カンパニョーロ・シャマルウルトラ2WayFit との比較
新しいホイール購入の目的は “ヒルクライムのため” という大前提があったので、ヒルクライムの重要な要素
である「重さ」をこれまでメインで使用してきた「シャマルウルトラ2Wayfit」と比較してみました。
当ブログをお読みいただいてありがとうございます!
こういうもので、少しでも交流の輪が広がればという思いで
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シャマルウルトラ2Wayfit +フュージョン3チューブレスタイヤ+ シーラント30mml
フロント:948g リア:1403g 合計:2351g(クイック含まず)
*フュージョン3は8000㌔程は走行したモノなので、新品当時より薄まって若干軽くなっていると思われます。
レーシングゼロ コンプ +パナレーサーRace Type L+ パナレーサーRAIR(チューブ)
フロント:876g リア:1336g 合計:2212g(クイック含まず)
シャマル 2351g-レーシングゼロコンプ 2212g= 139g
という事で、いちおう両輪で合わせて139gの軽量化を達成しました。手で持って比較してみたところ、フロントで70g程違い
があると、はっきりとその軽さを感じる事はできますが、はたしてヒルクライムのペースアップにどれくらい貢献するのか?
同じコースをホイールを換えて何度か計測してみて、ある程度客観的なデータを検出してみないとホイール交換の効果の
程が実際どうなのかは分からないですね。せっかくなので、今後、検証してみることにします。
ですが、その前に一応、FULCRUM Racing ZERO Comp Limited Editionで走ってみての感想
FULCRUM Racing ZERO Comp Limited Editionのウリは2つ
メーカーの売り口上によると、リアハブに“メガドライブサイド・ハブフランジを採用し、横方向に9%の強度向上を実現し、高いパワー伝達効率を誇り、重量は前後セットで1435gと従来モデルよりも軽量化に成功している”
とのこと。
→例えば、シャマルと比較して剛性が上がったかどうかは、走ってみてもあまり分かりません。ただ、シマノWH-6700と比較すると、リムのカッチリとした感じは明らかで、グイグイとペダルを踏み込んでいくと、しっかりと推進力に変換してくれる頼もしさは十分なものです。
「シャマル+フュージョン3」の組み合わせと比較すると、踏み出しの軽さや、加速性能は向上していると思いますが、「フュージョン3チューブレス」と「パナレーサーRACE Type L」というタイヤの特性の違いも大きいでしょうね。
また“フルクラムのアルミホイールで初めてCULTベアリングを採用し、回転性能の向上に努めている”とのこと。
CULTは、精度の高いセラミックベアリングと特別に開発されたベアリングレースの組み合わせにより、非常に軽い回転を
実現しているとのことで、ネット情報を色々と調べてみても軒並みの高評価を得ている模様。グリスが不要なためにハブ内
の抵抗が激減し、回転性能が著しく向上するのだとか。
→このCULTベアリングによる回転性能の違いは、ちょっと乗ってみただけでも明らかです。こいつは凄げぇや!の世界です。
CAAD10にこのホイールを装着して、400㌔強ほど走ってみた感想。ホイールを履き替えてのタイム測定など、ある程度客観的
なデータはまだまだ揃わないので、乗ってみての印象だけで言うと、これまでのホイールと大きく違う点が一つ。
それは、 「下りでの加速性能」
これは、凄いの一言。坂道を下っていくと、ハブがシューーンと滑らかに回転して、まるで坂の下にバイクが吸い込まれていくような加速感を覚えます。fumitaroの場合、下りは落車したり、コースアウトしたり、対向車に衝突したりは嫌なので(誰でもそうだろうけど)、無茶なスピードは出しません。下りで40㎞/h以上出ていたら、ペダルを踏むこともあまりありませんが、このホイールの場合、脚を止めても勝手にグイグイと加速していってしまいます。
そんなホイールを履いて、もし下りで脚をブン回してペダルを踏むとどうなるのか・・・ツールドフランスを走るプロレーサーの特級山岳からの下りの世界が一瞬だけでも垣間見えてしまいそうです。もちろん、プロレーサーのような制動力を持ちえない我々にはその直後に天国への扉が開かれることでしょうが。
一方で、このホイールの登坂性能の方は、下りでの加速性能のような著しい違いではありませんが、シャマル+フュージョン3の組み合わせに比べると、シャキシャキと前に進んでくれるような気がします。しかし、あくまでそんな気がするという程度で、劇的な軽やかさを得られるという訳ではないですね。タイム計測をしたら、「シャマル+フュージョン3」よりは速くなっているとは思いますが、タイム的に大きな差は出ないのではないかと思います。ホイールの違いよりも、その日の体調や気合いの違いの方がタイムに反映しそうな感じです。
平地での加速や踏み出しの良さ、高速巡航性能は、CULTベアリングとホイールの高剛性をもちまして、非常にハイレベルなものだと思います。圧倒的なハブの回転の良さで、速度をグイグイグイーっと上げていってくれます。試しに平地で思いっきりもがいてみましたが、これまでの最高時速をあっさりと更新することができました。
全力でもがいている乗り手に対し、ホイールが「もっとスピード上げれるだろ?頑張って上げろや」と冷ややかな目線で呟きかけてくる感じがします。「申し訳ない・・・これ以上無理です・・・」とホイールに思わず降参してしまいました。ペダリングやフォームが上達したらもっと速度が出そうな気配だけはひしひしと感じます。
400㎞ しか乗ってないけど、ここで、あえて結論!!
