真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

老カメラマン鎮魂の旅 (新書版の写真入り紀行から重たい写真集を思い出す)

2008-11-05 | 読書-2008
カメラマン氏の危機。冠動脈ステントの留置箇所に出来た?血栓が原因で心停止してしまったが、それが入院検査中だったので幸運にも復活できた・・・。

『カラー版 四国八十八ヵ所―わたしの遍路旅』
石川文洋著(岩波新書 新赤版1151)
・・・上記から石川氏の公式HPにリンクあり、その中の「管理人のページ」が夫人による近況報告になってるようですね。
「カメラマン氏」というのは、そのページで桂子夫人が文洋さんのことを指すときに使う。

コラムとして15人のジャーナリストの思い出や事績も記述。

ところで、鉄道会社などが夏休みなんかにやっている「スタンプラリー」は、お遍路にヒントを得たのだろうかね。

これを読んだら、あれをもう一度読みたく(見たく?)なり、図書館へ。

あれ⇒『レクイエム ヴェトナム・カンボジア・ラオスの戦場に散った報道カメラマン遺作集』1997年
‘1950年代のフランスによるインドシナ戦争の最盛期から、1975年のプノンペンそしてサイゴン陥落までのあいだに、報道カメラマン135名の死亡あるいは行方不明が記録されている。この数字には戦いのどんな局面、あるいはどちらのサイドであっても、すべて含まれている。本書はこれらの男女に手向ける墓碑銘であり、また彼らが最後に撮影した写真を多数収録したものである。’

ベトナムで活躍したジャーナリストがコラム等を寄せる。序文はデイビッド・ハルバースタム~なんと自動車事故で亡くなってしまいましたね。

重たい重たい。
ベトナム戦争はね、南面堂が物心ついて社会や世界に関心を持ち始めた頃からずうっとやってたからね、素通りできないのよ・・・。

つづく

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昭和が歴史へと移行する中、“... | トップ | きみは明治~大正期の外交官 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書-2008」カテゴリの最新記事