自閉ですが、何か!?

自閉症のチビラと摂食障害のかぁちゃとの赤裸々な日々

将来ビジョン

2017-10-24 19:00:00 | 支援学校つれづれ
今日は学校の進路部企画で、立川市の作業所見学に

知り合いが誰もいないかな…と思っていたら、PTAの学部のメンバーがいて
話も出来たのでよかった


一ヶ所目は、就労移行・B型・生活介護事業を行っている作業所で
大手の業者の飴や和菓子を箱詰め・梱包したりラベルシール貼りをしたり
おしぼりのタオルを折ったりなどの作業を、障害度合いに応じて割り与えられていた
他に加工部もあり、パンやマフィンなどを作っていて
それは1階のカフェで販売されていた


箱詰めは、箱の組み立てから流れ作業で行う
少しでもズレたり、シワがついてしまうと売り物にならないので
作業はかなりの集中力と正確さを要す

聞けば、箱一セットは6円
おしぼり一折は1.5円…だそうで
一人あたり工賃は多くて15,000円/月






もう一ヶ所は
障害児が学校に通うことができなかった時代に保護者が立ち上げた作業所で
就労B型・生活介護がメイン

飴に割れなどがないか仕訳し、それを同数袋詰めにする作業をしていたが
週三くらいで公園の清掃や花壇の管理など、外作業も担っているとのことだった

又、立ち上げ当時からいらっしゃるという高齢の女性が数人、穏やかに刺繍の作業をされていたり
別の部屋では、手先の器用な利用者さんが押し花をあしらった名刺を製作していたりと
作業内容は多岐にわたっていた



それぞれの職員の方から、それぞれに貴重なお話を伺うことができ大変タメになった



いつも進路の先生がおっしゃるのは

小学部の子供達が卒業する頃には、確実に法律も制度も変わっているので
『今はこんな感じ』とふわっと受け止めて、挨拶や規則正しい生活リズム、公共交通の利用など今できることをしっかり身に付けておきましょう…ということ


そして何よりネックなのは
…B型は自力通勤が原則であること…



将来のビジョンはまだまだ描けないけど
一歩ずつ、今できることを


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