Interminable-その日暮らしの手帖

南の島にルーツを持ち、着物アロハとハワイをこよなく愛するシャツ屋「ロケットシャツ」姉妹の、まったく個人的な日々の記録

え、あの人も入隊? Byパペ@

2007-07-31 09:44:52 | ダイエット
 近所の護国神社の掲示板には「自衛官募集」のポスターが貼ってあって「さすが!」なんだけど、今時「入隊」って言っちゃ、やっぱビリーんとこ?

 元体育会系の私としては、ストレッチとかヨガとかウォーキングとか、体にジワ~っとくる運動を継続するのがイイとは分かっていても、どうも走りこみや腕立て伏せ、電気椅子に千本ノックといった、息が切れたり翌日に筋肉痛を起こすような動きも欲しいところ(さすがに、途中で水は飲みますが)で、この際ビリーとやらのとこに入隊しようかなぁ、しかし日頃の平和主義をこんなミーハーなことで曲げてイイのかな、と目下大いに苦悩中。

 だって、BOOTだよ?軍隊だよ?しかもアメリカ軍だよ??

 などと、くだらない事で悶々としつつTVを見ていると、東ちづるが某旅番組で、訪問先のおばちゃんらの「演歌ビクス教室」なるものに合流し、演歌に合わせてパンチングをしながら「あ、この動き、ビリーだ、ビリー!いつもウチでやってるやつだ!」とはしゃいでいた。

 い、いいんですか?あなたが入隊しても?ドイツ平和村の人に聞かれたら、どう答えるんですか?

 なんか、ビリー→軍隊アレルギーの除去→反平和なんてこだわってるのは、私だけ?いいんかな、もう、入隊しちゃおうかな…。

危機一髪、とは違うけど Byパペ@

2007-07-24 20:48:29 | 不思議な話
 我が家の夏休み「新潟の某秘湯でまったり計画」は、先日の地震で夢と消えた。温泉そのものに被害はないらしいが、途中に寄る予定の柏崎市内の某所が、道ごと崩落しているとの事で、やむなくキャンセルしたのだ。

 被災地の方には、心よりお見舞い申し上げます。寒い時の阪神・淡路大震災も大変だったけど、暑い時も大変だと思う。

 そう言えば、昔、独身時代に友人と予定していた伊豆温泉も、出発の数日前に伊豆沖の海底火山の爆発で、いきなり中止になったっけ。火山爆発前から、「震度3くらいの群発地震なんて平気やん?」などとナメた口をきいてた私たちだが、海中から水柱の上がっている新聞一面の写真を見て、さすがに腰が抜けた。

 他にも、まだ物心が付く前の頃に、「釜ケ崎暴動」とやらに巻き込まれかけ、灯火管制よろしく消灯したままの市電(歳がばれる…)で帰宅したとか、高校野球開催中の甲子園球場周辺で将棋倒しで死傷者が出た時に、近しい時間・場所に並んでいたとか、日本海側の某海岸で短大生が拉致された場所に、その2週間前に遊びに行っていたとか…。

 いやいや、他にも色々あるが、これって特に私が危ない目に遭いそうになったと言うより、世の中には危ないことがいっぱいあると言うこと?

 夏休みは残念だったけど、今後とも気を引き締めていかなければいけません、ね。

マンモ de うー! By パペ@

2007-07-12 02:50:22 | 普通の日
 歳のせいか、友人との間で、健康の話や体調不良自慢が、最近いよいよ増えてきている。

 先日も、節目の年齢なので検診を受けると言う(仮称)リカちゃんママと、5年ぶりに人間ドックを予定していた私とで、検査項目や以前の受診歴を熱く語り合い、今回はお互いにマンモグラフィ初体験と言うことで、嫌がおうにも盛り上がった。

 聞く話によると、どうも板状のモノでおっぱいを上下に挟むらしく、我々(ゴメン、リカちゃんママまで巻き込んで…)貧乳マダムにそんなことが可能なのだろうか?が話題の中心だったが、意外に周りに「あれ、受けてきたよ」と言う人が居らず、首をひねったまま人間ドックの日を迎える事になった。

