季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

明日に向かって

2012-05-20 22:42:04 | 食べ物 Eat
滋賀県の名産を頂いた。丁子麩。からし酢味噌まで付いている。簡単そうだったので作ってみました。
まず10分くらい水で戻す。

       

柔らかくなったら絞って水気を切って

       

茹でた野菜と一緒にからし酢味噌で和える。
これは良いです。あっさりとしてしっかりとした味で。簡単でタンパク質がたくさん摂れる。
この頃肉をあまりたくさん食べたくないと言う気持ちが起こって来ていて、息子や夫は必要だと言うので料理はしているけど、秘かに麩や豆に移行して行きたいと思っているのです。これは良いと思う。

       

そしてまた徳島の友人から野菜が届いた。今日のスターはスナップエンドウ。
少し膨らみ過ぎたと言っていたので見かけはそうだけど、食べてみたらそれでも柔らかくそして信じられないくらい甘い。パリッと汁けがほとばしるようで外の皮もシャクシャク美味しいんです。
柔らかそうなものを少しサラダに取り分けて今日は表面を強火でソテーして夕食に。
ハーブ入りのソーセージとザウアークラウトに添えてバイエルン風に。

       

子どもたちもこのスナップエンドウにはびっくり!今までのスナップエンドウとは違う。
正直に一生懸命作っている様子も聞いているので尚更美味しさが増します。
タケノコや他の野菜もいろいろまだある。楽しみに食べよう。

これで明日からの一週間への準備は整った。
明日は新月、金環日食です。専用のメガネを買っていないので直接は見えないけどちらっとでも見えたらいいなあ。そして3年前の日食のときは知り合いの一人が車の事故で大けがをしたので、「気を付けないと」って気がどうしても起こります。何にしても新月も日食もきっと新しい時代の始まりにふさわしい。
少し心を引き締めて静かにその変化と始まりを観たい。
Comment (0) |  Trackback (0) | 

成田牧場で毛刈り

2012-05-19 18:59:53 | ウールクラフト WoolCraft
車に乗せてもらって朝からお出かけ、途中大津のサービスエリアで朝ごはん。
良い景色。それにしても朝から白湯ラーメンと近江牛の焼肉丼セットって気合入り過ぎでは?私。

       

今日は滋賀県甲賀の成田牧場で毛刈りのお手伝いに。
去年、野犬の被害にあったそうで頭数が少なくなっていました。残念。
近くの小学校の子どもたちが毛刈り体験に来ていて、先生に教わって少しずつ鋏で毛を刈っています。
今日は羊仲間の友達も一緒なので彼女と一緒に私たちも毛刈りをしました。
今日は寝かせた羊の毛を鋏で刈っただけだったので筋肉痛にはなっていません。

       

ここには可愛い仲間たちが一杯。羊と一緒にヤギやポニー、ミニブタもいるし、鶏やウサギもいます。
何よりここの犬たちが美しく元気。小さいウサギを見守る彼(彼女かも?)とっても信頼できる感じです。彼の毛がふっさーとしていて見ていてとっても気持ち良い。

       

実はここのメインは牛です。とても広くてきれいな牛舎で暮らしています。

       

かわいい子牛もいました。なぜか耳にうかぶこの歌「ドナドナドーナードーナー♪」
ってかわいそうじゃん!

       

と言うのも作業の後、ここの名物「バーベキュー」を頂いたんですが、肉がたまらんうまいです。適度な脂肪分、そして旨味。こんな美味しい牛肉、家では食べた事ないです。すばらしい!
野菜もここで作られているので甘味があってとっても美味しい。
そしてもう一つの名物がジェラート。牧場主の娘さんが各地のジェラートを食べ歩いて研究に研究を重ねて出来たと言う名品。もちろんダブルにしましたが、それでも心のこりのフレーバーがいくつも。
成田牧場は新名神甲南インター出てすぐ。子ども連れに最高と思います。是非!

