まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

挑戦するひと

2016-02-10 21:56:10 | 日記
春から昇格します、と
大ボスに云われ
なんのことだろう?と
思った

事務職では前例ない
ことだと云う
半信半疑で提出した
レポートが通ったそう

最近気の重い事件ばかりで
すっかり滅入っていたけど
久しぶりに
「ぐっじょぶ!あたし!」
と思える出来事で
すごく嬉しくて
今日はこれを云いに来たようなもん、
とニコニコしてた

大ボスはかつて現場にいた時は
ものすごく男前で
カッコよかった
最近はちょっと女々しくて
本社ってそういうところなのかな
なんて思ってた

いずれにしても
彼女が自発的に
私みたいなシモジモのもののために
苦心してレポート書いたり
するとは思えず

全部、ボスがお膳立てして
くれたんだろうなと思う

前例のない事、というのにも
少なからず食指が湧いたんだろう
彼女はチャレンジャーなのだし

でも根底にあるのは
12年前、4ヶ月後輩として
入ったのち
事務へ転向して
陽も当たることのない私への配慮で

それは本当に
ありがたく思う

3ヶ月くらい経たないと
それでいくら増えたの?
ってことはわかんないけど
もし二千円とかだったら
笑っちゃうけど

ただでさえ死にそうに
忙しい日々の中で
私のためにあれこれ
動いてくれた人々がいる
そのことが嬉しかった

評価としては
事務局の実績を上げた
営業へのアシスト
がポイントなので

それはまちがいなく
私ひとりではなく
事務チームみんなで
よってたかって
やったこと

大ボスがみんなの動きを
素晴らしいって誉めてたよ
と伝えると
同僚ちゃんらも喜んでいた
たまにこういうの
あることが大事なんだな
思ってた以上に

ちゃんとみてるよ、は
嬉しいことだし
こわいことだ

ちょっと背筋がのびた
早春の出来事









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