 そして当日、問診や身体計測などの後に、いよいよマンモ。担当の女性(女性で良かった!)の簡単な説明の後、髪を束ねて検査台へ。

 「乳腺が映るようにしますんで、ちょっと痛いですけど頑張ってくださいね。」
…えっと、私は痛いのには割りと強いと言うか、ちょっと好きだったりもするが、ちょっとじゃないです、コレ。
よくぞ貧乳をここまで?と言う感じで、搗き立ての餅のように引っ張って、上下から挟まれてたまま、訳が分からないくらい圧がかかって、もうおっぱいの押し花状態。
 痛さを感じないよう、目をそらし、人間ドックの後に行く予定のランチのことなどを考えながら現実逃避していると、
「はーい、方向変えてみますー。」
と、事もなげにいわれ、再度違う方向に挟まれ、それを左右ともだから計4回押し花作りをした後、ようやく解放。

 検査終了後、翌日に受診を控えたリカちゃんママに、「相当痛いよ~!」と嫌がらせにも似たメールを打つ。
 そして数日後、リカちゃんママと再会。痛みに耐えた苦しみを語り合い、互いの無事を喜び合った。

 なーんて、こんなふざけた事が言えるのも、2人とも検査結果に異常がなかったから。家庭でも会社でも一番頼りにされる世代=乳癌世代だと聞く。
 今の私よりも若くして乳癌に倒れた知人の事が胸によぎり、いくらマンモ検査が痛かろうが、もっと多くの人に積極的に受診してほしいな、と思った。

 チェリーよ、今年、市の無料の検診、受けときよ。
 そして、豊満な胸のFさん、会社の検診がないから是非ご自分で受けに行ってね。

いざ、阿呆の殿堂へ Byぱぺ@

2007-07-09 01:24:27 | 普通の日
 娘の重大な忘れ物のせいで、行きがかり上、休日のJR須磨駅を降り立ったパペとボンボンズ(BB4歳、KT2歳)。
 所用を済ませ、折角ここまで来たから海で遊ぼうと、駅舎内のSUBWAYでランチを調達し、海開き間もない須磨海岸へ。

 なんせ、関西中の阿呆が大集結する夏の須磨海岸である。無垢なボンボンズを連れて歩くのに一抹の不安はあったが、彼らの全神経は「今買ったポテト、早く食べたい」の1点集中で、周りの人には興味がない様子。

 いやはや、現役を退いてから行く須磨海岸でのマンウォッチングのオモロイ事。杉本彩みたいなお姉さんがいるな、と思ったら、後から黒人の彼氏が来たり、隣の女子グループに近づいてきたお兄ちゃんが、「オレ、マジ一目ぼれやから」って口説いてたり。(←ここは、昭和か?20世紀か!)

 しかしながら、客商売とは言え、海の家のお兄さんたちの礼儀正しく、商売熱心なこと!
 海岸に足を踏み入れた瞬間から、「お母さん(←いや、そうやけど、な)、ウチは持ち込みOKですから。」「休憩だけやったら、無料です。」の客引き合戦。しかし、場所柄?時間柄?どこか爽やか。

 そして帰ろうとしているときにも、「帰る前に休憩、どうです?」断って帰ろうとしても、「良かったら、そのゴミ(SUBWAYの残骸)、もらいますよ。」と。

 噂によると、海の家のお兄ちゃんたちは総じて相当モテるらしいが、ガタイが良く、日焼けしてて、コレだけよく気がついてまめに働けば、そりゃ「オレマジ一目ぼれ男」よりは、格段にモテるやろうとな、と実感。

 しかし、20歳くらいの男の子から「お母さん!」な。あの場で「奥さん!」言うのも、何かヤラシイしな、ま、仕方ないか。

イノシシ、真夏の夜の夢? Byパペ@

2007-07-09 00:52:03 | 普通の日
 昨年末、プランターに並べた淡色ビオラをごっそりやられた。花付きの良かった株ばかりを選んで根こそぎ抜いていたので、犯人はたぶん人間。

