私達の主食とも言えるお米については、本当に様々な見解があって
何を信じてどう実践していけばいいのか・・・と頭を悩ませている人も多いのでは?
玄米を推奨する人は、白米は栄養がほとんど削られてしまった「粕」のようなもので
「命」も無い。玄米は土に蒔けば芽が出るが、白米は出ない。
そもそも「粕」という漢字は、米に白いと書くではないか!と。
白米を推奨する人は、玄米にはフィチン酸やアブシジン酸という「猛毒」が含まれており
炊き方を間違えると大変なことになる!と。
この「猛毒」という捉えかたも人それぞれで、例えばフィチン酸は、身体に必要な
ミネラルなども一緒に流してしまうため危険だ!という一方で、身体に溜まった毒素を
排出してくれる!という、それを善とする意見もある。
そしてアブシジン酸についても、12時間以上浸水し、アブシジン酸の持つ酵素抑制作用を
解除すれば良いとか、12時間浸水する時間がないのなら白米のほうが健康的だ!とか。
分つき米にする時も、浸水する過程で、中途半端に削られた部分からアブシジン酸が
大量に出るので、これも削るなら白米まで一思いに・・・か、
七分つくらいまで削らないと危険だとか、浸水の過程で上のほうにアブシジン酸が
浮いてくるから浸水したお水の上のほうは捨てたほうがいいとかとか。
一般的には玄米=健康食
みたいな感じだけど、本当に様々な見解があって面白い。
食養の本だって、玄米を推奨しているものがほとんどのなかで
鶴見先生は玄米をすすめてはいなかった・・・何年か前までは。。。
でも、今では「前発芽玄米」をすすめていて、
やはり12時間以上浸水するようにと言っている。
マクロビオティックが流行り始めて、玄米を食べる人も増えるのと同時に
炊飯器にも玄米が炊けるものが増えたり、短時間で玄米が炊けちゃう
圧力鍋が多く出回ったりしているけど、先生はこの「圧力」の部分も
高温になりすぎてアクリルアミド(発がん性物質)が発生する為NGとしている。
お米の浸水って。。。
やっぱりどんなに便利な道具を使うにしても怠ってはいけない作業なのではないかな〜
と、つくづく思う。
玄米に限らず、雑穀類も、野菜でも何でも命あるものなわけで
前にどこか聞いたのは
植物というものは土に根をはり、その場から動けないため、
外的から身を守るために「毒」を持っていると。
とってもうなずけるお話だ。
そもそもファイトケミカルなるものは、植物が自分達を守るために持つ栄養素で
私達はその植物達をいただくことで自分達の身体にもそれを役立てている。
そして、種の部分。
これは植物達にとっては子孫を残すための重要なもの。
全部食べつくされてしまっては敵わないし、どうにか命をつなぐ手段として
「酵素抑制物質」というものが存在するのだと思う。
そしてそれを私達が体内に取り入れると「毒」となってしまう。
玄米のアブシジン酸にしても大豆のトリプシンインヒビターにしてもそう。
ローフード調理の基本である「ナッツは浸水して発芽状態にしてから食べましょう」
というのもそういう訳で、種を食べるには結構な注意が必要になる。
あ〜〜〜

また長くなってしまった


で、我が家では今、どうしているかと言うと
前に何度も書いているとおり、お米は土鍋炊きなのだが、
チビタ&旦那さんのお弁当用に、夕方から浸水して朝に火をつける場合には
12時間以上浸水しておけるので、玄米か三分つきに雑穀を入れ、
火をつける前に、上のほうの約2合分のお水を捨てて
新たに2合分の新しい水を足して炊いている。(3合炊く場合)
そして、夕飯用などで2〜3時間しか浸水出来ない状況の場合には
七分つきにして、食物繊維補充のために寒天を入れて炊いている。
特に決まりは無いし、それが正しいかもわからない。
自分の感覚で、雑穀や寒天なども入れ、精米もその時々で何分つきにするか決めている。
ただ思うのは
炊飯器も圧力鍋も無い時代の昔のお母さん達は、
あたりまえに「浸水」という作業をしていて
美味しい美味しいご飯を炊いていたんだろうな〜と。。。
その「あたりまえ」の感覚が、
便利な道具や多くの情報がありすぎる時代に
段々と薄れてしまっているのではないかと。
だから・・・栄養学なるものを学びすぎると、色々な情報に頭を悩ませ
「これが正しい!」と信じていたものが、「実は最新の情報では・・・」
みたいな新しい情報にどんどん流されてしまうような気がしている。
ちょっと前に、栄養学に興味を持てなくなったと書いたのも
そんな感じの中で思っていたことで、
ならば、自分で食べるものは自分で育て、調理法も自分の感覚を大切にし、
土作り〜種まき、そしてそれらの成長を見届けて収穫したものをいただきながら
自分の中の「あたりまえ」を作っていけならな〜と。
そんなわけで、いよいよ春の種まきが始まっています♪
冬、農閑期中に本当に色々なことを考えたな〜
動き出す春!日向ぼっこや考え事はほどほどに、農作業を頑張るぞ!
※この日記は、わが国の大事な大事なお米について
こんなに大それたことを書いている割には
特に今回新たに何かを調べたわけではなく、今まで得た情報の中で
本当に自分の頭の中にあることだけの知識で書き上げたので、
きちんとした情報がほしい人は色々調べてみてくださいね!