おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

神島・伊良湖物語(岩牡蠣食べちゃう)

2017年10月12日 | お出かけ
季刊誌「そう」の関係で
神島の海女さんを取材いたしました。
詳しいことは本で書いておりますので
そちらを参照していただきたいのですが
結論から言うと
海女さんが「獲ったどーっ!」と
誇らしげにアワビを掲げる
決定的な瞬間には立ち会えませんでした…
台風5号のバカヤローーー!
取り乱して失礼いたしました。
遥か南の海上で停滞していた台風5号の影響で
日本三大潮流に数えられる伊良湖水道が
タライを激しく振るったようにうねりまして
8月に入っての海女漁は殆ど中止になっておりました。
しかし、潜れるリミットはお盆前まで。
海女の記事を書くのに海女漁が見れないなんて
どうすりゃいいのさ、とやさぐれていた時
島の関係者から朗報が。
特例措置として8月11日に解禁すると言うのです。
本来ならば8月10日までですが
お盆に帰省する子や孫に
アワビの一つでも持たせてやろうとのお計らい。
それは行くしかないと
カメラマンと朝6時の連絡船で神島へ。



海女漁決行ならこの旗が上がるはず

待てど暮らせど島内放送が流れず
近くを歩いていたご婦人に尋ねると
朝6時半の発表で中止が決定したとか。
確かに連絡船は結構揺れた。
気のせいだ、大丈夫、
これくらいならきっと潜る、と自分に言い聞かせ
島に降り立つも中止とは。。。。



連絡船は伊良湖へ帰港

私たちを嘲笑うかのように
頭上でトンビがくるりと輪を描きました(事実)。
次の連絡船は11時出発。
ここから4時間どうしようと途方に暮れる。
島の関係者に連絡を取るも
みなさんお盆の準備で忙しく
話を聞かせてくれそうな人がなかなか見つからないと。
カメラマンさんと港でぼーっと遠い目をしていたら
海女OGだと言う方が声をかけてくれたんです。
昔話やら海女漁のことなどお話ししてくださり
なんとか記事が書けそうな気がしてきました。



海女小屋

本来ならここで
サザエの一つでもご馳走に…
なーんて甘い考えは
木っ端微塵に打ち破られました。



連絡船が神島に到着

船長さんが非常に気の毒がってくれ
知り合いにヤラセを頼もうか?
など気を遣っていただきましたけど
「そう」の趣旨には相反します。
感謝の意を述べた上で丁重にお断りし
見聞きした事実をそのまま書くことにしました。
編集長も賛同してくださって心底ホッ。
そんなハラハラドキドキのスッタモンダが
文章から伝わってくると思います。
12月初旬発行なのでお楽しみに!


神島にはふらりと立ち寄れる食堂がありません。
前日までに要予約で食べさせてくれるお店が1軒のみ。
ちょうど帰りの連絡船が一緒だった男性2人組は
そのことを知らずに渡航してしまったので
前日の昼から口にしたのはおにぎりのみ。
気の毒に思った島の人が恵んでくださったんですって^^;
当たり前ですけどコンビニもないので
神島に行かれる際はご注意を。
そんなこんなで空腹なまま伊良湖へ戻り
向かった先は「みなみ」さん。
目的は…そう。岩牡蠣です。


SUICAを置いてみました



6年モノぐらいかな?

この牡蠣を獲る漁師さんを取材したことがありますが
漁ができる日はやはり大潮で視界が良く
波が少ない日に限定されるそうです。
岩礁帯で潜るのは命懸けですもんね。




重くて千切れそう

口いっぱいに海のミルクが広がり
磯の香りが鼻から抜けて至福のひととき。
一年に一度は食べたい牡蠣です。
嗚呼、美味しかった。



お刺身定食

器をまっすぐに整える気力もなし(笑)



鯛・鰆・カンパチ

伊良湖直送なので鮮度は抜群です。
ご馳走様でした。


人間の思う通りに自然は動きません。
海の恩恵を受けて生活する島の人々は
そのことをよーく理解していらっしゃるようで
潜れないからと悔しがる素ぶりは一切ありませんでした。
海が荒れたら潜らない、ただそれだけのこと。
命を守るための掟なのです。
大変勉強になりました。感謝。


神島・伊良湖物語(岩牡蠣食べちゃう) 〜完〜
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