青黴のつぶやき

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中国語を勉強しながら何を思う?
声の小さなラガーマン

誰の送別会か 2007年1月21日 天

2007-01-21 23:51:58 | 上海日記:生活の中で
~行く人たち~

昨晩、飲んだくれて寝たのは晩かったが、早起きした
韓国人チェジウがお先に帰国することになった
西安旅行からの付き合いだが、エンゲル係数の高い、中国嫌いの韓国人だった
彼らは、夜通し部屋で騒いでたようで、寝ぼけ眼であった

空港まで見送りに行くの行かないのと周りが右往左往している間に
みんなと握手を終えたチェジウは出租車に乗って行ってしまった
同学の女性二人を連れて 

それから上午は相互学習の娘と会った
もともと、お互い年末の語学考試が終わっていたので、あとは私の帰国前に会うということだった
急だったこともあるが、紀念品をくれると言う話は前からあった

紫砂壷をくれた
紫砂は伝統な陶器のひとつ
彼女曰く、私が年齢も割合と高いので何をあげればいいのか分からなず、お父さんに相談して購入したそうだ 
飲むほどに陶器からのなにやら成分がうまいこといって、お茶がおいしくなるらしい
さすが、お父さん
実用的で、中国物で、賢い 
私はというと
嫁が仕事上で手に入れたアニメカレンダー
でも、私はガンダムとかアンパンマンとかそういうのは知っているが
半分は知らないアニメだった
だから、反応も微妙だろうと思った

大喜びしてくれた
何より、ほとんどの日本アニメを知っていた 
「ダカーポ」って知ってる 
彼女はそれも知ってた
ということで、紀念品交換は成功だった 
涙の別れってことはなかったが、少ない中国人の知り合いの中でも付き合いの長いひとりであり、まあまた連絡を取り合いましょうと言うことになった
そして
来期からも相互学習をしたいから、可能ならば紹介して欲しい
できれば、若い男 
ということだった


飯も食べずに、電車に乗った
家から一番近い3号線は昨年末、北側に10駅延びた
その最終駅まで行ってみたのである
 

もう、長江も近いそのエリアは、鉄鋼所が並ぶ閑散としたところだった
新しい駅ではあるが、田舎である
しかし、そこにたどり着くまでには、高層マンションがいたるところに伸びていた

家に戻ると、金曜日に手でまとめた不良データを電脳に入力した
帰国するしないは別として、せっかくやったし、月曜日にミーティングをやることにもなってたから、ネタ作りである
凝りようもないのに、いろいろ凝っていたら日が暮れた

今回帰国前にいろんなものを元相部屋君に届けておこうということにした
第1弾の電子レンジ
荷台に積んで歩いていった
まあ、かわりようもないその部屋は、誰かが出て行くたびに荷物置き場となる
今回もそうなのだ

明天帰国すると言う、彼のあれと一緒にご飯を食べた
集まった人は顔見知りだったが、そこで実は自分も帰国するといことを告げた
良くも悪くも、留学先で群れた日本人たちだが
帰国、就職などで離れる時期に来ていた


引き続き、はかどらない片づけをした
帰国を決意して1日経ったが、後悔はなかった
明天からはまた別の生活が始まろうとしていて
それに対して不安のようなものがあるのが実際である
まあ、1ヶ月先立ったとしても、別れはあるからね 

そして、思っていたより荷物が多くて、放棄しかかっていた 

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