今日はリレーフォーラムの司会でした。
司会をおひき受けした時には内容はあまり知らなかったのですが、あのミステリー作家・西村京太郎先生とトラベルキャスターの津田令子さんのトークショーということで大興奮
西村先生と言えば十津川警部シリーズ!
私は断然、渡瀬恒彦派!
すごく楽しみにしてたけど・・・それと同時にすごくキンチョーした
トークショーは津田さんが会場の皆さんに代わって、西村先生に質問を投げかける方式で、テンポの良い軽快なトークで面白かったです。
西村先生の執筆の一端のお話をお聞きすることができて非常に良かった!楽しかった!
会場で直筆サイン入りの本を購入したので落款を押していただきました。
そして握手して写真も撮ったの
西村先生の手はすごくあたたかかったです。
今年は谷川先生(将棋)に西村先生(作家)に、いろんな大好きな先生にお会いできてめっちゃ嬉しいです
21日にいよいよ「ドナルド・キーンセンター柏崎」がオープンします。
先立って、今日報道陣向けの合同記者会見が行われたので行ってきました。
キーン先生、御年91歳とは思えないほど、本当にお元気でユニークな方。
予定では20分の記者会見のはずが結局50分程行われました。
途中から教育論の話へ進んでいく中で、日本人が日本文学にちゃんと向き合っていないことを指摘され、少しショックを受けました。
確かに、私たちは国語で日本文学を学んでも一部分だったり、文法ばかりで、文学に親しんでませんね。
「源氏物語」とか「平家物語」とかちゃんと読んでいない自分が恥ずかしくなりました。
キーン先生の書斎はスチール撮影の時にどさくさにまぎれて入りましたが、開館したらあらためてゆっくり見学に行きたいと思います。
最近はソフィアで借りてばっかりだったんですが、昨年秋から有栖川ブームが続いてるのと、学生時代の火村が読みたくて購入しました
結論から・・・「買ってよかった!」
久々文句なく、おもしろかった
短編が4つ入ってます。
「アポロン~」の少年犯罪と報道のあり方は考えるとことがありました。
「雛人形~」は何と言ってもふたりの漫才がイイ。さすがの呼吸。
「探偵、青の時代」が学生時代の火村の話なんですが、第三者から見た火村像が予想通りでおもしろかった。
友達・・・とは言えなくても一緒に勉強したり、飲みに誘ってもらえる友人がアリス以外にもいたっていうのは、なんだか他人事ながら安心しちゃったよ、火村くん。
とにかく大学生の火村がめっちゃカワエエ作品です
表題作「菩提樹荘」~はアリスが過去のトラウマを火村に告白したってとこが一番大きいでしょうか。そして自分の話は拒否する火村。
でも火村のトラウマが明かされたら作品終わっちゃう気がするし、実在する方の有栖川先生に話がおりてこないよう願うばかりです(あとがきによると有栖川先生もまだ知らないらしいです)。