ケミストの日常

大学化学系教員の日々考えること。
HNはchem@uと省略してます。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

低線量放射線の被ばくの人体影響について

2011-05-01 14:10:03 | 科学系
別記事のコメント欄でのやり取りであった、「第22回 原子力安全委員会速記録」中の

ただ一つはっきりと申し上げておきたいことは、私どもは非常に保守的に1年間に1mSvを一般公衆の被ばく線量として目指しておりますので、20mSvに急に上がるということに大変心配されるのではないかと思います。

しかし、あくまで1年間に100mSvまでは確定的影響という被ばくをしたときに、短期間に現れる身体影響も、長期的に起こってくる晩発的影響、確率的影響も起こらないことをはっきり皆様に理解していただきたいと思います。

特に今回は、急性被ばく、一度の被ばくではなく、継続している慢性被ばくですから、影響はより少ないというふうに考えられます。100mSv以下では心配は無いのだということをご理解していただいた上で、それでもなおかつ、できるだけ低い線量を目指すということで、ICRPのいう20mSvを目標にするという考え方で防護区域をもう一度考えていただくというのが適切ではないかと思います。


こういったドンデモ発言に間違いの指摘も訂正もない場所で、我々の、そして子どもたちの安全に係る議論がなされていることに空恐ろしさを感じます。

この発言をした久住さんとはどんな方といえば、委員紹介から

久住 静代 (専門:放射線影響学) 1972.3. 広島大学医学部医学科卒業
1988.5. 日米共同研究機関・放射線影響研究所臨床研究部副部長
1989.4. 広島大学原爆放射能医学研究所非常勤講師
1996.4. (財)放射線影響協会放射線疫学調査センター審議役
2004.4. 原子力安全委員会委員(常勤)


特に個人を批判することをするつもりはありませんが、そういえば、似たようなことはメディアでもしばしば専門家諸氏の発言でも出てきます。

日本の放射線防護の政策決定に携わる人たち、それにつながる人たちの間での共通理解なのでしょう。



一方の、ICRPおよび現在の常識とされる低線量放射線の人体への影響については、東京電力福島第一原子力発電所事故の健康リスクという3月25日の記事に書いた通り。

ICRPでは1Svの発癌リスク5%を採用しているのに対し、1Svの発癌確率を10%として説明をしていますが、考え方は基本的に同じです。

資料を見る際、癌による致死か、癌の発生(非致死性含む)か、による違いや、統計年による違いもあり、余り細かく考えても仕方がないと思っています。

100mSv/年なら全然問題ない、というトンデモさんがいる半面、100mSv/年以下での影響は確認されていないという表現を取られる方もいらっしゃいます。

新聞系ではこっちが多いかも、言質を取られたくないんでしょうね。

「確認されていない」≠「影響は無い」であることは科学的には当然なんですが、世の中的には、=で結んで受け取るケースが多そうな気がします。

そういった意味でのリスクコミュニケーションのあり方についてもちょっと気になりますが、今日は確認されていないのままでいいんか? という話題。



最近(4月以降?)TWITTERのTLに「低線量でも影響あり」「100mSvで1%がん」のような話題が断続的に流れるようになっています。

リンクされているのはほぼ100%共同通信の昔の記事

線量限度の被ばくで発がん 国際調査で結論
 【ワシントン30日共同】放射線被ばくは低線量でも発がんリスクがあり、職業上の被ばく線量限度である5年間で100ミリシーベルトの被ばくでも約1%の人が放射線に起因するがんになるとの報告書を、米科学アカデミーが世界の最新データを基に30日までにまとめた。報告書は「被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はないと指摘。国際がん研究機関などが日本を含む15カ国の原発作業員を対象にした調査でも、線量限度以内の低線量被ばくで、がん死の危険が高まることが判明した。  低線量被ばくの人体への影響をめぐっては「一定量までなら害はない」との主張や「ごく低線量の被ばくは免疫を強め、健康のためになる」との説もあった。報告書はこれらの説を否定、低線量でも発がんリスクはあると結論づけた 2005/06/30 12:03 【共同通信】

私の過去記事でも「低用量では予想より発癌率は下がる可能性大」といったことを書いていましたが、どうもそうじゃないかもしれない?、と言う話題が、アメリカ科学アカデミー(NAS)でまとめられてる、ということで気になっていました。

