東郷は前艦橋に立っていたが、かれの双眼鏡が最初に港口の敵艦をとらえた。ついでながらかれのもっている双眼鏡だけが日本海軍でただ一個のツァイス製の八倍という最新のもので.....
「ホウ、見えますか」
司馬遼太郎 『坂の上の雲』より
この小説には幾度と「東郷平八郎のツァイス製の八倍双眼鏡」が登場する。「日本海軍でただ一個の」というくだりにツァイスが世界最高レベル技術と膨大なコストを費やした双眼鏡であるという印象を受ける。ああ、さぞかし東郷の双眼鏡はクリアでシャープだったに違いない。僕はどうも、この小説のせいでツァイス信奉者になりつつある。
ああ、ビオゴン。ああ、ゾナー。 ああ、テッサー・・・
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