姿勢の気をつけ方で提案がある。
「骨盤と肋骨を引き離すようにする」というものだが、どうだろうか。
この意識でウエスト長く、お腹も長く、腰も長くするのだ。
「伸ばす」だと腰を反らせるイメージが入ってきてしまうので、ココは敢えて「長く」と書いている。
せっかく背筋を伸ばそうとしているのに、腰を縮める方向に頑張ってしまう人がいる。
自分では決して縮めているつもりはないのに、だ。
胸を張ろうとして肩甲骨を寄せて引き下げた時や、尾てい骨を前方に巻き込もうとしているとか、お腹に力をいれたつもりで腰にもぐっと圧迫するような力を感じていたら、腰が縮まっている可能性がある。
そんな腰の縮め方をしない為に、まず、腰の位置と範囲をしっかりイメージする。
こんなのはどうだろうか。
胴体は胸部、ウエスト、骨盤の3部分からなっているというイメージである。
ウエストをイメージできたら、骨盤と肋骨を引き離すようにして、ウエストを長くする。
胴長になるようでイヤかもしれないけれど、そこはちゃんと長さを感じて欲しい。
前側も横も後ろも、同じだけ引き離してそしてウエストを長くする。
姿勢を良くする時だけでなく、腰を反らせる時も歩いている時も、椅子に座る時も何か運動をしている時も、「ウエスト長く」「骨盤と肋骨を引き離す」意識してみるといいかもしれない。
案外、思わぬところで腰を縮めていたことに気がつくかもしれない。
ということで、腰を縮めないために「骨盤と肋骨を引き離す」という意識のオススメであった。