FULCRUM Racing ZERO Comp Limited Editionはとんでもなく素晴らしいホイール。こんなのが12万で買えちゃっていいの??という感じ。
もちろん、カーボンリム&チューブラーのホイールには、それぞれの特性にマッチした場面での走りの速さ的には敵わないでしょうが、コスト面や、取扱い易さを考えると、普段使いや遊びで色々と走るのに、これ以上にあらゆる面で優れているホイールはないのではないかと、根拠なく思えてしまいます。
このホイールが一つあれば、他のメーカーのハイグレードアルミリム完組ホイールは一切不要の万能ホイールです。
登りだけに特化するなら、R-シスSLの方が軽くて良いのだろうけど、他の面でのアドバンテージは、レーシングゼロコンプにあるのではないかと思います。
FULCRUM Racing ZERO Comp Limited Edition
価格:\12万程(wiggle価格)
重量:フロント・リア合計 1410g
おすすめ度:★★★★★★★ 満点
寸評:おそらくアルミリム完組ホイールでは最高級品ではないかと。
高剛性とCULTの回転性能は抜群です。
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シャマルウルトラ2Wayfit +フュージョン3チューブレスタイヤ+ シーラント30mml
フロント:948g リア:1403g 合計:2351g(クイック含まず)
*フュージョン3は8000㌔程は走行したモノなので、新品当時より薄まって若干軽くなっていると思われます。
レーシングゼロ コンプ +パナレーサーRace Type L+ パナレーサーRAIR(チューブ)
フロント:876g リア:1336g 合計:2212g(クイック含まず)
シャマル 2351g-レーシングゼロコンプ 2212g= 139g
という事で、いちおう両輪で合わせて139gの軽量化を達成しました。手で持って比較してみたところ、フロントで70g程違い
があると、はっきりとその軽さを感じる事はできますが、はたしてヒルクライムのペースアップにどれくらい貢献するのか?
同じコースをホイールを換えて何度か計測してみて、ある程度客観的なデータを検出してみないとホイール交換の効果の
程が実際どうなのかは分からないですね。せっかくなので、今後、検証してみることにします。
ですが、その前に一応、FULCRUM Racing ZERO Comp Limited Editionで走ってみての感想
FULCRUM Racing ZERO Comp Limited Editionのウリは2つ
メーカーの売り口上によると、リアハブに“メガドライブサイド・ハブフランジを採用し、横方向に9%の強度向上を実現し、高いパワー伝達効率を誇り、重量は前後セットで1435gと従来モデルよりも軽量化に成功している”
とのこと。
→例えば、シャマルと比較して剛性が上がったかどうかは、走ってみてもあまり分かりません。ただ、シマノWH-6700と比較すると、リムのカッチリとした感じは明らかで、グイグイとペダルを踏み込んでいくと、しっかりと推進力に変換してくれる頼もしさは十分なものです。
「シャマル+フュージョン3」の組み合わせと比較すると、踏み出しの軽さや、加速性能は向上していると思いますが、「フュージョン3チューブレス」と「パナレーサーRACE Type L」というタイヤの特性の違いも大きいでしょうね。
また“フルクラムのアルミホイールで初めてCULTベアリングを採用し、回転性能の向上に努めている”とのこと。
CULTは、精度の高いセラミックベアリングと特別に開発されたベアリングレースの組み合わせにより、非常に軽い回転を
実現しているとのことで、ネット情報を色々と調べてみても軒並みの高評価を得ている模様。グリスが不要なためにハブ内
の抵抗が激減し、回転性能が著しく向上するのだとか。
→このCULTベアリングによる回転性能の違いは、ちょっと乗ってみただけでも明らかです。こいつは凄げぇや!の世界です。
