茶粥を炊く

昨夜は妻が先月に奈良町で買ってきたほうじ茶を使って茶粥を炊いたのでござる。

たっぷりのお湯（使用する米の約10倍）を沸かして、ティーバッグに入れたほうじ茶の葉をその中に放り込んで好みの濃さになるまで煮出します。



好みの濃さになったらお茶っ葉を取り出してその中に洗った米を入れて炊くのです。
最初は強火、米がお茶の中で踊り始めたら弱火にして約15分で完成。

出来立て熱々のところに塩をパラパラと振っていただきます。



ん～、お茶はもうちょっと濃いめに煮出した方がよかったかなぁ。



一般的に茶粥といえば奈良が有名ですが、山口県でも食べられてるんですよ。
山口県全体で食べられてるのかどうかは知りませんが、少なくとも拙者の父母の生まれ育った瀬戸内側の広島寄りの地域では普通に日常的に食べられてます。
なので、拙者にとって茶粥は子どもの頃から食べ慣れてる味。
しばらく食べてなかったのでちょっと嬉しい♪

母親もよく作ってくれたんだけど、どっちかっていうと茶粥はばぁちゃんの味だなぁ。
母親が仕事をしてたので子どもの頃の拙者は夏休みや冬休みなどの長期の休みのときは母方の祖父母の家に預けられてることが多かったのです。
そこでの朝食は毎日茶粥。
んで、お昼は朝食で残った冷めた茶粥。
あつあつの茶粥も美味しいんだけど、冷めた茶粥ってのもまた美味しいのよ。
ばあちゃん手作りのふりかけ（煮干しをすり鉢で擦って胡麻、青のり、塩を混ぜたもの）を乗せてサラサラって食べるの。
お昼に食べる冷えた茶粥ってのは拙者にとって子どもの頃の夏休みの思い出のひとつなのです。



本日のお昼は昨夜の茶粥を冷蔵庫でつめたく冷やして食べやした。



きゅうりのキューちゃんと一緒に。
ポリポリサラサラポリポリサラサラ・・・・
ウマいねー♪

これから夏場になって食欲がないときにはこれいいですね。
ただ、拙者は夏場に食欲がなくなるってことがまずないんだけどね～（笑）









カレーの日々　7/16更新

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