食べ終わって会話の途中で私が師匠に聞きました。「毛刈りがない期間の一年間、どうやってこの体力を保っているのですか?何かトレーニングでも?」と聞いたら、「特に運動はしていません。」との事。びっくりです。私は羊1頭分刈ったらもう疲れてしまうのに、彼は10頭でもそれ以上でも大丈夫。そして私より年上。見習いたい、あやかりたい!
そしたら「体力って言うよりも毛を刈るときに力が要らないから大丈夫。」だそうです。
ほんとに?そうなのか…。
って聞いたら思い出した。クリニックの敏腕カウンセラーの言葉。
その時も私は「毎日ここでいろんなたくさんの人たちの重ーい暗ーいつらーい話をいっぱい聞いて、そのストレスから回復するのはどうやってるんですか?」って聞いた。そしたら
「もちろんとっても疲れた時はここを出てから家に着くまでの時間が少し長くなることはありますね〜、ちょこちょこ本屋さんに寄ったりして。でも基本もう聴いているときに疲れないようにしています。」
似てると思う。
それがプロだ。きっと。
なんかすごいもの見つけちゃったって思った今日です。だからどうしたらそうなれるのか?って考えたら「数をこなして後は慣れ、そして考える」しかないと思うけど。プロってすごいね。

帰りにいつもの忍者の湯にも浸かって(ちなみに女湯の名前は「くのいちの湯」)
信楽焼の露天の湯船にゆっくりと浸かって幸せ気分で帰りました。

今日も師匠に感謝。楽しい一日でした。VIVA毛刈り!VIVA羊!そしてVIVA滋賀県!
Comments (2) |  Trackback (0) | 

久しぶり

2012-05-18 18:04:27 | 手仕事 Handicraft
天気が良いのでいろいろ家仕事。
ルームシューズの底に張った皮がとってもくたびれてきたので張り替える事に。まず古いのの縫い目をほどいて剥がす。それからウール用洗剤でやさしく洗います。これ以上縮んだらいけないから。
今度は厚めの良い皮を仕入れたので良いのになりそうです。

       

一か月ぶりにバーナーワークへ。
久しぶりなので今日は復習と手慣らし。小さな玉をいくつも作りました。
レース棒(ねじねじ)を入れたり、点々を打ったり、いろいろ遊びながらやってみる。
そしたら思ったよりちゃんと手が覚えてました。去年の9月から半年間は殆ど毎週頑張ったので、もう手にしっかりと動きが入ってるのでしょう。良かった。次はパーツを作るのを教えてもらう予定です。

もう主要な技法は大体習った。パーツも習うけどたぶんそんなに使わない。
これからは今までの技法を使いながら色について研究して行きたい。
この前先生の個展を見ても思ったけど、作品にかかる手間も大事だけどやっぱり色が決め手。ガラスの色を生かして玉の大きさや形や模様など総合して良いと思えるものを作って行きたい。
この連休中にも何人かの人たちにプレゼントして喜ばれたので、これからもそうやって喜んでもらえたらいいなあと思って。

後はバーナーワークってその時の体調がもろにわかる。調子のよい時は良いものが出来るし、悪い時はうまく行かなくて疲れてそして出来た物があんまり。良い事がない。良いものを作ろうと思ったら自分の体調や心の調子を整えておかないと。それも技のうちだと思う。それにも研鑽しよう。(今までもやってるけどさらに)

前回の。たくさん。これも遊んだ。そして結構いい加減。ブレスレットに使えるように細い金串に巻きつけて穴を小さくしました。そして手に当たる所を平らにしたりしていろいろ工夫。だんだん覚えて使えるようになったらいいなあ。

       

自転車を漕ぐのもやっぱり楽しくぐいぐい五月の風の中を進む。バーナーワークって私の健康法の一つかも。
Comment (0) |  Trackback (0) | 

不思議植物

2012-05-18 08:27:17 | 暮らし Daily life
そうそう、熊野で見かけた不思議植物のこと。(まだ熊野を引きずっています)
紀伊半島最南端を通るときに初めて見たこれ、「なんじゃー???」と思い振り返った。