CAAD10にこのホイールを装着して、400㌔強ほど走ってみた感想。ホイールを履き替えてのタイム測定など、ある程度客観的
なデータはまだまだ揃わないので、乗ってみての印象だけで言うと、これまでのホイールと大きく違う点が一つ。
それは、 「下りでの加速性能」
これは、凄いの一言。坂道を下っていくと、ハブがシューーンと滑らかに回転して、まるで坂の下にバイクが吸い込まれていくような加速感を覚えます。fumitaroの場合、下りは落車したり、コースアウトしたり、対向車に衝突したりは嫌なので(誰でもそうだろうけど)、無茶なスピードは出しません。下りで40㎞/h以上出ていたら、ペダルを踏むこともあまりありませんが、このホイールの場合、脚を止めても勝手にグイグイと加速していってしまいます。
そんなホイールを履いて、もし下りで脚をブン回してペダルを踏むとどうなるのか・・・ツールドフランスを走るプロレーサーの特級山岳からの下りの世界が一瞬だけでも垣間見えてしまいそうです。もちろん、プロレーサーのような制動力を持ちえない我々にはその直後に天国への扉が開かれることでしょうが。
一方で、このホイールの登坂性能の方は、下りでの加速性能のような著しい違いではありませんが、シャマル+フュージョン3の組み合わせに比べると、シャキシャキと前に進んでくれるような気がします。しかし、あくまでそんな気がするという程度で、劇的な軽やかさを得られるという訳ではないですね。タイム計測をしたら、「シャマル+フュージョン3」よりは速くなっているとは思いますが、タイム的に大きな差は出ないのではないかと思います。ホイールの違いよりも、その日の体調や気合いの違いの方がタイムに反映しそうな感じです。
平地での加速や踏み出しの良さ、高速巡航性能は、CULTベアリングとホイールの高剛性をもちまして、非常にハイレベルなものだと思います。圧倒的なハブの回転の良さで、速度をグイグイグイーっと上げていってくれます。試しに平地で思いっきりもがいてみましたが、これまでの最高時速をあっさりと更新することができました。
全力でもがいている乗り手に対し、ホイールが「もっとスピード上げれるだろ?頑張って上げろや」と冷ややかな目線で呟きかけてくる感じがします。「申し訳ない・・・これ以上無理です・・・」とホイールに思わず降参してしまいました。ペダリングやフォームが上達したらもっと速度が出そうな気配だけはひしひしと感じます。
400㎞ しか乗ってないけど、ここで、あえて結論!!
FULCRUM Racing ZERO Comp Limited Editionはとんでもなく素晴らしいホイール。こんなのが12万で買えちゃっていいの??という感じ。
もちろん、カーボンリム&チューブラーのホイールには、それぞれの特性にマッチした場面での走りの速さ的には敵わないでしょうが、コスト面や、取扱い易さを考えると、普段使いや遊びで色々と走るのに、これ以上にあらゆる面で優れているホイールはないのではないかと、根拠なく思えてしまいます。
このホイールが一つあれば、他のメーカーのハイグレードアルミリム完組ホイールは一切不要の万能ホイールです。
登りだけに特化するなら、R-シスSLの方が軽くて良いのだろうけど、他の面でのアドバンテージは、レーシングゼロコンプにあるのではないかと思います。
FULCRUM Racing ZERO Comp Limited Edition
価格:\12万程(wiggle価格)
重量:フロント・リア合計 1410g
おすすめ度:★★★★★★★ 満点
寸評:おそらくアルミリム完組ホイールでは最高級品ではないかと。
高剛性とCULTの回転性能は抜群です。
感動が文章からヒシヒシと伝わってきます…。
しかし、どんどんやばい世界にどっぷり浸かっていっているようで、心配です。金銭感覚マヒしてきとるがな!!(^^)
けど、次の狙い目は、ついにカーボンフレームとカーボンリムのホイールです。あ~新しいデュラエース9000も気になるし、Di2も良いなぁ。
ん~コホン。まぁ暫くは鳴りを潜めるとします。