日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

脳良の匣(笑)

2007-10-20 | 映画の話

私の好きな京極夏彦の小説映画化第2弾、『魍魎の匣』の公開が近付いてきました。(12/22)
一番面白かった推理小説(あの世界観とトリックの衝撃)と言っても過言ではない、というくらいお気に入りの作品です。
(それだけに映像化は怖い 前作のこともあるし、期待はしていません。でも見るよ)

公式サイトも少し充実してきたようです。
(前はタイトル画面と制作発表の記事のみだった)

前売特典で、「脳良の匣」なる、ルービックキューブ風のキーホルダーが付くそうです。

 
小説の中の、印象的なフレーズが各面に並んでいます。

前売券取扱い劇場一覧を見ると、近くでは扱っていないようだったので、買う気はなかったのですが、先日『運命じゃない人』を見に行った時貰ったチラシに「販売中」と書いてあったので、つい買ってしまいました

帰って来てパッケージ(透明フィルムの袋)を開けると、角の1つが、何かに当たったのか少し割れてくぼんでいます。
帰る間に割れたとは思えないので、一応持って行ってみると、交換してくれました。

「やれやれ…

取り出して念のためよく見ると、前のほどじゃないけど、やっぱり角の所のコーティング?がほんのちょこっとだけ剥げている…

ほとんど目立たないし、そもそもかなりちゃちい作りみたいだし、もういいや…

交換後の方はそれほどでもなかったけど、各ブロックに貼ってある文字のシール(シールなんですよ)も、斜めに歪んでいたりしたのです。

ルービックキューブとして実際に遊ぶこともできるけど、回してみるとかなり動きが固いし…

まあ、へんにいじっちゃうと、元に戻せなくなるので(ルービックキューブできません)そのまま飾って(放置して?)ます。
手に入れたことである程度満足しちゃった。ま、こんなもんでしょ
(そういえばパイカリの特典のジャック人形は、メチャクチャ気に入ってたのに落としたんだった…)


あ、『運命じゃない人』を見た「後払い劇場」企画ですが、その後メールで報告が来ました。

2回の上映で、合計164名、平均953円、7割以上の人が満足(1000円以上払ってくれた)という結果だったそうです。
この劇場でいつも映画を見る時は、余程の話題作でない限り50人も入ってなかったと思いますから、お客さんも結構多かったし、会員&リピート料金(ここ、会員やリピーターが多いと思うので)の1000円とほぼ変わらない平均収入があったということで、傍目に見てもかなりいい結果だったのでは?と思います。

こういうマイナー系の映画ファンが中心になる映画館では、お客さんも劇場も持ちつ持たれつというか、映画館自体を応援したい、と思うお客さんが多いのでしょうから、「面白くなかった」と嘘をついてまで安く見よう、という人が少なかったのでしょうね。
大型のシネコンとかでやったら、絶対タダ見続出で企画倒れになると思う…
次回も計画中ということなので、どんな自信作が登場するのか、楽しみです

コメント (8)
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