       

元は多分普通のソテツ。それが本体にわっさー!と何か生えている。
那智で朝の散歩の時にも見つけた。これは可愛いサイズ。

         

ね、なんか不思議でしょ?水木しげるの漫画に出てくる妖怪(妖精?)みたいな格好になっている。
本体のソテツは古い葉が落ちた後がパイナップルの実みたいな形になってるのをよく見かける。その部分に何かの植物が寄生しているのだろうと思っていたら、最後の浮島の森でハッキリした。
       
これはヒトツバと言う植物。名前の通り一株から一枚の葉が出ている。この浮島の森でも木の本体に茂っていたりいろいろな所に生え広がっていた。
こんなのほかで見たことがない。本当に面白い。見るたびにすごく反応していた私でした。
こんなにみっちりといろんなところに広がって生えている様子から「花はどんな風?実はどんな風?そしてその広がり方はどんな方法?」などといろいろ疑問が沸き起こってきます。知りたい。

       

やっぱり熊野はおもしろい。帰ってきたところなのに旅行会社のサイトを観たりしていろんなコースを調べたりしている。興味が尽きない。次が楽しみ。

*調べました。インターネットって便利。
ヒトツバはシダ類。葉っぱが分かれてないからわからなかった。聞いたらなるほど。
だから胞子膿が葉っぱの裏に出来てそれで増えます。花も実もない。それにしてもすごい繁殖力。
Comment (0) |  Trackback (0) | 

夢だけど 夢じゃなかった〜!

2012-05-17 08:36:04 | 心と体 Mind&Body
昨日のたんぽぽの後、駅前のTSUTAYAで見つけたのがこれ。熊野に行ったので手に取ってパラパラと見てみたらいろいろ興味深かったので。

一個人別冊 日本の神様入門 (ベストムックシリーズ・50)
ベストセラーズ
ベストセラーズ


本を読んでたら発見した。熊野三山の記述の所で。
あの速玉神社を出た所の不思議店で聞いた数々の不思議人による不思議話がそのまま本に書いてある。
聞いているときは「インドから来た神様が到着なさったのが神倉神社の山頂」ってなんのこと?????って感じだったけど、それも書いてあった。

神仏習合の性質が強いため、山岳信仰とも結びついて熊野本宮大社の本地仏は阿弥陀如来、速玉神社は薬師如来、那智大社は千手観音って言うのもめし屋のお兄ちゃんの話通り。彼によるとこれによって熊野三山にお参りすることで先祖代々の穢れや罪、現世の救い、極楽浄土へに向けての準備というパスト・プレゼント・フューチャー(過去・現在・未来)全体に功徳があるらしい。
彼は薬師如来さまのお手伝いとして美味しい健康に良い料理を作って提供しているのだそうだ。そして彼の作っているヨモギ茶がとても美味しかったので毎日飲んでいる。水に一つまみ入れて沸いたら30秒で出来上がり。好きな味。
これも「私しか作れないのです。」って言ってた。なんでも干して手で揉むらしい。「この手のひらの48億の細胞を使って作っています。」ってインテリ。やっている事は超アナログ。
「私はたくさんお酒を飲むのでこのヨモギ茶がないと持たないんです。」ってダメじゃん!っていう落ちも付いて。「薬師如来さま、まず酒やめなさいって言ってるよ!」と突っ込みを入れたくなる。

       

あと、絵巻物の説明をしてくれた尼僧の事も本に載っていた。平安中期以降に勧請活動をして全国に熊野信仰を広めた熊野比丘尼の一人らしい。あの絵は「熊野那智参詣曼荼羅」と言うらしい。彼女は「私はガイドです。」って言ってた。不思議な空間と人と話だったけど昔からあるれっきとした人々と考え方なんだなあ。確かに彼女に貰った梛(ナギ)の小枝はまだ水に差して活き活きとしている。

夢だけど 夢じゃなかった〜!  って平たい顔族の風呂文化見聞から帰ってきて傍らの牛乳瓶を見るルシウスの気分。(その元ネタはとなりのトトロ)

