自閉ですが、何か!?

自閉症のチビラと摂食障害のかぁちゃとの赤裸々な日々

勉強になりました

2018-02-20 18:36:00 | 支援学校つれづれ
親父と授業参観へ

朝の運動を覗いてからあとを親父に託し
私は進路学習会に向かった



講師は青梅のグループホームの所長さん

簡単なプロフィールと施設の紹介、利用者さんのことなどお話をうかがう



さらにグループホームを利用した場合の具体的な金銭収支(障害年金や家賃光熱費など)や
これまでになく突っ込んだ内容で大変勉強になった



特に衝撃的だった話は

『普段は自然に感じてしまう態度やしぐさも、他人(社会)から見たら変質者、下手すりゃ通報、警察沙汰』

であるということ


彼らは『羞恥心』が身に付きにくい

「恥ずかしい」という指摘も、本質的には理解しにくいから
何の悪気もなくズボンを下げてしまうことだってある

相手との距離感も掴めず、近づきすぎたり好意から抱きついたりすることも、ある

電車など公共の場で、リュックサックが他人にぶつかっていたり通路を塞いでいても気づかない、そうならないように配慮ができない


金銭管理に関しても、あからさまな詐欺に引っ掛かったり騙されたり…



ノーマライゼーションの実現は、本人の努力(様々な体験、訓練)で社会との折り合いをつける感覚を養わなければ成り立たない、ということを痛感させられた


コツコツと習慣化させていくアプローチ
小さいときから所作として『身に付けていく』ことの大切さ


今からしなければならないことはたくさんあるんだな、と




所長さんは笑顔でこうも話していた


「どんな形であれ、その人が『幸せである』ということが一番、大事なんですよ…」