そのうちオリジナルにリンクされたtweetでもないか、と待っていましたがなかなか流れないので、GWに自分で探しに。

で、見つけたのが市民科学研究室の低線量被曝研究会のページ。

低線量放射線被曝リスクをめぐる最近の動向── BEIR VII 報告を中心として


BEIR委員会とは、米国科学アカデミー(NAS)/米国研究評議会(NRC)の下に置 かれている放射線影響研究評議会(BRER)内の1つの委員会で、「電離放射線の生物学的影響」に関する委員会のことです。

BEIR報告は、アメリカ国内にとどまらず、これまでにも国際的な放射線防護基準の基礎とされるICRP(国際放射線防護委員会)の勧告やUNSCEAR(国連・原子放射線の影響に関する科学委員会)の報告にも大きな影響を与えてきた重要な報告書です。低線量放射線被曝による発がんなどのリスクについて、「放射線被曝には、これ以下なら安全」と言える量はないとの見解を示し、それが、近く出されることになっているICRPの新勧告や、さらには日本国内の放射線防護指針に、どのように反映されるのか、注目されます。市民科学研究室「低線量被曝プロジェクト」のメンバーがその報告書の要約部分を全文訳しました。ご利用いただければ幸いです。


欲しい情報そのままビンゴ、おまけに要約部分の和約まで掲載されているじゃないですか。

そして、原資料へのリンクもありました。

Health Risks from Exposure to Low Levels of Ionizing Radiation: BEIR VII Phase 2

まず、研究会の柿原 泰(市民科学研究室「低線量被曝プロジェクト」)さんの解説から
これまで低線量の放射線の影響については、大きく分けると、
①ある量以下なら安全である、つまり「しきい値」があるという説、
②低線量域においても高線量域の場合に比例して影響があるとするLNT(直線しきい値なし)説、
③低線量であれば、被曝すると生命活動が活性化されるというホルミシス効果があり、かえって健康によいという説、
④逆に、ECRRなどのように、これまで低線量被曝の影響は過小評価されてきたとして、外部被曝だけでなく体内に取り込まれた放射性物質による内部被曝をも考慮に入れると、低線量においてはより影響が大きくなることがある、
という見方があった


「しきい値」説がトンデモと表現した冒頭の久住さんの発言の例など。

久住さん自らがその説を支持することと、国の政策決定の場で、世に広く受け入れ放射線防護の基盤となっている「LNT(直線しきい値なし)説」を無視してよいことは、別の議論であり、トンデモと評価するに値するでしょう。

でBEIR VII報告でどうなったかというと、

BEIR VIIでは、低線量(100ミリシーベルト以下)の低LET放射線(X線やガンマ線)の被曝による健康影響に着目し、がんや遺伝性の疾患、さらには心疾患のような他の影響までを対象としている。主なデータとして、長年続けられている広島・長崎の被爆者調査、すでに触れた15カ国の原子力施設の労働者調査、医療被曝や環境放射線被曝の調査などの疫学研究を包括的にレビューし、さらに適応応答、放射線感受性、バイスタンダー効果、ホルミシス効果、ゲノム不安定性などについての生物学的研究をふまえている。1990年のBEIR V以降の新しい疫学的知見と細胞レベルの生物学的研究とを総合して、低線量放射線のリスクをモデル化した。

その結論として、放射線被曝のリスクは、低線量でもしきい値なしの線形を示し、どんなに小さい線量でもリスクを少しは増やす、とLNTリスクモデルを支持した。具体的には、例えば、100ミリシーベルト(職業上の被曝の5年間での線量限度とされている値)の被曝でも約1パーセントの人が放射線によるがん(固形がんや白血病)になる、つまり、他の原因でがんになる人(100人中42人と推定)に加えて、さらに100人に1人が放射線被曝が原因でがんになる、という。


これに対する評価として

これまで、ICRP1990年勧告などは、はっきりと影響がわからない低線量域でも放射線防護の観点から、より安全を考慮してLNT仮説を採用する、としていた。それに対して、BEIR VII報告は、細胞レベルの実験や動物実験による生物学的基礎研究と人間集団の疫学データをあわせて考慮したうえで、LNT仮説は低線量域でも科学的に正しいと結論づけた。