行く前に読んでおいたら良かったと思うほど詳しく載っています。
この前知り合いから聞いた「次に行きたい所リスト」に入れた奈良の三輪山の事も載っている。

いろいろ動くと繋がるなあ。この流れ、しばらく楽しもう。

Comment (0) |  Trackback (0) | 

笑い上戸

2012-05-16 22:18:05 | ハンドワーククラブ HandworkClub
今日も奈良たんぽぽの家へ。
なんだか慣れた、この道も。いい気分で通う。

朝のミーティングや作業などリズムも掴めてきた。
あんまり急がないでペース配分する。

今日もいろいろな発見や学びがあった。
ここの人たちは(も?)本当に個性いっぱいで会うのが楽しみ。
いつも先生と呼ばれる仕事をしているとそうなるんだけど、生徒たちがお話に出てくるキャラクターのように思えてくる。そして私はその人たちとそのお話のファン。そんな感じ。
学校で先生をしていたときもそうだった。毎回の授業の前ってあの好きな登場人物たちに会えると思ってワクワクしていた。

いつものように午前の活動がおわったらHANAランチを頂いて食堂の外でひなたぼっこ。
小さな池にはアヤメが咲いていました。

       

いつもその後カフェでココアを頼みます。そしてそこに居合わせた人たちと一緒に居る事を楽しむ。
今日は私の周りはかわいい女の子たちに囲まれていた。その子たちがもう「箸が転がってもおかしい!」ってくらいのお年頃。一人が「びっくりしたー!」と言った言葉をもう一人が何回も真似してそれだけで起こる無限の笑いループ。そこにもう一人加わってそれが伝染してまた笑いのトリプル無限ループ。これが20分以上続いてた。本当に笑い上戸です。なかなか「びっくりしたー!」の一言で20分笑えないよ。

ここの人たちって笑う時は本当に思いっきり笑う。そして憎まれ口も平気で叩く。会ったらうれしくて挨拶する。
作業が終わりかけた時に昔の話になって、一人が昔の栄光を語り始めた。そしたらもう一人が「そんなん言ったらわたし、気い悪いわ〜!」って平気で言う。スタッフも声を合わせる。そうやって自分の感情を素直にすぐに表明してそしてそのフォローもお互いにしてお互いにええ感じで終わる。その会話に嫌味がないのだ。
こんなのもいいなあ、と思う。お互いに気を使って傷つけないようにばっかり気を配るのは大変だ。
ここの人たちは長いからそれでだと思うけどそういう意味ではとっても健康じゃない?
その秘密もそのうちだんだんわかってくるといいなあ。

メンバーが持ってきた測りがレトロクラシック。見たらフランス製だった。すげー!家にあったんだって。
いいなあ。めちゃかわいい!

       
Comment (0) |  Trackback (0) | 

お母さんネットワーク

2012-05-15 20:55:05 | 心と体 Mind&Body
東京の友達から電話。いつも楽しく話す。
彼女は中国人。前に大阪にいる時に知り合って子どもが生まれて、前に書いたインドの友達と同じように子育て相談に電話を良くかけてくる。

前に欲しいと言ってた櫛を送ったのでそのお礼、「combありがとう!」
「くし」って言ったら縁起が悪いから上げない方がいいかとちょっと思ったけど、combって言われたらまったく問題ないなあと思った。だって音だけ聞いてたらcomeとかcalmに似てる。幸せが来る、とか穏やかな暮らしとかの意味になりそう。いいねえ!

