45歳♡中年遍路♡房総道中顛末記

~千葉県内の日蓮宗577寺院を徒歩で勝手に巡礼~

番外編@1220

2016-12-20 23:23:34 | 日記
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千葉県内の日蓮宗577寺院マップ←ココをクリックするとGoogle my mapが開きます。
※随時巡礼が終わった寺院
の色を変えていきますので、私の巡礼足跡がリアルタイムでわかります。
黄色いマーカーが巡礼済の寺院になります。
【参考URL】日蓮宗ポータルサイト
『44歳中年遍路四国道中顛末記』←はコチラ!
※筆者へのご意見やご感想はブログのコメント欄にご記入いただくか、
chiba577project★gmail.com(★←@に変更)までお気軽にどうぞ!
中野ブラザーズ公式ホームページ
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レッスンが終わり、新宿駅で電車を待つ。

向かいのホームを歩くスーツの男は、コートとマフラーを腕に掛けている。

グレーのマフラーが腕からスルリと落ちた。

男は気付かない。

「落ちましたよ〜」という私の声は、新宿駅の喧騒にかき消された。

私の周りの何人かは気付いているようだが、皆どうすることもできない。

男の反対側から歩いて来た清掃員さんが、マフラーに気付いた。

マフラーを手にして辺りをキョロキョロする清掃員さん。

後方に振り向いた。

そうだ、落としたのはあの5メートル先のスーツの男だ!

といっても、スーツの男はまだ気付いていないから清掃員さんにはわからない。

私の声も届かない。

なんとももどかしい。

清掃員さんは、マフラーを自販機の横の方に寄せた。

落し物センターに持って行かないのか…。

まあ、拾いに来るかもしれないから、それでいいのかもしれない。

私のホームに電車が来た。

乗り込んで向かいのホームのマフラーを確認する。

まだ自販機の横にある。

マフラーが、妻や娘からのプレゼントだったらショックだろうなぁ…。

電車がゆっくり動き出したその刹那、スーツの男が走って戻って来た!

男はマフラーを見つけると、すぐさま拾い上げて、安堵した表情で埃を払った。

電車が走り出し、私の視界からスーツの男が消えた。

正味1分間のショートショートドラマ。

世の中はドラマに満ちている。
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