まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

大きくなったら

2016-10-08 21:32:14 | 日記
ミサリングファクトリーは
たいそうめずらしい
子どもの通えるお菓子教室です。

なにしろ10年ちょっと前
ムスメにケーキ習いたいって言われ
ネット検索したら唯一のヒットでしたし。

そして、お菓子を作ることくらい
素アタマを楽しく鍛えられることは
ないんじゃないか、と
つくづく思います。

ここに来る子たちは
正常なお水が無味無臭なことや
お砂糖20グラムはこのくらい、ってことや
この先起こることを予測して
今なにをすべきか
仲間と協力して作るために
どういうやりとりが必要か
ということを知っています。

さらに、ここに来てると
たくさんの元気な大人に
出会えます。
松本先生はもちろんのこと
スタッフの皆さんや
周年祭を手伝ってくれるひとや
お客さんとして来てくれるひとなど。

もっと身近には、自分の少しだけ
先を行く先輩たちがいます。
あんなふうになりたいな、という気持ちが
なによりも強い力になって
成長できるのです。

とはいえ、こういうことは
みんな入った後になって
何年もかかって実感することで
最初からそれ狙いで
入会する子はいません。
もっとシンプルに
パティシエになりたい!
という動機で
来る子がほとんどだそう。

そして、それがだんだん
減ってきてるとか。

将来なりたい職業のランキングは
だいたいは流行ってるアニメが
大きく影響しています。
パティシエなんてコトバも
おじゃ魔女ドレミがなかったら
ここまで浸透してないでしょう。
今、幼稚園なんかで集合写真を
撮ると、ほぼ全員の女の子が
アイドルのポーズをするそうで
これもアニメの影響です。

パティシエになりたい、と
思う子が減ってることのほかに
ケーキを習うんならその前に
英語を習わなきゃ、というのも
あるとおもいます。
小学校の正規授業として
英語科目が追加されて
今の幼児ちゃんが小学生になれば
英語の成績というのがつくようになります。
ローマ字の授業でさえ
時間を捻出できずいっぱいいっぱいの
現状で、
外国語を習得させるのは大変じゃないかな、と思います。
家庭(塾)に負うところが大きくなるような気がします。

子どもの会員が増えないので
先生はこのスタジオやサロンを使って
新しい事業を考えたいそうです。
今日の試食の時間にみんなであれこれ。
サロンで体操教室、っていうのが
面白かったな。
スタジオで誰かが定期的に
お菓子作って販売するとか
カフェ開業前の練習とか。

ただ、私が感じることは
もったいないなぁ
ということです。
だって、たとえば誰かに
ムスメのことをほめてもらえたとき
やっぱりここでの11年を抜きには
彼女の今はあり得ないと思うし
先生がアップする動画の
幼児クラスのレッスンの様子を見ると
必要な時期に必要な栄養を
たっぷり注がれてることへの
安堵感を覚えます。
うん、これで、日本の未来は
だいじょぶ。っていう気持ち。

そういえばムスメ、卒園式では
おおきくなったらけいさつかんに
なりたいです
って言ってました。
中学のときは、将来希望する職業を書かされ、「特に決まってません」と
書いて私が担任に呼び出されました。
大学生の今はやりたいことに照準絞って、自分で勉強しています。

パティシエに限らず
なりたいなにかが見つかったとき
そこに向かっていける素アタマの強さを身に付けられる習い事。
そうそうないとおもうんだけどなぁ。
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