というわけで、なんだか、私が後付けで説明することも何もない感じなんで、ちょっと不満なんですが、2006年07月09日 の時点で認識されていたこれらの事実、再度光を照らしてみてもいいんじゃないでしょうか。

和約が不満と言う向きにはHealth Risks from Exposure to Low Levels of Ionizing Radiation: BEIR VII Phase 2で原文を当たってください。

とりあえず、PDF summary と Repart in Brief くらいなら頑張れば目を通せそうです。

On average, assuming a sex and age distribution similar to that of the entire U.S. population, the BEIR VII lifetime risk model predicts that approximately one individual in 100 persons would be expected to develop cancer (solid cancer or leukemia) from a dose of 100 mSv while approximately 42 of the 100 individuals would be expected to develop solid cancer or leukemia from other causes (see Figure 2).
Lower doses would produce proportionally lower risks. For example, it is predicted that approximately one individual in 1000 would develop cancer from an exposure to 10 mSv.


At doses of 100 mSv or less, statistical limitations make it difficult to evaluate cancer risk in humans. A comprehensive review of available biological and biophysical data led the committee to conclude that the
risk would continue in a linear fashion at lower doses without a threshold and that the smallest dose has the potential to cause a small increase in risk to humans. This assumption is termed the “linear-no-threshold”(LNT) model.
There are two competing hypotheses to the linear no-threshold model. One is that low doses of radiation
are more harmful than a linear, no-threshold model of effects would suggest. BEIR VII finds that the radiation health effects research, taken as a whole, does not support this hypothesis. The other hypothesis suggests that risks are smaller than predicted by the linear no-threshold model are nonexistent, or that low doses of radiation may even be beneficial. The report concludes that the
preponderance of information indicates that there will be some risk, even at low doses, although the risk is small.


「low doses of radiation may even be beneficial」低線量は体にいい、という仮説が、明確に否定されていることにも注目。

低線量は体にいい、というのは、日本でも、「ホルミシス効果」などと言って、主張されている方も結構います。(武田さんもホルミシスを支持する言説を繰り返しています)

とりあえずcommitteeの出した結論
○the risk would continue in a linear fashion at lower doses without a threshold
○the smallest dose has the potential to cause a small increase in risk to humans
リスクは低線量被ばくでも閾地無しで直線的な相関で存在し続ける(wouldはかなり強い確信のある推測)
わずかの線量の被ばくでも人のリスクを一定程度増加させる

さすがにこの結論が妥当か否かまで遡るほどの時間的余裕も、能力(分野が違う)もありませんが。

それなりに信頼するに足るところから出ている情報で、複数の異なる基準が出ている場合、より安全側にたって対策を取るというのは合理的な判断方法になりえます。

ジャンル:
ウェブログ
コメント (16)   トラックバック (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 似非科学批判症候群 | トップ | SPEEDIの追加結果がでてきた »
最近の画像もっと見る

16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頭の中がすっきりしました (pikiy)
2011-05-01 17:44:59
頭の中でモヤモヤしていた低線量被曝の影響有無について、結論がでていないだろうことが納得でき、すっきりしました。
今日の国会で、内閣官房参与・小佐古教授の辞任表明に絡めて、放射線防護に対する規制・運用に対しての質疑がありました。
原子力災害対策に関連する法律・指針・マニュアルを軽視してしているとの指摘については、原子力安全委員会からの助言に基づいて決定しているので問題ないはず、との菅首相の回答。(意味不明)
小学校等の校庭利用の20mSv/y基準の撤回要求については、ICRP勧告をベースとした原子力安全委員会の助言に基づいたもので、今後の放射線レベルの経過を委員会に報告するので問題ない、との高木文部大臣の回答。森議員からは内部被曝やECRR基準や電離放射線障害防止規則の面からの厳しい突っ込みがありました。(よく勉強している)
結局「原子力安全委員会」の果たすべき責務って、何だろう? との疑問が沸いて来ています。
とにかく、今日の国会質疑をきっかけに校庭の除染が実施されること、より安全側に立った対策・運用に繋がる様になることを祈っています。
Unknown (chem@u)
2011-05-01 20:26:02
まあ、原子力安全委員会は存在意義を失ったというのが個人的評価です。

