つれづれな日々のつぶやき♪

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駅前のドラッグストアに集う人々 その1。

2010-05-07 | 記憶の小箱

私は以前に、地元でチェーン展開をしているドラッグストアに勤務していました。
大学が一応、理系だったので
地方都市の駅前にあるドラッグストアというところには、いろいろな方々がご来店なさるわけです。
仕事柄、お客様と直接に会話(それも健康関連)をすることが多かったので、なかなか普段は、お目にかかれないようなインパクトのある方に出会ったり。
そんなこんなをぽちぽちっと、綴っていきますね♪

個人や場所などが特定できないように、その辺りはぼかしておきますけど、お話の内容は本当に出会った方々ばかりです。


☆「欲しいんさねぇ~」@試供品おじさん

多分、50代くらいの小柄で痩せた男性のお話です。
この方を私たち駅前店の社員は密かに“試供品おじさん”と呼んでおりました。
何でかというとね‥ 夕方の店内が混んできて、忙しい時間帯に限ってやってきては、他のお客様の迷惑を省みずレジ前に陣取り、「胃腸薬の試供品が欲しいんさねぇ~」と、延々言い続けるのですよ

初めて来たときに、店長が気前よく試供品をあげちゃったものだから、「ここはチョロい!」と思われたみたいで‥
味をしめてしょっちゅうやってきては、ただ「胃腸薬の試供品が欲しいんさねぇ~」とごねるのです。
欲しい試供品は決まっていて、“ハッキリG” オンリーでした。彼なりに?こだわりがあったようです。
でも、絶対に買わないの(笑) 消耗品ひとつ買ったことないし。

他のお客様の迷惑になるし、忙しいのにレジを占領するし、そのうちに逆切れして怒鳴り出すし‥
本当に困ったお方でございました。
後で店長経由の話では、なんでもこの方、結構な悪い意味の有名人らしく、お店関係はもちろん、当時の職業安定所でもブラックリストに載っていたとか。
無職なので職業安定所に職を探しに、行くことは行くらしいのですが、本気で職を探している様子ではなくって、とりあえず来てますみたいな感じ。
勧められた仕事も長続きせずにすぐに辞めてしまい、また職業安定所通い。
挙げ句の果てに、職員を相手に逆切れしたりしてたみたいです。

なんだかねぇ。。関わりたくない人の典型でした。

そういえば、自宅の近くでこの男性を、一度だけ見かけたことがありましたっけ。
パン屋さんからちょうど出てきたところで、お店がただで差し上げているパンの耳を入れたポリ袋を持っていました。
自宅の近くにお住まいかと思うと。。。あまりいい気持ちはしなかったことを覚えています。

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