インド人の友達もだけど、異国で子どもを産んで育てるのって見ててすごく大変。日本人でも大変なのにそれに輪をかけて。
その二人の友達は似ているところがあって、私も共通するところ。
優秀な夫と結婚して、自分自身も頑張って経済成長を支えるべく勉強をいっぱい頑張ってしてきてキャリアを積むべく大人になったのに、結婚したらいきなり異国で子育てオンリー。すごい葛藤がある。
その葛藤と子育ての難しさと異国での生活の大変さが相まってすごいことになっています。
それでも賢く健康な彼女たちはずんずん問題に取り組んで力強く生きています。

今日の電話の彼女は市のいろいろな子育て講習会に参加したりして子育てにも意欲的。夫婦関係に問題があっても泣き寝入りなんかしないでいろいろ考えて専門機関にそうだんしたり本を読んだり友達に電話したりして前向きに取り組んでいる。見ていて気持ちのいいほど。

それで「こんなに子育ての事勉強して経験も積んで自分で確立してきたんだから、もうそのオーソリティーになれるよ!」と言うとうれしそう。ほんとになれると思う。
「そう言えば大阪の時の友達で中国に帰った人がしょっちゅう私に子育ての事聞いて来て、役に立ったありがとう!っていいます!」って言ってた。「やっぱり!」って言うと「chicoさんに教えて貰ったことばっかりですー!」と言っている。そんなことないと思うけど、やっぱりうれしい。
私も苦労してきてその上で身に付けてきた経験や知識を伝えているので、それが彼女だけじゃなくてその友達にまでそれも日本の外にまで広がっていると言うのがすごいと思った。

私のやり方や考え方がすべての人に通ずるとも思わないけど、それに響く人がいて、その響きが伝わっているのがすばらしいと思った今日。
お母さんネットワーク、孤独であればあるほど大切だと思います。どんどん広がってほしい。
Comment (0) |  Trackback (0) | 

ずーっと長く一緒に

2012-05-14 21:12:52 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

用意周到に行ったつもりが、いろいろ忘れててそのたびに謝る。そして彼らは「いいよいいよ!」って言ってる。このクリニックに長年いたら、そんなちょっとしたことで腹が立ったりしなくなるらしい。えー!通った方が良い人、外にいっぱいいるんじゃないの?
まあ代わりにすることはたくさんあるので大丈夫。なんとでも楽しく過ごせる。
参加のしかたってそれぞれ、横で寝てる人もいるしただ座ってしゃべるだけの人も。それでも参加になる。

細編みでジャケットを編んでいる彼がとうとう本体の編みを終えた。
袖はこんな感じ。型紙を新聞で作って渡しておいたら一週間のハンドワーククラブがない間にそれに合わせて編んでいる。それがいろいろ測ったり計算したりじゃなくて「編んでみて違ったらほどいて編み直す」ってのを無限に繰り返すっていうやり方。すごいと思う。たぶん通算3着分は優に編んでいる。

       

今それぞれのパーツを繋いでいます。平面に編んだものが立体になって行くのが見てても面白い。サイズを合わせて作ったのできっと大丈夫。

一人の彼に今日はお礼を言われた。「先週はほんとうにありがとうございました。」って。
何の事かと思ったら先週繕った赤いジャンパーの事らしい。
なんと40年も来ているナイロンのジャンバー、袖付けがもうほどけて裂け目になっていた。どこに修理に出しても「買った方がよろしい!」って突っ返されるんだそうだ。それが悲しくて仕方がなかったのだって。
それくらいとってもお気に入りなんだって。それを簡単に「じゃあ一緒に直しましょう!」って言って同じ色の糸を持ってきてくれて繕い方を教えて貰って出来ない所は手伝ってもらってちゃんとまた着れるようになったって言うのが何よりうれしいと言っていた。
彼は他にもそう言う思い出の思い入れのある衣服に着いての話をいくつかしてくれた。そしてそれを他の人が(家族でも)認めてくれないときがあってどれほど悲しいかを。

あー、わかる。わかりますよー。うちにもそう言う人が一人いますからー。って言った。それは夫。
気に入ったらそればかり着て、ほつれたら修理して着る。おしゃれとはちょっと違うけど衣服に執着のある人。
それを言ったらわかってくれる人がここに居ると喜んでいました。
個性的な家族がいると理解できる人もそれだけ増えるな、これって幸せなことだな。と思った。