保安院とともに、ざっくりリストラしても誰も困らないと思います。

PS
重複は不可視化しました。
リスク曲線 (busshi_sugu)
2011-05-03 21:11:58
(多重投稿になってしまいすみません)
はじめまして。食品の暫定規制値の記事以来、大変参考にさせて頂いています。(放射線の専門家ではありません)

例えば数十mSv以下の低線量 r に対するリスク曲線の形は、明確な決定はなかなか困難かと思いますが、

(リスク) ~ a(r-r_c)+b(r-r_c)^2

がBEIR VII報告(r_c = 0)、あるいは

(リスク) ~ (r-r_c)^α (α<1)

なのかも知れません。閾値 r_c は仮に有限でも非常に小さいと想定すべきかと思います。

内部被曝の危険性も併せれば(よく引用される広島・長崎の被爆者調査は基本的に外部被曝)、基本的にBEIR通り、
「低線量でもリスクあり、自然以外の被曝は可能な限り避けるべき」
と考えるのが妥当なのでしょう。
放射線管理手帳 (koneko)
2011-05-04 13:45:29
ドンデモ発言が横行しているということは自衛が必要となりますね。

となれば、該当地域の子供たちや影響を受けやすい人達は、記憶の鮮明なうちに、原子力施設従事者と同様な放射線管理手帳のようなものを用意して記録(線量は空白で)、定期的な健康診断の義務化を働きかけていく必要がありそうです。

その場合、記録項目にどのようなものが必要かそろそろ論議しないといけないのではないでしょうか。
Unknown (chem@u)
2011-05-04 15:38:28
busshi_suguさま、コメントありがとうございます。

40%の癌死亡の上に乗っかってくる1%未満の低線量の影響ですから、確定的なことはなかなか言いにくい部分ですよね。

それでも、やったBEIR VIIは頑張ったと言っていいのではないでしょうか。

BEIRによれば、低線量ではシンプルな比例式(LNTモデル)で表現できます。

(癌発生)=(定数)×(被ばく量)

癌以外についても、日本では「確認されていない」を「影響は無い」のニュアンスで用いがちです。

こちらは、「there is no direct evidence of increased risk of non-cancer diseases at low doses, and data are inadequate to quantify this risk if it exists」「データが無いから証拠が集まっていない」=「わからない」のニュアンスになり、サイエンスに忠実な表現になってます。


Unknown (chem@u)
2011-05-04 15:50:59
将来の全身の被ばく量は、引っ越し・客土など組み合わせれば今ならまだコントロールできる範囲ですから、被ばく前提の健康モニターは過去の甲状腺等価線量が高く出そうな場合のみでいいかもしれません。

今は、それよりも、どれだけ被曝したかの推計に資するもろもろが重要になると思います。

高線量地域では、個人レベルでは、建物の気密性の程度の確認、日毎の屋内屋外の滞在状況、期間中の高線量/低線量地域への移動、部屋の掃除の状況、衣類のコート等外套の使用状況、食べた物、こういったものの記録をしていくことかなあ、と思います。

多分記録することで、被ばくを避けようという意識にもつながると思います。
Unknown (chem@u)
2011-05-04 15:51:31
上のはkonekoさま宛てです。
Unknown (chem@u)
2011-05-04 15:57:21
busshi_suguさんのコメントの重複分を保留(不可視化)にしました。
Unknown (busshi_sugu)
2011-05-09 01:15:12
リプライありがとうございます。(前回の私の失敗投稿でお手数お掛けしました。削除でも結構です)

BEIR-VII は直線でいいとしてますね。

一方、放射線治療後の追跡調査では、例えば次の様な、(やや特殊ケースながら)有意な影響はないとする報告もあるようです。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9686552
(フルテキストは読んでいません。甲状腺疾患者(約3万5千人)へのI-131治療後のがん標準化死亡比調査。トータルでほぼ影響なしの結論)

放射線医に、安全性を強調する向きが強い印象がある背景には、類似の報告があるためかと考えています。(又は、あまり危険と言うと患者さんが来なくなるからw)

治療の場合、基本外部被曝のみで、(一部のCTを除けば)限局部への照射と思われるので、今回の様な原発事故きっかけの被曝とは、だいぶ条件が違うのではと思います。

過去記事への追加コメント、失礼しました。
Unknown (chem@u)
2011-05-09 18:26:23
I-131を使った治療は内服によるようですので、甲状腺がんが話題になる内部被ばくによる治療のようです。

