日の有馬記念とあと2・3レースの馬券を買ったようだ。
父は2週間ほどの入院ですっかり足腰が弱くなり、足元がふらついていた。
老眼も進んで、マークシートにやっと記入できたらしい。
自分でも、これでは無理と悟った様子で、40分ほどで競馬場を出た。

さて、明日はどの馬が来るのだろう?
父は最後の有馬記念を自宅のテレビで観戦することだろう。
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4 コメント

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チエちゃん様へ。 (りくすけ)
2016-12-27 18:34:14
チエちゃん様にとっては初めての福島競馬場訪問。お父様にとっては久しぶりの(?)入場だったのではないかとお察しします。改めて、本場(ほんじょう)には、様々な人の想いが交錯しているのだなと感じました。・・・有馬の結果、いかがだったのでしょうか?
>りくすけさん (チエ)
2016-12-28 06:16:49
コメントありがとうございます。
競馬場はとてもきれいだったので、少しおどろきました。
父は「久しぶりだな」と言っていました。
さて、父のレース結果ですが、見事1-2-11の3連複当てました。
もっとも、人気の3馬ですから、簡単だったかもしれませんけど、何があるかわからないのがレースでしょ?
父は11サトノダイヤモンドが来ると予想していました。
最終オッズはサトノが1位ですが、父が馬券を買った時点では1キタサンブラックでした。
長年の経験とカンなのでしょう。
本人は「毎週当ててるんだよ」とうそぶいていました。
りくすけさんは、競馬もなさるのですか?
私も馬券を買ったりはしませんが、馬が走るのを見るのは好きです。
中山大障害が好きかな・・・
Unknown (りくすけ)
2016-12-28 12:43:28
有馬見事的中!さすがですね。
お目にかかった事のない他人の身で恐縮ですが、ご病状の様子など拝読してから的中の結果をお聞きすると、勝手に胸の詰まる思いがし、目頭が熱くなってしまいました。
僕も馬複、馬単で当てる事ができましたが、投資金額よりも配当が低く「トリガミ」でした。

競馬は、たまにたしなみます。
以前「藤田菜七子ジョッキー」来県の際にも投稿しましたが、こちら石川県の「金沢競馬」が仕事の取引先でもあり、年に数回足を運んだ際や、G1ビッグレースの時に馬券を購入しています。ただ、あくまでも主戦場は競艇。競馬は他流試合と心得て楽しんでいます。
>りくすけさん (チエ)
2016-12-28 22:32:34
ありがとうございます。
父はおこづかいでやれるだけ、買っているようです。
大儲けもなければ、大損もないみたいです。
ギャンブルは、ほどほどがいいですね。
あは、釈迦に説法でしたね。


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