お直しの仕事増えて来ています。出来るだけ直して生かせるようにしていきたい、みんなの大事なもの。出来るだけ長く。

作るのも出来るだけ自分の望みがかなって暮らしの中で頻繁に長く生かせるものをと心がけています。
次の日までまた一週間、みんなはどれをどうやって自分の暮らしに生かせるものを作れるか、頭をひねって暇さえあれば考えていると思う。それがハンドワークの良い所。暮らしを豊かに脳の活動も豊かに。
Comment (0) |  Trackback (0) | 

浮島の森観察

2012-05-13 19:22:08 | 暮らし Daily life
今日は新宮にある「浮島の森」と言うところに。
なんと私が敬愛する南方熊楠と牧野富太郎の両氏が訪れたと言う。小さな沼地に囲まれた島に温帯でありながら亜熱帯・北方系までもの多品種の植物が生育していると言うところです。
この島自体が水より軽い泥炭で出来ているためこの沼地に浮かんでいるそうで、そこからその名が来ています。

       

中はこんな風。

       

とても神秘的です。東西96m南北55mと言う小さな島ですが、見るほどにその植物の多様性と森の作り出す生命力に圧倒されてずっと観察を続けたい気持ちでした。ガイドの方がいろいろな説明をして下さいました。こんな浮島なのに杉までもが生えています。不思議です。

やはり熊野の地らしくシダ類が豊富でした。いろいろな珍しいシダ類を観るのが興味深かった。胞子ではなくて幼生で増えるシダって初めて見たかも。

那智勝浦から帰り260キロを休憩も入れて5時間ちょっとくらいで帰ってきました。私は寝てばかり。
夫の運転に感謝です。

あんなに遠くに行って楽しく過ごしてお参りもしっかりして帰って来れて良かった。
とっても素敵な所だったので「また行こうね!」と夫と言う。

帰ったらテーブルの上に花が生けてあった。「何これ?」と言うと「母の日やん!」と息子。
「そうやわ。忘れてた。」って言うと「そうと思った!」だって。
そしてテスト前一週間に入っているのに晩御飯を作ってくれました。「タイ風カリカリ豚肉のせご飯」です。美味しく頂いた。幸せの上に幸せが乗っかっていました。
その後、バイトから帰ってきた娘が「母の日のケーキ」を似顔絵を描いてくれた。似てるらしい。

       

熊野、子どもたちともまた行きたい。
明日からの暮らしと仕事、頑張ろう!

Comments (2) |  Trackback (0) | 

那智大社、青岸渡寺へ

2012-05-12 18:41:57 | 暮らし Daily life
予想外の神倉神社で急峻な石段によるダメージを感じながら那智へ。
本当はここがメインだったんです。
お参りだけだったら近くの駐車場に車を停めたらいいんだけど、熊野古道を少しでも体験したいと「大門坂」下の駐車場に車を停めて歩くことに。私はたくさん歩いたので車中では寝てばかりで(これは旅行の一日目からもそうだったけど、よく京都美山に行くときもそうなる。とにかく眠くなる。土地のパワーがそうさせるのかもと思うくらい抗いがたい眠りが来るのです。)着いたときは「ここどこ?神社もお寺も全然見えないけど??」でした。でもあっていると言うので出発。
進んで行くとやっぱり大門坂はここからで合っているよう。なんと入口の前に我が敬愛する南方熊楠氏が3年間滞在した宿の跡地がありました。感慨にふける。もうそうなると眠気もふっとんでここを熊楠氏が彷徨していろんな植物を観察していたと思うだけでテンションが急上昇でした。

       

入口の夫婦杉。並んでまっすぐ立っている所も、上の方の枝振りのその手を差し伸べるやさしい仕草が「めおと」の言葉にふさわしい。「いいねえ。」なんて言いながら夫と眺める。

       

一歩入れば熊野古道。いや〜、ずっと来たかったんです。あこがれ。

       

一歩ごとにその空気や光や影を感じながら、植物を観察しながら歩く。このシダ群、熊楠も見ただろうなあと感慨にふける。

       