甲状腺への特異的な作用のため、他の組織への影響は逆に小さくなるのかなあ、とも思いましたが、要旨だけだと判断は難しいですね。

ちなみにBEIR-VIIのほうは

The information available from epidemiologic studies has been greatly increased.
a. For the A-bomb survivors, cancer incidence data from the Hiroshima and Nagasaki tumor registries have become available (13,000 cases of solid cancer), and the number of solid cancer deaths available for analysis has nearly doubled (10,000 deaths).
b. There are new data from many studies of persons exposed for medical reasons. These data have been incorporated in estimating risks of female breast cancer and thyroid cancer.
c. There are new data from studies of nuclear workers exposed at low doses and dose rates, including results of analyses that combine data from many studies. These data were evaluated and found to be compatible with BEIR VII risk estimates.

広島長崎の追跡調査、医療目的の被ばく者の追跡調査、原子力労働従事者の調査、を対象に疫学的調査を行ったということで、こういった個別の報告も含めての統計処理だと思います。

Unknown (pil\kiy)
2011-05-14 17:13:34
5月12日の原子力安全委員会の議事録より久住委員 の発言。

「私は、先日4月10日の原子力安全委員会におきまして、「1年間に100mSvまでは確定的影響という被ばくしたときに、短期間に現れる身体的影響も長期的に起こってくる晩発的影響、確率的影響も起こらない」と発言いたしましたところですが、一部、誤解を招く部分がございましたので、以下のように訂正させていただきたいと思います。「1年間に100mSvまでは、確定的影響という被ばくしたときに短期間に現れる身体的影響は認められず、また長期的に発症する晩発的影響について、特にがんリスクの推定に用いる疫学的方法は、およそ100mSvまでの線量範囲でのがんのリスクを直接明らかにする力は持たないという一般的な合意がある」という表現に直させていただきたいと思います。」

http://www.nsc.go.jp/anzen/soki/soki2011/genan_so31.pdf

「誤解を招く」とのことですが、少なくとも当時の官邸の発言やアクションを思い起こすと、「100mSv以下は問題なし」がベースにあったと思っています。いずれにせよ、公式に認識が改められたことは良い方向かな、と。

これに対して班目委員長が「それでは、そういう形で改めて議事録を書いていただきたいと思います。」と言っていますが、その議事録を修正するってことかな??? (現時点では修正されておらす、念のため保管しておきました)
Unknown (chem@u)
2011-05-14 17:32:38
私もちょうど記事を上げたところでした。

で、議事録、私も保管してます。

当初個人批判は慎もうと思ったけど、だいぶ個人批判に走るようになってきたかも。

ちょっと自重しよう。
内部被ばくは? (Unknown)
2011-06-27 16:46:31
低量の外部被ばくについては概ね分かりましたが、内部被ばくについては、もっと深刻な疫学的研究も発表されているとは思うのですが?
Unknown (chem@u)
2011-07-01 19:31:26
詳しくお願いします。
放射線に抵抗がついて大丈夫になったという実例がない (Unknown)
2011-08-27 00:17:06
>「ごく低線量の被ばくは免疫を強め、健康のためになる」

こういう発言する人が裏付けデータ出すの見た事無いです

人気には免疫力があるからって理屈なんだろうけど現実は年寄りは細胞分裂しないから影響がなくなるってだけの話。

そういう新しい知見が無い人達なんでしょう

それを耐性というんだから立派なものです。是非、福島の若い人達と居住区を交換して核実験を乗り越えた『耐性』がある世代がしっかり土地を浄化して欲しいです
Unknown (chem@u)
2011-08-28 18:21:58
わずかの放射線が体にいい、という説の根拠は、ラドン温泉あたりな感じですね。

ここで言う、根拠は、あくまで経験・言い伝えのレベルにとどまっていて、科学ベースの根拠が無い、というのはご指摘の通りと思います。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
6/11 食品の暫定基準値の考え方についてまとめました (3.11東日本大震災後の日本)
食品の暫定基準値については、これまでいろんな方がすでにまとめられています。私はこれまでそのあたりの基準値についてはあまり深く言及しないというスタンスでやってきました。 でも、守谷市の20mSv/年を...