チェルノブイリ子ども基金・事務局だより

チェルノブイリ子ども基金スタッフが綴る事務局の日々。

ベラルーシの子どもの保養終了 9/1新学期

2014-09-03 14:43:35 | Weblog
チェルノブイリ子ども基金は毎年夏、
ベラルーシのサナトリウム「希望」に病気の子どもたちを
健康回復のための保養に招待しています。

今年は、8/3-8/26、
ベラルーシのゴメリ州各地に住む子どもたち34人が
保養に参加しました。

それぞれに、腫瘍病、血液の病気、先天性の病気などがあり、
免疫力を高めるために、保養はとても重要です。
医師が保養への参加を認めた子どもたちです。

自然環境に恵まれ、設備の整ったサナトリウムで、
栄養のある安全な食事をとり、
必要な療法(マッサージ、薬草茶、アロマテラピー、運動療法など)を受け、
いろいろなクラブ活動や催し物に参加するなどして、
のびのびと過ごしました。


食堂での朝食風景

保養期間中、「日本週間」を開催しました。
在ベラルーシ日本大使館の協力で”日本紹介展”がありました。
人形や、茶道の道具、着物、日本食のサンプルなどが展示されました。





さらに、ミンスク市の日本文化センター「葉隠」の協力により、
合気道と日本画教室が、
また、子ども基金スタッフによる書道と折り紙教室も開かれました。




合気道教室 受け身の説明を受けているところ

 日本画教室

 書道教室


保養開始直後はかなり暑い日が続いていましたが、
最後の数日には雨が降り、急に気温が下がりました。
しかし、子どもたちは大きく体調を崩すこともなく、
それぞれの思い出を胸に、
無事、8/26に帰宅しました。

あちらの学校は9月1日が新学期です。
子どもたちは昨日から新しい学年を迎えています。

さらに詳しい保養の様子は
9月号子ども基金のニュースレター(9/20発行)で報告します。
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