粘菌の研究で名高い熊楠。大きな杉や楠にこの時期でも粘菌を観察できました。

       

コケやシダ、粘菌を観察するのが楽しい。もちろんふつうの植物も。熊野の植層はやはり温帯・亜熱帯。大阪の北とは違います。

       

前情報では結構ここは蒸し暑くてそれでやられるとの事、それがちょうど涼しい日に当たって木陰ではヒンヤリとして気持ちが良いほど。夏に来た人が暑すぎてダメだったと言っていたのでラッキーでした。
熊野古道のちょっと触り?くらいに思っていたんだけどなんのなんの、しっかりばっちり石段が続いていてしっかりばっちり足に来ました。ふらふらです。これからお参り?うーん、まだ歩けるかな?

それでもまた熊野の山を観ると元気に。

       

あー、そして今度はまた延々階段です。まだまだ。神倉さんの500段と合わせると優に1000段は昇っているはず。うなだれる私の横で夫が涼しい顔。この人はどれだけ体力と筋力があるのでしょうか?なんともないと言っている。何者?
まあとにかくついていくしかない。無言でも歩くよ。

       

そしてやっととうとう着きました。熊野那智大社!

       

お参りは一生懸命にとにかく今年はいろいろ差し迫っているので、子どもたちの事などしっかりとお願いする。まあ本人次第なんだけど、親が出来る事なんてこれくらいだから。

そしてすぐ隣の青岸渡寺でもお参り。
それまで続けて神社に詣でてここでお寺。その違いが歴然としていた。
作りや雰囲気が全然違う。もっと重く厚みがある。神社はご神体はみんな鏡だし、すごくスッキリしている。お寺は仏像が金色でデコラティブだしいろいろな飾りもてんこ盛りでそして光も少ない。
宗派の事は良くわからないけど比叡山延暦寺に行った時の事を思い出した。あそこはもう密教色が濃い。わんさかいろんなものに満ち溢れていた。
そして念願の西国三十三か所参りの納経帳をゲット。本当はお経を唱えるんだけど一人じゃ恥ずかしいので唱えている人のそばに行ってむにゃむにゃ言って済ます。これから写経して持って行こうかと考える。
これから機会を見て少しずつ何年かかっても周ってみたいと思っています。ここが一番遠くて行きにくいらしいから、あとは周れる気がする。

そしてメインイベント、滝へ!
少し歩いたらもう見えた。そしてまた階段(う〜っ…。)

       

滝のそばまで来たら、また集中豪雨の被害を目にした。滝の下は大岩がゴロゴロしている。これはきっとこれまでの普通の姿と違うはず。ここでも重機が稼動して作業していました。

       

夫に「私はもうこれ以上歩くことが出来ません」と敗戦宣言。無理だった、どうしても。
それでバスで駐車場まで行くことにした。もう頭も朦朧とするくらいに歩き疲れた。それで。あの人は全然なんともなく元気いっぱい。再び、何者??

そこから次の旅館までは近い。そのメガ旅館は温泉が男女各5つくらいあって、その中には忘帰洞と言う洞窟の中に温泉があって、そこから外が覗き見れるそして海がすぐそばにある。と言うすばらしい温泉宿なのです。いろんな温泉に浸かってバイキング形式の美味しいご馳走をお腹いっぱい食べて(この時ばかりはリミッターは解除され、食べたいだけ食べたい物を満喫するのです。)いるうちに私の元気も回復されました。
しかし眠気はまた襲ってきて楽しみにしていた「プリンセストヨトミ」も夢うつつでチラチラ観るばかり。
そのまま朝まで寝ました。
不思議だったのは那智に居ながら、お宿でテレビを付けると偶然馴染みのある「滋賀高島市」の特集だったり、「土佐赤牛」の特集だったりした。マキノも高知もまた行きたい所。

また硫黄の匂いをさせながらぐっすりとしっかりと寝て次の日に備える私でした。



Comment (0) |  Trackback (0) |