今朝、庭木の剪定後、最近調子の良くなかったキャブレターのOHに挑みました。
先々月、エンジンのOHが完了し、本体とドライブシャフトなどは良くなったのですが、
以前から不調であったSOLEX30pict-3キャブレターが、クタクタの絶不調状態です。
先週、オークションで入手した'66本来の30pict-1をOHして作動させたのですが、
これもアイドリングが安定せず、30pict-3に再度戻して使用してました。
30pict-3後期型は、その作りや調整アジャスト方法が34pict-3と似通っていて、
最初34pict-3と間違って認識していましたが、よく考えてみると1966Type-1の
インテーク マニフォールドはφ 30mm、だから30pict-3なのだと気付きました。
その30pict-3、未だエンジン馴らし運転中ですが、高回転域では頗る調子がよく、
不調は、以前からアイドリングが1000rpm辺りでないと安定しなかったものが、
更に悪くなり、アイドリング時のエアコン作動や走行後にストールするようになった。
先週、その30pict-3のOHを今日決行することとし、幾つかの部品屋の手配して、
今朝一番、まずF社からストックキャブレターリビルトKITが届き、続き強化ケミカル、
スーパーキャブクリーナー原液タイプ4L、R社からジェットやラインホース類が届き、
庭仕事が一段落し後、車庫へ行き、 Käferのお尻からキャブレターを外しました。
OH作業は、まず多方向からキャブレターの写真を撮すことから始めました。
なぜなら分解後、どの部品が何処にどう付いていたか解らなくなりそうでしたから。
次にやはり写真を撮りつつ、順番に各部品の取り外しに掛かりました。
オートチョーク部分、ポンプダイヤフラム部分やカットオフバルブ、スロットルレバー、
そしていよいよキャブレター上部の切り離し後、ガスケットの除去、バキューム部品、
フロート部品、エア補正ジェット、メインジェット、ボリュームコントロールスクリュー、
パイロットジェット、ニードルバルブなどなど...
それらをポリ容器とガラス瓶に分け、電気スイッチやゴムプラスチック部品以外を
今朝届いたYAMAHA製スーパーキャブクリーナー原液に漬け込みました。
金属部品は、一晩漬け込み、明日スーパーキャブクリーナー溶液を洗い落とした後、
リビルト部品と共に組み立て復元し、Käferのお尻のエンジンへ組み込む予定です。