 そして、今春はまだ蕾も付かないポーチュラカが。無作為にごっそりと、しかし一部根を残して。犯人はたぶんイノシシ。

 会う人ごとに悔しさを訴えていた前者の事件に比し、お腹すいてたん?他に食べるモンなかったん?と思うと、腹が立たないどころが切なくなってくるのが後者の事件。
 っちゅうか、お宅の縄張りに家建てちゃって、ゴメンゴメン。こっちもなかなか大変で、街中には無理だったんだよねー。ま、ポーチュラカで良ければ、食って食って。の心境。

 ところが今年は、近所の小学校2年生全員が植木鉢で、枝豆・ナスなどから好きなものを選んで栽培しているらしい。そして数日前から自宅に持ち帰ってきて、家の前に並べているのだ。
 たぶん「夏休みに観察記録をつけましょう」みたいな話になるのだろうが、この小学校区=彼奴の縄張り、よ?

 喜べ、イノシシ!この夏は食いっぱぐれがないぞ!

 そして観察記録は、被害記録または餌付け記録に?泣くな、2年生。コレが自然の掟だから。

 

ついでに、もうひとつ英語の話 Byパペ@

2007-07-02 00:52:31 | 不思議な話
 BB(4歳、几帳面)は、まだ言葉を覚え初めの頃、「難しい、出来ない」ことを「固い!」と言っていた。
 その当時、「BBが難しくて困る事」と言うと、はめたブロックがはずれない、何かの蓋が開かない…と言った、まさに「固い」事ばかりだったが、"It is hard to do something"と言う構文を髣髴させ、結構不思議で面白かった。

 で、弟のKT(2歳、極悪かつひょうきん)は、もうすぐ3歳になると言うのに、最近ようやく喋り始めたところ。もちろん、日本語を。

 なのに、誰も教えないのに普段から「ポテイトウ」「トメイトウ」「ピ・ア・ノ(アを強く」と、妙に正しく言う。なぜ?

 そして、自分の服についてるロゴを指差し、「コレ、英語?」と聞く。ELLE…残念。これは英語ではなかったね。
 

ダンデライオン Byパペ@

2007-07-02 00:36:22 | 普通の日
 息子1(仮称:BB、4歳)は、近所の図書室愛用者。ここは、児童書が充実。懐かしい名作絵本はもちろん、新刊や私が子供の頃にはなかった、アジアやアフリカ、南米諸国の絵本も続々入荷される。
 で、昨日のBBは「ダンデライオン」(さく:ドン・フリーマン、福音館書店)と言う絵本をチョイス。

 ダンデライオンという名のライオンが、キリンからティーパーティーの招待を受ける。喜んだライオンは、散髪屋でたてがみにパーマをかけ、流行のジャケットやステッキを買ってめかし込む。そして、キリンの好きなタンポポ(ダンデライオン、ですね)の花束を手に訪問するが、いつもとまるで違う容姿ゆえに「どなた?訪問先をお間違いでは?」と、家に入れてもらえない。
 そのうち雨風が吹き、花束もたてがみのパーマも台無し。濡れたジャケットも脱ぎ捨てるが、咲いていたタンポポを摘んで、再度キリンを訪問したところ、「皆で待っていたところ」と大歓迎を受ける。
 やがてダンデライオンは、先ほど訪問してきた伊達ライオンが自分であることをカミングアウト。キリンは非礼を謝るが、ライオンは自分らしさが大事であることを悟る、という話。

 ま、アメリカの道徳本みたいな話だが、文章も翻訳物としてはテンポがよく、登場人物(動物?)の表情が豊かで、ライオンが自慢げだったり、しょぼくれてたりと、BBだけでなく大人もなかなか楽しめる。

 強いて言うならば、なぜライオンの名前がDANDELION(タンポポ)なのか?自然体の飾らない姿の象徴として、バラではなくダンデライオンを登場させ、LIONとかけているのだろうが、ライオンのたてがみがタンポポにも見えるし、そういったニュアンスをもう少し訳文に取り入れられなかったかな?…と思って翻訳者を見ると、「やく:アーサー・ビナード」?

 日本語に翻訳された本で、翻訳者が非日本人って初めて。たぶん、日本語が母国語ではないのでしょうが、その割にはすばらしい出来、といえる文章でした。

 ダメ出ししてゴメン!私も英語、頑張らないと。その前に、日本語もブラッシュ・アップ?